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2009年8月18日(火曜日)
[ 13:20 ] [ 思い出スイーツ ]
   
誕生日は、家族の集まれる日曜に前倒しでお祝いしました。

夏のお菓子屋さんのショーケースには、
かろやかなムース系やグラスデザートが圧倒的に増えます。

がしかし、私はタルトが好きです。
はじめてのお菓子屋さんに行ったら、
店員さんの薦めるスペシャリテ&店名ケーキと、
シュー菓子、タルト系はいただくというのが
およその行動パターンです。

7月にルクセンブルクのPRイベントに伺った際、
スカイプで現地とつながった「オーバーワイス」のジェフ氏は、
「今は夏だからタルトが一番売れる」とおっしゃっていて、
それを聞いてらしたアンプチパケの及川シェフと、
タントマリーの新崎シェフの師弟コンビが、
「夏だからタルト、って普通に言うのがすごい」と、感慨深げでいらっしゃいました。

菓子職人の世界では、
「タルトのフォンサージュができて一人前」
といったように、言われるそうです。

前置きが長くなりましたが、毎年、何をお願いしようかなー♪
と楽しみで仕方ない誕生日ケーキ。

タダシヤナギ八雲店の加藤店長にも、
「何にしましょうね?!」と、超ワクワクモードで
ご相談しておりましたが・・。

「大丈夫です。準備してますから。」
とおっしゃっていただき、そう?そう?任せていいの?
と、ますます楽しみに。お任せも楽しいですねー。

じゃん。
これでした。

わぁ・・・・
タルト・シシリエンヌのアントルメバージョンだぁ・・。

フランボワーズ2粒は、「プレートを立てる位置の目印」ですって。
そういう細やかな気遣いも嬉しい♪
これは、かつて、杏スイーツカフェイベントにて誕生した、
ひときわ思い出深く、あんず好きの私にとっては、
ヤナギのケーキの中でも、大好きなガトーの1つなのです。
プティガトーのデザインも美しいのっ→これ

開催しましたな・・杏への愛と勢いに背中を押されて、
キリンビールさんにご協力願って、
「あんずの夕べ」イベントとか。

そう、言ってました、私。
タルト・シシリエンヌとか、タルト・レキゾティックとか、
プティガトーのタルトがアントルメになったらいいけれど、
バランスが変わるから難しいですよねーと。

「ちょっとやわらかいですけど、持ち歩けるように
調整したので大丈夫です。」
と加藤シェフがおっしゃるのを、「??・・・わかんないけどわかった。」と思っていたのですが・・。

でも、まさかこれを作っていただけるとは思わなかった。
びっくりしました。

到着時刻に合わせて、仕上げの時間もぴったり
調整してくださったのです。

「5人分です。」って。
なるほどね。ピスタチオムースの中に埋め込まれた、
杏のコンカッセ入りジュレの部分が、5個あるものね。

加藤シェフが描いてくださるプレートは、
いつも小花が散っていてかわいいのです♪
今年は「Joyeux anniverssare」でした。

弟が、誕生日の人だから、そのプレート食べていいよって。
あはは、ありがとう。
これだけ取っておいて当日に食べるよ。
あぁ、やっぱりタルト・シシリエンヌの断面です。
タルトの中には、ローストしてぎゅっと味の濃縮された
杏入りのガナッシュ。
酸味の利いたガナッシュだから、夏でもさわやかに感じます。

杏のジュレ部分が、なんかちょっと深い?気もする。
私はあんず好きだから、コンポートのコンカッセも
ざくざくとたっぷり入ってて、食べ応えがあって嬉しいぞ。

父が、「その半分でいい」って言うから、私、1.5人分
いただいてしまいました。

翡翠の色のピスターシュ。
私は緑色が好きなので、8月の誕生石がペリドットで
あることも、割といいよねと思っているのですが。
夏の宝石のようなタルト。

みんな、今年もどうもありがとう。
いつも、ここに来ると笑顔になれます。

ヤナギは、お電話すると、どこのお店でも、
「はい、タダシヤナギ●●店、○○と申します」って、皆さん、
お名前を名乗られるのですが、
私はそれがすごくいいなと思ってます。

