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B食倶楽部 食べてきました!今週のピックアップB食店/vol.04
ガレットとクレープのB食店/女性に人気の、手作りクレープリー「Le Cien du Berger(東京・代官山)」
e Cien du Berger(ル・シアン・デュ・ベルジェ、以下LCDB)があるのは、東京・代官山の住宅街。ブティックと住居が混在する一角の、一軒家を改装したクレープリー(クレープ専門店)がLCDBだ。以前は代官山の西郷公園で、ワゴン車からクレープを売っていたが、近年、ここに店を構えるようになった。
ガレット
奥:「ジャンボン・クリュ」(パルマ産生ハムのジェノベーゼ、サラダ仕立て/1360円)
手前:「バスケーズ」(地鶏、ラタトゥイユ、グリュイエールチーズ/1360円)
レープ発祥の地、ブルターニュ地方のあら塩(ゲンランドの塩)を使ったガレットは常時15種類以上。「ミエル・ブルー」(ブルーチーズ、ルッコラ、はちみつがけ/1360円)などのチーズベースのものや、「地鶏のレバーパテ(サラダ添え)」(1360円)、「ホタテのブルギニヨン」(ホタテのポワレ、ガーリックバターソース/1890円)といった肉や魚を使ったガレットがレギュラーで食べられる。その他、季節ごとに変わる「季節のクレープ」も数種類ある。今なら、「シャンピニオン」(三浦産地しいたけときのこのパテ/1150円)「ノルマンディ」(サーモンのポワレ、ブルギニヨンソース/1360円)「じゃが芋と挽き肉のパルマンティエ風」(1360円)が登場。どれもチーズがたっぷりで、食べ応えのあるガレットだ。
CDBのこだわりは、食材にあるようだ。使われるのは、ゲランドの塩のほか、手づくり農家のハム、那須高原のたまご、有機野菜、シチリア産はちみつなど。ジャムは、果実から手作りしているという。そんなジャムなどを挟んだ甘いクレープは、「季節のクレープ」を入れて約10種類。「発酵バター、ブラウンシュガー」(630円)といった定番や、「自家製レモンジンジャー、マスカロポーネ」(840円)などのオリジナルがある。通常、クレープは小麦粉で作られるが、LCDBの場合、甘いクレープもそば粉なのが特徴だ。
マラッカ風魚のフライ ニョニャソース
生クリームの代わりに、マスカルポーネチーズを使ったデザートクレープが多い。
「りんごのコンポート、メイプルシロップ風味とマスカルポーネ」(840円)
ルコールは、シードル(グラス630円/ボトル3150円)のほか、フランスではポピュラーなビール「クローネンブルグ」(730円)、グラスワイン(630円)などがあり、ブリニというそば粉で作った小さなパンケーキ(注:18時以降のメニュー)で楽しむのがおススメ。ブリニは、レバーパテ、きのこのパテ、ラタトゥイユ、チーズなどがある(4枚630円〜)。一方で、カプチーノ、ココア、ハーブティ、中国茶などお茶も充実しているので、カフェとしても活用できる。
ジロ
看板犬「ジロ」と入口の看板。
ルジェとは羊飼いのこと。店名の由来は、店でボーダーコリーのジロに出会えば分かるだろう。ル・シアン・デュ・ベルジェはフランス語で牧羊犬という意味である(ボーダーコリーは牧羊犬)。フレンチボサノバが流れる店内は、メニューブック、黒板、カフェ・カーテンなど手作りのぬくもりが感じられ、女の子たちでにぎわっている。おしゃれにB食を楽しめる1店だ。
Le Cien du Berger
Le Cien du Berger ル・シアン・デュ・ベルジェ
TEL. 03-3463-3880
東京都渋谷区代官山町14-5
営業: 11時30分〜22時LO
定休日:無休
http://www.lcdb.jp/

COLUMN
ガレットとクレープ
ガレットの起源はBC7000年といわれ、いろいろなシリアルを伸ばして焼いただけのシンプルな田舎料理だった。12世紀頃、アジアからフランスに伝わったそば粉はブルターニュ地方の風土によく合い、そこからこの地方ではガレットにそば粉を使うようになった。
ブルターニュはケルト民族を祖先とする、フランス北西の地方。ぶどう栽培が(北限のため)不可能で、りんごを発酵させたお酒「シードル」をワイン代わりに飲んでいたことでも有名だ(このため、クレープにはシードルとよく言われている)。貧しい土地であったため小麦粉も少量しか採れず、ブルトン(ブルターニュ地方の人々)はそば粉のガレットを主食にし、この地方の郷土料理になっていった。
やがて15世紀に入って、ブルトンはガレットを都市のマルシェ(市場)で売りはじめる。ガレットが広く世に知られるようになったきっかけだ。また、クレープ(当時はそば粉)は、卵と砂糖とシナモンを使って、デザートとして食べられたのが始まりと言われている。そんなガレットとクレープの消費は、パンが一般的になった19世紀後半から急激に落ちるが、今でもお祭りのときにはかかせない食べ物としてフランスでは愛されている。
覆面編集部コメント
路地
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住宅街の路地奥にお店はあります。看板とスクーターが目印です。
玄関
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2階は貸し出しスペース。撮影やギャラリーとして使われています。
メニューとお冷
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メニューブックの1ページ目には、西郷山公園時代のワゴンの絵が描かかれています(グラスはシードルです)。また、週末は「卵ごはん」がメニューに登場!注文を受けてからお米を炊くため、時間がかかります。こだわりのお米を、こだわりの生たまごでいただきます。
厨房
植物
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木造家屋に合わせて、テーブル、椅子、ブラインドなども木製。木のやさしさが暖かい店内です。

 

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