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B食倶楽部 食べてきました!今週のピックアップB食店/vol.16
2000円で楽しむ、インド&イタリアン
「AMIN(東京・浜松町)」
看板がいくつも立っている
ので、店の入り口は
すぐに見つかる。
B
食LOGでも記事の多いエスニック料理。なかでもカレーブログで人気のdedeさんに、おすすめのB食店をうかがった。
「大好きな“スパイス・カフェ”が、この時期お休みなのは残念。代わりに紹介するところはカレー専門ではないのですが、とても好きな店です」
といって、案内してくれたのは金杉橋交差点にある「AMIN(アミン)」。インドとイタリアンという、いっぷう変った組み合わせのレストランである。
ーナーであるアミンさんは、イタリアンレストランで修行したというインド人。国籍を超えておいしい料理を出すアミンでdedeさんが推薦するのは、「Century Dinner」という2000円のコースだ。
「2000年を記念した特別コースなのですが、定番メニューになったようで(笑)。5年経つ今でも値段が変らない、お得なコースです」
dedeさんが話すように、前菜、スパゲッティ(リゾット)、メイン、デザート、コーヒー(紅茶)と5品から成り、ボリュウムたっぷりだ。しかも、1皿を5~6種類の料理から選べ、全員が同じものを頼む必要がないというサービスぶりだ。この日は3人だったので、10品以上を味わうことができた。
メニュー
コース料理のほか、前菜、パスタ、ビザなど70種類ちかい料理が揃う。
ワインも豊富だ。
菜は、「タコのマリネ」「生ハムのサラダ」「グリーンサラダにアボカドペースト添え」をオーダー。オリーブオイルとビネガーでマリネされたタコは新鮮で、しっかりとした歯ごたえ。生ハムは、身が締まり脂の乗ったハムだ。アボカドペーストをはじめ、全体的に酸味の弱いやさしい味わい。家庭的なイタリア料理といった前菜である。
1皿目・前菜(タコのマリネ、生ハムサラダ、グリーンサラダ)
皿目のパスタは「パルメザンチーズのリゾット」「トマトとバジルのスパゲティー」「かにみそのスパゲティー」(200円増し)を選択。「1日3食カレーでも大丈夫です」というdedeさんだが、実はパスタも大好きだ。「かにみそのスパゲティーが、もっともおススメめです!」と話す。
生クリームとかに味噌を和えた、まったりとしたパスタは、ふりかけられたカイエンペッパーのピリっとした辛さがアクセントになっている。アルデンテに湯でられたたっぷりのパスタを食べながら、最後の料理まで入るのだろうか?と心配になってくる。
2皿目・パスタ&リゾット(パルメザンチーズのリゾット、
トマトとバジルのスパゲティー、かにみそのスパゲティ)
がてメインの登場。本日の魚料理「サーモンのグリル」、dedeさんの評価が高い「チキンのバター焼きバルサミコソース」(100円増し)、「チキンとホウレン草のカレー」がテーブルには並んだ。どれも、前菜とパスタを上回る量である。
「これは、ちょっとしたイタリアンレストランよりもおいしいですよね」とdedeさんが話すチキンのバター焼きは、やわらかい鶏もも肉が香ばしくグリルされた1品。高く盛られたポテトとリンゴのフライで、目を引くプレゼンテーションだ。たっぷりのトマトソースやガーリックの効いた味付けなど、見た目も味も立派なイタリア料理である。
そ して、カレーはアミンさんのお国料理。腕の見せ所とばかりに、たくさんのスパイスが使われている。「本日のカレー」は、ペースト状のホウレン草とチキンが煮込まれたもの。口に入れたときはマイルドだが、後から激しい辛さがじわじわとやってくる。いままでのやさしい味付けのイタリアンとは違う、こちらは手厳しい本場のインド料理だ。「アミンのカレーは辛いんですよね。忘れていました」と笑うdedeさんはうれしそうだった。
3皿目・メイン(サーモンのグリル、
チキンのバター焼き、チキンとホウレン草のカレー)
デザート(自家製パンナコッタ)&コーヒー
後におすすめのデザート「自家製パンナコッタ」とコーヒーを味わってコースは終了。イタリアとインド、2つの国を旅したようなお得なコースだった。ユニークで、おいしく、そしてお腹いっぱいになる、dedeさんおススメのアミンであった。
AMIN
AMIN
TEL. 03-3456‐2266
東京都港区芝2‐2‐12 ロイヤルマンション2F
営業: 11~23時(14時30分~17時はティータイム)
定休日:日

 
金杉橋
Aminのある金杉橋交差点には、首都高速道路に沿って「古川」が流れている。金杉橋は、古川と第一京浜が直角に交差するところ。第一京浜(国道15号線)は旧東海道(現在の東海道は第二京浜=国道1号線)で、東海道の里程標が交差点には立てられている。ここは日本橋から出発して、ちょうど1里(4km)の場所。江戸の南の入り口だった。
鎌倉時代、古川の河口は漁業が盛んで、江戸時代まで海苔を中心に人気があったという。その後、海の汚染が進むにつれて漁師の数は大きく減少した。それでも、金杉では昭和までひっそりと漁業が営まれていた。しかし1962年、東京湾の埋め立てにともない漁業はついに廃止となった。そんな古川の上流には、徳川家の菩提寺だった芝増上寺や東京タワーがある。

 

覆面編集部コメント
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いちおしの「かにみそのスパゲッティー」を持ってくれたdedeさん。
 
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場所柄、平日はサラリーマンでいっぱいだそう。ランチもやっていますが、dedeさんは夜しか訪れたことがないそうです。土曜日は、静かに食べることができます。
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サラダに添えられたドレッシング。たまねぎがたっぷり入ったイタリアン・タイプでした。
 
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アミンはお店を増やしたそうです。こちら(2号店)は浜松町駅に近いこともあって、バースタイルだとか。