記念写真。撮らせてもらっちゃいました。
ピースとかしていいですか?って。してして〜。
加藤シェフと、松見さん、高橋さん、唐沢さん、鶴田さん。

八雲店の皆さん、今年もどうもありがとうございます!
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ八雲店(ぱてぃすりーただし・やなぎやくもてん)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 東京都目黒区八雲2-8-11
・TEL : 03-5731-9477
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10時-19時
・定休日 : 水曜日
・最寄り駅 : 都立大学駅
・キーワード : 海老名に本店(2007年8月〜アトリエに)のあるパティスリー タダシヤナギの支店
・友人・同僚 / デート / 家族・子供 / 一人
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2007年11月19日(月曜日)
[ 01:04 ] [ 思い出スイーツ ]
   
2007年11月15日(木)は、
ボージョレー・ヌーボーの解禁日。
お祝いされた方、たくさんいらしたと思います。

私も、お祝い。
ヴァン・ショーを作りました。

いつも、350ml瓶でも、余してしまうくらいなので、
そうすると、必ずヴァン・ショーを作るのですが、
今年は、最初からそのつもりで、心おきなく大瓶で。
先日、タダシヤナギ八雲店で発見して、思わず、
「写真撮っていいですか?!」
と、目を輝かせてしまったアントルメ。

ジュピター18cmサイズ!!

すごいー、あのジュピターが、あのジュピターが、
こんなに大きい〜、そして美しい〜!!

この、張り詰めた琴線のような細い細い、
白のグラッサージュ。
本当に、漆黒の銀河にきらめく惑星のような・・。
この日は、海老名の丸井店にアントルメを
お願いしていて、受け取りに参りました。

が、しかし、ショーケースを見たら、普通に
プティガトーも食べたくなってしまって、
「先に食べてきてから受け取っていいですか?」と・・。

苺のショートケーキと、エスティバル。

フランボワーズとパッションの組み合わせ。
エスティバルを見ると、このケーキで
コンクール入賞なさった、大熨シェフを思い出します。

今は、ご自身のお店のバビヤージュで、
パルテールというお菓子にアレンジして、出していらっしゃる。

でもきっと、レシピはまた色々と試行錯誤して、
変えられたんだろうなぁ。今度、伺ってみたいです。

苺のショートケーキは、先日発刊された『スイーツ王国』で
始まった新連載、「柳シェフ直伝・お菓子道場」の第1回で、
作り方が詳しく解説されています。

曰く、ウールとカシミヤの違いを感じさせてくれる、
ジェノワーズ。
卵黄の割合を増していらっしゃるのですね。
もちろん、それだけではなく、粉の加え方、
混ぜ方ひとつとっても、きめ細やかな配慮が
なされています。

シンプルなものを、本当に美味しく作られるのが、
菓子職人として、何よりのすごさだと思う。

大森由紀子先生が、「これは、ためになる連載よー」
と、笑顔でおっしゃってくださいました。

取材に行かれた際、柳シェフは、メモしきれないほど、
ものすごく詳しく、ちょっとしたコツを教えてくださったそうで、
「どの本にも書いていないような、あぁ、そうすれば
よかったんだ、ということがたくさんあって、
目からウロコ!次回の取材も、すごく楽しみ。」
と、大森先生。

わかる気がするなぁ。
柳シェフの講習会は、ものすごく丁寧で理論的で、
参加したことのある私の友人達も、皆、口を揃えて、
そうおっしゃるもの・・。
お願いしていたのは・・
12cmアントルメのジュピター。

別添えでプレートをお願いしました。

「9周年おめでとうございます」。
この日は、現アトリエの、オープニングの記念日でいらしたので。

「お祝いするべき相手に、書いてもらっちゃったのね」
と、一緒に召し上がってくださった方に、
笑われてしまった。
はい・・・それもどうかと思いますが。(^_^;)

