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B食倶楽部 食べてきました!今週のピックアップB食店/vol.10
世界中のかきが楽しめるオイスターバー 「Links(東京・五反田)」
おにぎり 「ぼんご」
等身大サイズの看板が目印。
R
の付かない月(5~8月/フランス語や英語のスペルで)は食べないほうがいい」といわれるかきだが、「そんなの構わない。年中食べたい!」という人におすすめなのが「Links Oyster Bar(リンクス・オイスター・バー)」。日本初のオイスターバーとして有名な「東京オイスターバー」の2号店だ。東京・五反田の本店から徒歩30秒という至近距離にある。
メニューブック
メニューブック
メニューブック
世界中のかきの種類と特徴が書かれた
メニューブック。
ンクスの特徴は、なんといっても世界から取り寄せている多種多様のかきだろう。南半球からも輸入しているので、一年中おいしい生がきを楽しむことができる。アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、フランスなど、各国のかきの名前と特徴はメニューに細かく説明されているので、好みにあわせて選ぶことができる。ロック・メロン、メイプルなどのアメリカ産や、アクアマリン、キャッツアイといったオーストラリア産が充実しているが、一番種類が多いのはやはり国産。厚岸、宮城、岡山、千葉など全国18種類のかきが載っている。
各テーブルにセットされているスパイス
各テーブルにセットされているスパイスは、
タバスコ、ホースラディッシュ、和風
(しょうゆ)、スウェイートチリ、カクテル
(ケチャップ)。
節によって仕入れは異なるので、これらすべてのかきがあるわけではない。オイスターバーを謳う店内はバーカウンターが設置されているので、運よくそこに席を確保できたなら、ネタケースを眺めながらかきを注文してみよう。テーブル席の場合は、日替わりの手書きメニューや壁の黒板を参考にする。常時8~10種類のかきが用意されている。
悩む時間も惜しいほど早く食べたい人やカップルは、「かきの盛り合わせ」(3500円)がおすすめだ。「本日の生ガキ」から特徴の異なるものを10個ほど揃えてくれる。取材当日は、アメリカのクマモト、オーストラリアのアクアマリン、宮城県の女川と浜市の4種類だった。大きさも味わいもさまざまなかきが、それぞれ2個(アクアマリンのみ4個)ずつ盛り付けられていた。
「クマモトから時計回りに食べてください。だんだん味が濃厚になっていきます」
店のスタッフが、かきの名前と一緒に食べ方を説明してくれる。ホースラディッシュ(わさび)やチリソースなど、5種類のスパイスが用意されているが、生臭さが気にならなければレモンを絞るだけで食べる。かきのおいしさが口の中に広がり、いつまでも余韻を楽しむことができる。
カキの盛り合わせ

本日の「カキの盛り合わせ」
[1] 特に上品で気品のある貴重な「クマモト」(アメリカ産)
[2] 1年を通して食べることのできる岩がき「女川」(宮城産)
[3] つるつるとのど越しのよい「浜市」(宮城産)
[4] タスマニアのきれいな海で育った「アクアマリン」(オーストラリア産)

人気の品
人気の品「牛バラ肉とカキの煮込み
赤ワインソース」(2310円)
ヴロンのホウレン草クリームソースの
フランスのかきベロンが2個入った
「ヴロンのホウレン草クリームソースの
焼ガキ」(945円)
がき以外にも、「カキのソテーの鶏レバーパテのせ」(1260円)、「カキとクレソンのリゾット」(1890円)、「カキのクリームソース手打ちタリアテッレ」(1995円)、「カキのパエリア」(2835円)など、さまざまなかき料理がある。お酒はワインが中心だが、「かきにシャブリ」といったお決まりのセリフを無視するかのように、シャブリは1本のみ。オーストラリア、カリフォルニアなど、手頃でおいしいワインがラインナップされている。赤も充実しているので、かきを白ワインでさっぱりと堪能したあとに、チーズ(盛り合わせ2200円)と赤ワインでまったりという楽しみ方もできる。
店内
細長い店内は、一番奥に
バーカウンターがある。
のキャビンをイメージしたという店内は、ブルーが基調色。白黒の椅子や本店同様のステンレステーブルがアクセントになっている。海外にあるオイスターバーが日本にないのは残念、と旅行好きの姉妹が始めたオイスターバー。心ゆくまで、かきをカジュアルに堪能することができる専門店だ。
Links
リンクス
TEL. 03-3280-3320
東京都品川区五反田1-12-5
営業: 17~翌2時
定休日:無休
www.oysterbar.jp/
links/top.html

 
かきの歴史
日本人は古くからかきを食べてきた。貝塚でみつかる貝の種類ではかきがもっとも多く、縄文時代や弥生時代の貝塚では、マガキやイタボガキの貝殻が出土されている。かきの養殖は、室町時代の終わりごろから広島で始まった。
第二次世界大戦後、日本にやってきたGHQは、種カキ8万箱のアメリカ輸出を計画した。広島のかきは被爆で使えなかったため、熊本県の「熊本かき」が対象となった。大量の熊本かきの種がアメリカに渡った結果、アメリカ・シアトル産の「クマモト」というかきが誕生し、日本の熊本かきは絶滅した。アメリカに移民した熊本かきは、真っ白な小粒で味も香りも上品。現在、クマモトは高級かきとして世界でその名を知られている。
覆面編集部コメント
かきの殻
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テーブルの上には、かきの殻を入れるステンレスのバケツが用意されています。おしゃれに演出しています。
ススメ料理
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黒板を見上げて、本日のおススメ料理をチェック!
ワイン
ワイン
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飲んだワインは、「ミュスカデ・セーブル・エメーヌ シュール・リー1999年」(4400円)。古株なので牛肉にもよく合いました。
店内の天井
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天井にはいろいろなものが。ポスターも貼り付けられています。