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B食倶楽部 食べてきました!今週のピックアップB食店/vol.16
ベトナムのおしゃれなカフェ風「ミレイ(東京・蒲田)」
手書きの看板は、可愛らしいデザイン。
田空港に近い蒲田に、いつも予約でいっぱいのベトナム料理屋がある。セイウチ兄さんがB食LOGで紹介している「ミレイ」だ。
「ベトナム旅行で食べた料理に、引けをとりません。洗練されている分、こちらのほうがおススメかもしれません」
と話すセイウチ兄さん。ブログでは身体と財布に優しく、そしておいしい料理を紹介している。本当は教えたくないんですけど、といって案内してくれたミレイは、若いベトナム人たちが切り盛りする手作りのレストランだ。
路沿いの飲み屋街の一角、古いビルの2階にある店は、一見ではなかなか足を踏み入れにくい。しかし、扉を開けると店内は若いカップルやグループ客でいっぱいだ。小さな椅子やテーブル、壁に描かれたイラストなど、近年ベトナムで流行り始めたカフェのようなポップな内装。しかし食べられるのは、サラダからデザートまで90種類近く揃った、本格的なベトナム料理だ。写真やイラストでかわいらしく説明されたメニューは、見ているだけでも楽しくなる。「予約が取れれば毎週でも来るんですが、月に1度がやっとです」、というセイウチ兄さんに料理を選んでもらう。
メニュー
メニューは写真とイラストで料理を説明。
ベトナムのビール「333(バーバーバー)」(500円)もある。
ずは、エビ、肉、魚とある生春巻きの中から、定番の「海老の生春巻き」(630円)を注文。ピーナッツの粒が丸ごと入った、甘辛いソースを付けて食べるヘルシーな1品だ。次の「牛肉とレモングラスのサラダ」(1250円)は、彼のお気に入りの1皿だ。短冊切りされたセロリの食感が心地よく、(ドレッシングに使われていると思われる)レモングラスとともにさっぱりとした印象を与えてくれる。メニューに説明されているように、暑い日におすすめのサラダである。
海老の生春巻き
牛肉とレモングラスのサラダ
ょうがが効いて体が温まります。ソースはご飯にかけて食べるといいんですよ」と説明してくれた「アサリのルアモイ生姜炒め」は、ベトナムの焼酎ルアモイが使われている。そして、セイウチ兄さんがもっともおススメする料理、「鶏もも肉の香味グリル」(1050円)が登場。レタス、トマトの上にはこんがりと焼かれたチキンと香菜が乗っている。添えられているのは、酢漬けされたきゅうり、だいこん、にんじんだ。
「白コショウ、塩、レモン汁でできたドレッシングを少しかけていただきます。これが最高なんです」
レモンのさっぱりした味が香ばしいチキンと一緒になって、なんとも上品な味わい。 そして、塩によって肉の甘味が引き出されておいしい。
アサリのルアモイ生姜炒め 鶏もも肉の香草グリル
イウチ兄さんも初めてという「山芋のスープ」(840円)、「イシモチのネギ焼き」をその後に味わって、ご飯と麺類をオーダー。
山芋のスープ イシモチのネギ焼き
んだのは、甘くグリルされた骨付き肉がドーンと盛られた「スペアリブのせご飯」(1050円)、屋台料理には欠かせない「骨付きロースと目玉焼きのせご飯」(1050円)、酢が効いてあっさりとした「牛肉のフォー」(840円)である。
スペアリブのせご飯→骨付きロースと目玉焼きのせご飯→牛肉のフォー
い味が好きなので、スペアリブご飯のような料理にはまります。僕はお酒を飲まないのでデザートもいきますよ」というセイウチ兄さんのリクエストに従って、「チェー・ババ」(420円)と「揚げバナナ」(520円)を楽しむ。
「チェーは、さつまいものあん、ココナッツミルク、ピーナッツ、手作りタピオカが入っているんです。現地でも見かけない、オリジナルのおしゃれなデザート」
チェーは全部で5種類。バジルやドライフルーツなどもある。揚げバナナは、ざく切りされたバナナのフリッターで、ほんのり甘くてしっとりとしたデザートだった。
チェー・ババ 揚げバナナ
カクテル(30種類以上)は
すべて550円。
写真は ブラッディーマリー。
レイの料理は、どれも甘すぎず辛すぎずという上品な味わい。ヘルシーで飽きのこない、洗練されたベトナム料理といえる。セイウチ兄さんプラス酒飲み3名という構成で出かけたこの日、ビール、カクテル、ジュースなどを各人が3、4杯飲みながら、これらの料理を完食。1人当り4500円という支払いだった。最後にセイウチ兄さんは一言。
「いや、今夜は結構食べましたね。いつもは2500円以内です」
ミレイ
ミレイ
TEL. 03-3732‐3185
東京大田区蒲田5‐1‐4 2F
営業: 17~23時(土日~22時)
定休日:月

 
蒲田

東海道を行き来する人たちの通り道だった蒲田は、江戸時代から栄える町である。1700年代には旅人に薬を売る店が多くでき、薬と一緒に酒を売る茶屋も出現した。やがてそれは、3000坪の敷地の「梅屋敷」と呼ばれ、将軍や皇族も立ち寄る場所となった(現在は公園になっている)。1920年、松竹キネマ蒲田撮影所が建設され、「流行は蒲田から」という言葉も生まれるほど蒲田は活気にあふれる。しかし、撮影所は1936年に大船に移転。その5年前には、海苔の養殖で栄えた羽田が埋め立てられて羽田空港が建設された。現在の大田区が作られていくのだが、近代まで蒲田は羽田、矢口、六郷の3つ町と一緒に蒲田区となっていた。1947年に蒲田区と大森区が合併して、現在の大田区が誕生した。

覆面編集部コメント
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もっとも好きな「鶏もも肉の香味グリル」とセイウチ兄さん。
 
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ベトナムの新聞でお箸を束ねるなど、細部にわたって手作りのアイディアが活かされています。
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店内はL字形。奥はグループに対応しています。
 
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セイウチ兄さんが、ミレイを好きな理由のひとつがおしぼり。「店で1枚1枚洗っているので、気持ちいいですね」と話すように、おしぼりは柔軟剤のいい香りがする。
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サービスで蓮茶を出してくれます。グラスもかわいい。
 
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店の周りは、スナックやホテルの並ぶ飲み屋街です。