自分で、こういう、パイピングをやってみると、
その難しいことと言ったら・・。
そもそも、ちょうどいい硬さのガナッシュとか、
フォンダンを用意することからして、多難なのです。
こんなに細く、繊細な文字や模様を描くのは、
本当に、何度も練習しないといけないとわかる。

よくよく考えてみると、これだけ写真に撮ると、
あんまりよく、大きさがわからなかったかも・・。

プティガトーと並べて、親子ジュピター、にしたら、
わかりやすかったかなぁ。(^^ゞ
カットすると、中には、アールグレイのブリュレ。
その清々しさに、はっとするようなチョコレートケーキ。

見た目は重厚そうなのに、食べてみると、
想像しないほど軽くて、
「すごい。軽やかで、すーっと入っちゃうね。」
と・・・。まさにそのとおり。

この目玉模様は、白と透明と赤と、
三重にナパージュを使っていて・・

技術的には、ものすごく難しいというものではないそうで、
誰かがやってみれば、なんだ、と思うかも知れない、
でもそれはきっと、コロンブスの卵、のような。

当時、まだ、こういう真っ黒なデコレーションのお菓子、
というのは珍しくかったそうで、その中でこんな、
独創的な方法を考えつかれた柳シェフ。

もともと、アンペリアルというブレンドの
アールグレイを使ったアントルメを、
クレッセントの頃に作られたのが原型で、
その後、アールグレイの香りをさらに追求されて、
茶葉の種類を変えられて。

でも、ごく最近もまだ、やっぱり、理想の茶葉を
探し続けていらして、量を思い切って増やされて、
絶対原価もあがっているのに、価格も据え置きで・・・。

お菓子屋さん、菓子職人の方は、すごいなと思います。
わざわざ、材料を変えたとかおっしゃらなくても、
いつも、ご自身の目指すところを求めて、
絶え間ない努力を続けていらっしゃる。

そういうご姿勢に、いつも心打たれます。

チョコレートの味が変わったとか、
この素材が入手できなくなったとか、そんな、
色々な事態にも、臨機応変に対応されて。

なんだろう・・それは、技術の高さとか、
そういうことは、もちろんなのだけれど、
やっぱり、きっと、お菓子をとても、
愛していらっしゃるからなんだろうなと思うのです。

ケーキはお茶と一緒にいただいて、それから、
食べ終わった後に、ヴァン・ショーを
温めていただきました。

9周年、おめでとうございます。

これからも、皆様が思いを込めて作られるお菓子を、
大切にいただくことが、できますように・・。
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ丸井店(ぱてぃすりーただしやなぎまるいてん)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 神奈川県海老名市中央1-6-1 マルイファミリー海老名1F
・TEL : 046-232-0101(代表)
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10-20時
・定休日 : マルイファミリーに準じる
・最寄り駅 : 海老名
・キーワード : 日本屈指の名パティシエ、柳正司シェフのケーキ
・友人・同僚 / 家族・子供 / 一人
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2007年8月21日(火曜日)
[ 18:18 ] [ 思い出スイーツ ]
   
タダシヤナギ本店の、ラストデー

今日も変わらず、お庭には花が咲き、
店内から見ると、すりガラスの向こうに
人影の映るドアを開けて、
お客様が入っていらっしゃる。

ただ、先日、誕生日の日に、
バースデーケーキを受け取り
お伺いした時からの変化は・・。

Atelier Chef YANAGI
アトリエ・シェフ・ヤナギ

新しい、アトリエの看板ができていました。

銅製の・・・とても素適。
本店の雰囲気に、とても合っていらっしゃる。

はじめから、これにすればよかったね、
とおっしゃっていたという柳シェフの声が
聞こえてくるようです。
案内の看板も用意されて。
ちょうど、到着したばかりのものを、
梱包を解いて、見せてくださいました。

