|
エ
チオピア連邦民主共和国は、アフリカ大陸中央の東側に位置する国。日本からの直行便はないため簡単には行けないが、料理を楽しむことなら東京でもできる。「Queen
Shiba(クウィーンシーバ)」は約15年前に東京・中目黒にオープンした店で、日本で初めてのエチオピア料理店を謳っている。
 |
| 写真や絵が添えられた、手作りのメニューブック
|
エ
チオピアを代表するのは、「カバブ」(1600円〜)という串焼きや「ワット」「アリチャ」と呼ばれる煮込み料理(900円〜)。使われる食材は、野菜や、鶏、羊、牛、ヤギが中心だ。クウィーンシーバのメニューには食材や味付けの説明が書いてあるので(一部写真も)、聞いたことのない料理名でもさほど困ることはないだろう。
|
 |
| ラムの辛口シチュー「ヤベグワット」は、酸味の効いたインジェラに良く合う。撮影のためにフォークで押さえたが、本式は手で丸めて一口で。 |
|
|
シ
チューと説明されている煮込み料理は、肉、豆、野菜を香辛料で煮詰めたもの。「ワット」は唐辛子をベースにしたスパイス「ベリベレ」が効いた辛いタイプで、「アリチャ」はマイルドな煮込みである。どちらも赤や茶色で、スパイシーな香りが鼻を抜けるため、シチューというよりも(インド)カレーといったイメージだ。20種類近くの香辛料を使ったベリベレが、胃袋を刺激して食欲をそそる。煮込み料理はパンに付けて食べるのがスタイルで、玄米ブレッドにちょっと似た「ダボ」(400円)や「インジェラ」(450円)というエチオピアを代表するスチームブレッドが用意されている。インジェラは40cm以上の帯状のパンで、パンケーキのような食感とスパイシーな酸味が特徴。ワットによく合う独特の味だ。 |
 |
| 「おすすめセットメニュー」(2人前)の一部。左下から時計回りに「ヤベクワット」「ドロアリチャ」「インクラル」「ダボとインジェラ」。 |
さ
らに、マリネやサラダといった前菜、クスクスなどの米料理、デザートもメニューにはある。何を頼んでよいのか迷う人には、手軽なセットがおススメだ。
4つのタイプから選ぶ「オーソドックスセット」(2人分5500円)、大皿にすべての料理を乗せて出す「エチオピアントラディショナル盛り合わせ」(1人分3500円)、そして「おすすめセットメニュー」(1人分3500円)がある。「おすすめセットメニュー」は、サモサ(レンズ豆の挙げ春巻き)、サラダ、チキンカバブ(+100円で野生ヤギのカバブに変更)、インクラル(スクランブルエッグ)、そしてワットとアリチャ(9種類の中から好きな2品を選ぶ)で構成。もちろん、インジェラとダボも付いてくるし、エチオピアのモカコーヒーかスパイスティーも最後に選べる。エチオピアの代表料理をひと通り味わえる、ボリュウムたっぷりのコースだ。 |
 |
| 南アフリカのビール(700円)。クセがなくて飲み易い。 |
 |
| 店内のライトも、エチオピアンアートで一工夫されている。 |
一
緒に楽しみたい飲み物としては、22種類揃った「アフリカンカクテル」がおもしろいだろう。ジン、テキーラ、コアントローを使った「アフリカン・ザイン」は天国をイメージしたカクテル(ザイン=天国)で、ピンクで甘い1杯だ。カクテルの価格はスタンダードが800円でフローズンは900円。アフリカのビール(700円)やアニスのリキュール「ウゾ」(700円)も試したいところだ。
F
uji Rockにも出店しているだけあって、店内のモニターではアフリカンブルースなどが流れているクウィーンシーバ。ライブも開催していることでも有名だ。アフリカ系のミュージシャンたちも通っていて、モニターの音楽に合わせて歌ったり踊ったりしているので、日によっては東京にいながらにして、エチオピアトリップができるかもしれない。
|
 |
|
|
| TEL. 03-3794-1801 |
東京都目黒区東山1-3-1
ネオアージュ中目黒B1F |
|
|
| 定休日:無休 |
| queensheba.jp |
|
|
|
 |
|
|