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B食倶楽部 食べてきました!今週のピックアップB食店/vol.06
安く楽しくお酒が買えるB食酒店/ワインにはまった店主がご案内!「銀座屋酒店(東京・銀座)」
ワインの入った箱
海を渡ってやってきたワイナリーのケース。個性豊かなマークが並ぶ。
京・銀座の路地にある「銀座屋酒店」を訪れれば、所狭しと詰まれたワインに驚かされるかもしれない。
「扱っているお酒の半分以上はワインになってしまいました。15年前とは大違いですね」とボトルに囲まれて笑うのは、二代目店主の小泉銀次郎さん。以前は、ワインをほとんど扱っていなかった銀座屋酒店だが、今では有名レストランから注文が入る毎日だ。1階の山積みされた木箱やダンボールにはワインがびっしり詰まっていて、ビルの地下1階と4階はセラーになっている。外部の倉庫にも預けているという。
れほどたくさん扱うようになったのは、銀次郎さんがワインのおいしいさに目覚めたから。きっかけは、家具屋さんが持ってきた2本のワイン。
ワイン
店のカウンターに置かれているのはおススメワインだ。
「ワインの輸入をはじめたから、って家具屋が飛び込みで赤と白のワインを持ってきたんだよ。当時は興味がなかったから、1ヶ月以上経ってから赤を飲んだんだよね。そしたら、あんまりおいしいんで、びっくりしちゃった」
今まで飲んだものとはまったく違い、ワインに対する見方と価値観が大きく変わったという。そしてその日からワインを買っては飲み、次々と味を覚えていったそうだ。
「あれが何だったかはいまだにわかんないんだよね。でもきっとボージョレーだったと思う。デパートに行って、いろんな人のボージョレーを買いまくりましたよ。どうして名前がわからなかったか? “ラベルをはがして取って置いてくれ”って家の者にお願いしておいたんですがね、帰ってみたら、ラベルのはがれたボトルだけが残されてました。白ワインは飲む前に割れちゃったし(笑)」
みつきになった銀次郎さんが銀座屋酒店で揃えたワインは、95%がフランス産だ。単一品種でできたグラン・クリュ(特級)のシャンパンや、近年話題になっているビオ(有機)ワインも豊富に揃う。月に1回のペースでワイン会を開催して、料理とワインの楽しさを広げてもいる。
ラルマンディエール=ベルニエール1998
ラルマンディール=ベルニエールは、グラン・クリュ(特級)の畑で採られたぶどうから作られる。畑のあるクラマン村は美しい景観でも有名。
次郎さんに、クリスマスにおススメのワインは? と訪ねると「ラルマンディエール=ベルニエール1998」(5450円)というシャンパンを出してくれた。
「これはシャルドネ100%で、クラマン村の特級畑のもの。シャンパンはブレンドより単一品種の方がおいしいと思いますよ」
古株(樹齢の高いぶどうの木)から造られた深い味わいとエレガントさが特徴の1本だ。
代物のロマネコンティなど高級なワインも揃っているが、1000円台、2000円台の手軽なものもある。いくつか紹介してもらった。
「安くてもおいしければ、いいじゃないですか。これらは全てビオワインです。フランスでワインを好きになった人、つまり食事をしながらワインのおいしさを覚えてしまった人が、喜んでくれるタイプです。フレッシュでフルーティでチャーミング。料理を邪魔しないので、ぜひ食事と共に楽しんでください」(* は銀治郎さんのコメント)
キュベ・レ・ビュイ2001
「ドメーヌ・ドゥ・ペイラ/
 キュベ・レ・ビュイ2001」
(赤/税抜き1330円)

*コート・ド・オウベルジュ(ロワール地方)のヴァン・ド・ターブルです。ぶどう品種によって4つのキュベを出している造り手です。
「ドメーヌ・ドゥ・モントルー2001」
(赤/税抜き1180円)

*コトー・デュ・ヴァンドーモア(ロワール地方)のワイン。ピノ・ドニス100%です。
ドメーヌ・ドゥ・モントルー2001
ル・エルデロウ
「ル・エルデロウ」
(赤/税抜き1780円)

*これもロワールで、ガメイとピノ・ノワール種が使われています。ヴァン・ド・ターブルです。
「ラ・コンボ2001」
(赤/税抜き2500円)

*ブルゴーニュのビオワインです。ジワっとおいしさが伝わってきます。
ラ・コンボ2001
座屋酒店を利用するのは、1/3がレストラン、1/3がメールによる注文、そして残りが店頭にやってくる人だという。銀座に足を運べる人は訪れて、銀次郎さんの話を聞きながらワインを選んでもらうといいだろう。きっと、もっとワインが好きになるはずだ。
銀座屋酒店
ぎんざやさけてん
TEL. 03-3561-3226
東京都中央区銀座4-3-4
営業: 11時30分〜19時
(土12〜17時)
定休日:日・祝
http://www.ginjiro.com/

COLUMN
こだわりのワイン
銀次郎さんをワインのやみつきにさせた「ボージョレー」。ボージョレーはブルゴーニュの南端の地区で、日本ではボージョレーヌーボーで有名だ。クリュ・ボージョレーは、ヌーボーとは対照的に複雑で繊細な味わい。「おいしいボージョレーはたくさんありますよ! 一番は決められませんね」という銀次郎さん。たくさんあるボージョレーの中から3本を選んでもらった。「ブルイイ」は、まだ5年は飲めないそうだ。

◆ おすすめのボージョレー ◆

おすすめボジョレー
【左】
「フルーリー/ドメーヌ・デュ・ヴィソウ ポンシエ2003」
(赤/税抜き2350円)
【中】
「ブルイイ/ジャン=クロード・ラパル2003」
(赤/税抜き2400円)
【右】
「モルゴン/コート・デュ・ピュイ1999」
(赤/税抜き3000円)

 
ビオワインについて
「ビオワイン」とは、有機栽培されたぶどうから作られたワインのこと。ビオはビオロジックを略したフランス語で、英語のオーガニックにあたる。最近話題の「自然派ワイン」には、ビオのほか、「ビオディナミ」「ヴァン・ナチュール」などがあり、これらは、化学農薬、亜硫酸、防腐剤などを一切使用せず、自然な造りに徹している。フランスではロワール地方が自然派ワインで有名。

 
ワイン会
銀座屋酒店のワイン会は、約10種類のワインとフルコースの料理が付いて1万円。基本的に毎月第2土曜日、銀座界隈のレストランで開催している。参加希望、問い合わせは以下のアドレスまで(ワインのオーダーやメルマガ配信希望の方も同様)。
vinophiles@ginjiro.com
覆面編集部コメント
クーラー内
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店頭にはセラーが1つありました。ヴォーヌ・ロマネ1964年などが並んでいました。
品々
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ボージョレー、ボージョレーヴィラージュ、南フランスなど、ヌーボーも複数種類揃っていました。
ワイン棚
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銀次郎さんのワイン知識は豊富。初対面でも、なんでも気軽に相談できます!