アトリエの為、こちらでの販売はいたしておりません。
大変申し訳ございませんが
マルイファミリー海老名店
または、東京目黒・八雲店をご利用ください。


うん。そうですね。

ちょっとだけ、淋しいような気もするけれど・・

でも、これから、アトリエとしてスタートする
ここから、また、美味しいお菓子が生まれて、
各店でいただけるようになるのだと。

それを楽しみに・・・また、
お伺いしたいと思います。

この日は、珍しくマルイが休業日で、
丸井店の店長さんと、こちらで偶然ばったり。

それに、閉店までに何とか行きたいと
おっしゃっていた知人にも、偶然ばったり。
間に合われて、よかったです。
一応、予約をお願いしていた
ジュピターと、エスティバルと、サワーチェリーパイ・・。

あと、何をいただきたいだろう・・。
シュークリームも、桃ショートも
桃&ブルーベリータルトも、メープルプリンも、
何度もいただいたのに、やっぱり気になる・・。
モガドールも、ディアブルも、久し振りなので
気になる・・。

あぁ、ダメだ。
ショーケースを見たら、全部、欲しくなってしまって・・

お店ごと買い占めてしまいたい。

大好きな夏ケーキの1つ、本店限定の
ドゥスール・デ・テは、まだ12時の段階で、
早くもいったん空になり。
きっとこの後、また追加で、出されるのだろうなぁ。

きりがないので・・今日は、このまま。
この後にいらっしゃるお客様にも、
ちゃんと、残しておかないとね。

「さくらんぼの宴」の時にもお願いした
サワーチェリーパイは、土台のパートブリゼの
焼き込みに、オーブンが限定されるため、
八雲店では手に入らないのですが、
丸井店には出ているから・・またいただくことは
できますね。

しっとりしたダマンドが、上の方は焼き色が
ついて、少しカリッとした食感になって、
中は美しい黄金色に、サワーチェリーの赤。
その綺麗な断面と、この、帽子のような
かわいらしい姿が大好きで。
ジュピターは、やっぱり、柳シェフの
スペシャリテ、という印象の強いガトー。

漆塗りのような、艶めくグラッサージュ。
惑星・・宇宙をイメージした、美しいデコレーションは、
黒、赤、透明、白の、4色もの使い分けによって
完成します。

今日の、白い線描きのナパージュは、
また、一段と繊細な・・。
爪弾けば、壮大な音楽を奏でる、琴線のようです。

いかにも濃厚そうなのに、食べてみると、
意外なほど清々しいのが、このお菓子の
最大の驚き。

かろやかなチョコレートムースの中から、
アールグレイ風味のムースが薫り、
口の中で、すっととけていく。

ずっと変わらない定番のようでいて、
実は、何度も改良を重ねられて、今のこの
バランスが成り立っています。

だから、夏にも食べたい、と思う
チョコレートケーキなのです。
情熱の色の・・エスティバル。

この、夕陽の燃える空のように、
美しい色が、大好きです。

フランボワーズと、パッションのムース。
酸味と、ふんわりしたムースと生地との
一体感が、とても心地よい。

結果的に、本店最後の生菓子は、
ムース物で締めた形になりましたね。

柳シェフは、以前、ムースが得意とよく言われるが、
実は焼き菓子が得意、とおっしゃっていたことが
ありますが・・。

でも、食べた友人達が皆、口をそろえて、
「口どけが素晴らしい!驚異的!」
と、絶賛するのが、こちらのムース。

私もやっぱり、最初にこちらのお菓子をいただいた頃、
その口どけのよさ、ふんわりした軽さに、
感激したものです。

甘さを控えた、ということもよくおっしゃいますが、
素材の味自体は、ぼやけることなく、
ストレートに、際立った輪郭で伝わってきます。

やっぱり、私、こちらのお菓子に
出会うことができて、本当に、幸せでした。
心から、感謝しています。

柳シェフ、本店の皆さま、たくさんの、
美味しいお菓子と、あたたかい思い出を、
どうもありがとうございました。

これからも、どうか頑張ってくださいね。


※9月19日に、2周年を迎える八雲店。
今年、ついに、アニバーサリーフェアをなさるそうで、
そのチラシも、もう完成して、飾られていました。

嬉しい!ずっと、開店記念フェアを
してくださったらなぁと、思っていたのです。

当日は、ちょうど定休日の水曜だから、
9月15日(土)〜17日(月祝)の3日間。
各日、1000円以上お買い上げの先着200名様に、
クッキー&紅茶のプレゼントがあるそう。
こちらもぜひ、行かなくちゃね!
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ(ぱてぃすりーただしやなぎ)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 神奈川県海老名市国分寺台1-5-2
・TEL : 046-234-3777
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10:00-18:00
・定休日 : 毎週水曜日、第1・第3木曜日(祭日と重なる場合は営業)
・最寄り駅 : 海老名
・キーワード : 日本屈指の名パティシエ、柳正司シェフのお店/海老名丸井店・八雲店あり→2007年8月21日をもって本店の販売は休止。以降、問い合わせは丸井店(046-235-3227)・八雲店(03-5731-9477)へ
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2007年7月23日(月曜日)
[ 00:33 ] [ 思い出スイーツ ]
   
今年も、母の誕生日には、こちらに、
お祝いのケーキをお願いしました。

昨年は、母の好きなマンゴーを使っていただけるよう
お願いしたところ、こんなに素敵なアントルメ
ご用意いただき・・。

大事な、「夏の思い出」のケーキとして、
こちらのブログの、タイトルバック画像と
させていただいています。

この日の本店。
私の前にいらしたお客様は、ケーキを7つも、
選んでいらっしゃいました。
お近くにお住まいの方で、皆さんで召し上がるのかな・・。
幸せな光景が、目に浮かぶようです。
今回は、基本的にお任せでしたが・・

わぁ、タルトをご用意くださったのですね!

真ん中がちょっとうず高くなるように、
フルーツが山盛りで、溜息が出るほど贅沢・・!

基本的に、私は、タルト好き。母もタルト好き。
ムースだけよりも、ザクザクとか、異なる食感が
加わったものが好き、ではあるのです。

翌日、柳シェフとお電話でお話した際、
「美味しかったです!」と御礼を申し上げたところ、
冗談めかして笑いながら、
「うちの誰も、味見してないんですが・・」
とおっしゃったですが・・。

周囲にめぐらされたブルーベリーは、
今は榛名山麓のもの。
カットされた杏は、これは・・なくなり次第の、
やまさ農園さんの信州大実かな?

それに、桃、キウイ、ルビーグレープフルーツ、
オレンジ、あ、これはヤナギでは珍しい、マスカット・・?
もしかしてサワーチェリー?或いは巨峰?

真っ赤なグロゼイユも、
まるで宝石のように、綺麗!

今年、ヤナギのケーキの多くに、これまでに
ないくらい、多くのグロゼイユが飾られているのは、
柳シェフのご実家から、たくさん、
届いたからなんですって。
そしてこれが・・一緒に予約お願いしていた、
杏とブルーベリーのタルト。
半分・半分という意味の、タルト・モワチエ・モワチエ。

この私が到着した16時ごろには、もう完売でした。
予約していて、よかった〜。

あぁ、幸福丸バージョンのモワチエも、
キュートだったけれど、この貫禄と言ったら・・
信州大実様!と言いたくなります。(^^ゞ

この杏・・まるで、とろけるようなコンポートで、濃密な味!
柳シェフが、昨年、「感動的に美味しい」と
おっしゃったのも、改めて頷けます。

100℃とかだと、煮崩れしてしまうから、
80℃といった温度のシロップで煮るんですって。

ヤナギの、春から秋口に登場する、
季節のフルーツをのせたタルトの中でも、
ひときわ、輝くような存在感を放っていると思います。

今年も、いただくことができて、嬉しかった・・!
その日は、実家近くのレストランで、母を囲んで
和やかに食事をいただきました。

通常、レストランだと、持込はできないと思いますが、
こちらは、長年、家族ぐるみお世話になっているため、
お願いしたら、デザートの時に、一緒に
お持ちくださいました!

母の年齢は、下1桁が6なので、ろうそく6本♪

えー歌うの?と渋る弟とともに、他のお客様の
ご迷惑にならないよう、小声でバースデーソングを。
本邦初公開、の母です(笑)。

もちろん、一気に吹き消してくれました。
お誕生日、おめでとう!

タルトは、パートシュクレに、クレームダマンド。
そして、その上にカスタード・・と思いきや、
中に、オレンジ色のクリームが。
あ、きゅっと酸味のある・・マンゴー&パッション系の、
クレームエキゾティックだ!

やっぱり、クレームダマンド入りのタルトは、
それなりに食べ応えはありますが、
このクリームが入っていることによって、
爽やかな印象が強まります。

フルーツも、どちらかというと、酸味のある物中心の
セレクトで、夏らしい、タルト・エキゾティックに
仕上げていただいたのですね。

ん〜、美味しくて、幸せ♪

母は今、主に仕事と若干プライベートで、実家の
熊本と東京を行き来する日々で、さすがに
ちょっと、健康を心配しているのですが・・。

そんな中でも、いつも、気にかけてくれるお母さん。
本当に、どうもありがとう。
ワガママな娘でごめん・・と思うことも多数で、
反省も多いけれど・・これからも、どうぞよろしくね。

——————————————————–

さて・・いつも、こんなふうに、我が家の団欒の思い出を
作ってくださるタダシヤナギについて、
皆さんに、大事なお知らせがあります。

実は、タダシヤナギの本店で、内々に検討されて
いたのですが・・

8月22日(水)-29日(水)に、八雲店も夏休みに
入りますが、このタイミングに合わせて、
正式に、2007年8月21日(火)をもって、
本店での販売を休止されることになりました。

柳シェフからも、皆さんにお伝えしてよいとの
ご了承をいただきましたので、この場を借りて、
お知らせさせていただく次第です。

大きな理由としては・・、一年前に、それまで
借りていらした駐車場が、オーナーさんのご事情で、
契約更新ができなくなったということがあります。

張り紙などで、路上駐車や、付近の店舗前などに
駐車しないよう、協力を促していらっしゃったのですが、
どうしても、お客様が、近くに車を止めてしまわれる
ことがあり、そのたびに、柳シェフ、
付近の住民の方、店舗の方々に
ご迷惑をおかけすることに心を痛めておられ・・。

移転も検討され、物件も探していらっしゃいましたが、
海老名で、なかなかこれという所が見つかっておらず、
これから、秋冬の繁忙期となる前に・・・という
ことなのです。

また、一方では、商品開発に、もっと力を入れたい、
という思いもおありだそうです。
研究ご熱心な、柳シェフらしい・・。

これまでのご経験より、無数の引き出しを
お持ちの柳シェフ。
これからも、職人として、様々なお菓子を生み出し、
残していってくださることでしょう。

お店が無くなるわけではなく、今後は、アトリエとして、
製造のみ行う形となるので、電話などは通じます。

海老名では、丸井店が、これまでどおり営業します。
柳シェフが新しく開発されたお菓子も、
きっと、こちらでいただけるようになるでしょう。

柳シェフにとっても、思い出の深い本店を、
形を変えて続けられるとはいえ、販売を
お休みされるというのは・・
並々ならぬ、ご決断がおありだったことと思います。

八雲店ができて、やっぱり、少し近くなったし、
加藤店長はじめ、皆さんにお会いするのが
楽しみですし、あちらの雰囲気も大好きです。

でも、やっぱり、本店の、あたたかい雰囲気は、
何にも替え難いものがあって・・。

柳シェフや、オープニングから現在に至る
スタッフの皆様、そしてご家族の皆様が、
大事に築き上げていらしたものだと思うのです。

これまでの御礼を申し上げるとともに、
タダシヤナギにとっての、新しい第一歩。
心から応援したいです。

いつか、よいご縁があって、また別の形で、
「本店」がオープンすることも、諦めずに願いつつ。

でも、いつか、本店に行きたいと、楽しみにして
いらっしゃる方が、たくさんいらっしゃるのも
知っていたので、一刻も早く、お知らせしたかった・・。

どうか、心残りのないよう、皆さん、
タダシヤナギ本店の営業中に、
ぜひ、お訪ねしてくださいね。
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ(ぱてぃすりーただしやなぎ)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 神奈川県海老名市国分寺台1-5-2
・TEL : 046-234-3777
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10:00-18:00
・定休日 : 毎週水曜日、第1・第3木曜日(祭日と重なる場合は営業)
・最寄り駅 : 海老名
・キーワード : 日本屈指の名パティシエ、柳正司シェフのお店/海老名丸井店・八雲店あり→2007年8月21日をもって本店の販売は休止。以降、問い合わせは丸井店(046-235-3227)・八雲店(03-5731-9477)へ
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2007年6月3日(日曜日)
[ 09:29 ] [ 思い出スイーツ ]
   
横浜開港祭で、花火大会があったその日、
ちょうど、中学時代からの友人の1人が、
誕生日を迎えました。
そして、5月に迎えた友人も、もう1人。

年に何回か集まるメンバーで、ちょうど、
今年、みなとみらいに越した友人宅に集まって、
花火観賞&誕生日パーティを開催することに!

バースデーケーキをお願いするにあたって、
真っ先に思いついたのは、昨年、
「幸せの共和国」メンバーのお一人である
智さんが、お友達と、花火大会で集まる折、
タダシヤナギ八雲店でお願いされた、特注のケーキ。

通常は、ホールサイズは四角い形となるエスティバルを、
丸型で作っていただいて、そのうえに、
ホワイトチョコレートなどで、花火らしい飾りつけを
していただいた、とっても美しいものでした!

(智さん、昨年のアントルメ写真が見つからず・・
ご覧になってたら、教えてくださーい!)
そこで、今回、私も、真似っこして、
どんな会にお持ちするか主旨を説明し、
「花火っぽい誕生日ケーキをお願いします」
というオーダーを。

八雲店は、智さんが花火アントルメを
お願いした時と、店長さんが変わられているので、
どんな物ができるのか、楽しみでした!

お店に行ったら、あ!昨年、あんずスイーツとして、
大手町カフェでのイベントにも登場し、
私も、何度もいただいた、タルト・シシリエンヌが、
今年も、もう出ていました!

本店でもまだでしたが、八雲では、取材が
あったのに合わせて、お作りになったそうです。

相変わらずの美しさ!
特に、上掛けの、白のグラッサージュの緻密なこと〜。
また今度来たら、ぜひいただきたいな!
あ〜、マンゴープリンも出てる!
お客様から、「今年はまだ出ないんですか?」と
リクエストもあり、出されたばかり、と。

以前は、丸井店限定でしたが、そっか、八雲には
途中から出たんだっけ・・。

デコレーションも美しい!
今年は、苺のフリーズドライのみでなく、
マンゴーのパウダーものりましたね。

本店では、ジュレ・ア・ラ・エキゾティックに使用の、
かぐや姫カットの器のジュレ・ド・セゾンがこちらです。

なんか、プティガトーも、ずらっと並べた感じでだけなく、
新作とか、こう、舞台にのせて、スポットライトを
当ててあげているような・・。

こういう置き方も組み合わせてあると、
ケースの中にメリハリがあって、素敵ですよね〜。
そして・・・「お楽しみにしますか?ご覧になっていきますか?」
と聞かれて、かなり迷いつつ・・

でも、もちろん、大事に大事に運ぶつもりだけれど、
万が一、万が一のことがあったら、
泣いてしまう・・・と思って、その場で、先に
見せていただきました。

・・・わお!花火アントルメ!!

ホワイトチョコレートで、まさに、
今、打ちあがったような、2つの大輪の花が・・。
フリーズドライの苺がちりばめてあって、
中心となる花芯にも、生クリームとドライ苺。
そして、フランボワーズと、パイナップルのコンポート・・。

なんて、美しいの〜!

ベースも、お任せだったのですが、
あの、天使の羽のケーキ、
プリュム・ダンジュだそうです。

あぁ、トロピカルな味で、夏らしくて、それもステキ!

表面、あまりカリカリした感じではないので、
いわゆるシャルロットではないように思いますが、
周囲下側を、ビスキュイで囲んで保護してあります。

21cmサイズともなると、かなりの迫力!
そして、重さ・・。(でも頑張る!)(^_^;)

あぁ、この、箱を開けた時の、みんなの顔が楽しみ!
と、うきうきしながら、それはもう、
気を遣って、大事に運びました〜。
さて!そして、20時から始まった花火も、
クライマックスを迎えて、宴もたけなわ・・

というところで、いよいよ取り出した、ケーキ。

今回は、10人集まったのですが、
「うわ!これはすごい」「写真撮らなきゃ!!」
と、それはもう、大騒ぎに。

こんな、ケーキ撮影会は、日常茶飯事(笑)な
私でも、中学時代から一緒の彼女達が、
ケーキに対してこんなに盛り上がったのを
見たのは、初めて・・。

ちゃんと、長いろうそく=10年分、
短いろうそく=1年分相当として、年齢換算の
ろうそくに火をつけて、みんなでバースデーソングを合唱。

2人に、火を吹き消してもらって、
おめでとう〜!!と、口々に。

カットは、代表して私がさせていただきました。
責任重大。緊張、緊張〜。

「断面も凝ってる〜綺麗〜!」
と、これまた、大いに盛り上がって。(^_^)

パッション&マンゴーなどのエキゾティック
ムースの中に、同系統の、酸味の効いたクリーム。
その中に、センガセンガナの苺がちりばめてあります。
周囲の生地と、下の生地は、別のものですね、。

あぁ、プティガトーの時は気づかなかったけれど、
生地の上に、赤いシロップが打ってあるんだ・・。

「めちゃくちゃ美味しい!ふんわりしてる〜」
「酸味があって、さわやかだね〜」と、すごく
喜んでくれて!

人数集まるとは言え、さすがに大きすぎ?
とも思ったのですが、心配ご無用。
みんな、ペロリと完食でした!

今日のメンバーは、私以外、タダシヤナギという
お店のことを、知りませんでした。
中学時代、小田急沿線だったので、距離的には、
そう遠くない人もいるんだけどなぁ。

でも、やっぱり、ケーキが特に好き、という人
でなければ、そういうものだと思います。

けれど、初めて食べるこちらのケーキを、こんなに、
喜んでくれて、美味しいと言ってくれたのが、
とても嬉しくて。

かれこれ、20年近く、最長25年も
一緒だったメンバーですが。
これからも、よろしくね。
また皆で集まって、誰かのお祝いをできますように。

誕生日、おめでとう!

そして、タダシヤナギ八雲店の加藤店長と皆さん、
柳シェフにも、この場を借りて、
どうもありがとうございました!
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ八雲店(ぱてぃすりーただし・やなぎやくもてん)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 東京都目黒区八雲2-8-11
・TEL : 03-5731-9477
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10時-19時
・定休日 : 水曜日
・最寄り駅 : 都立大学駅
・キーワード : 海老名に本店(2007年8月〜アトリエに)のあるパティスリー タダシヤナギの支店
・友人・同僚 / デート / 家族・子供 / 一人
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