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2010年1月6日(水曜日)
   
「ガレット・デ・ロワ Galette des Rois」は、
フランスの新年を祝う伝統菓子。

私もここ数年、毎年1月初めに、
幸せのケーキ共和国にて「ガレット・デ・ロワ」の
食べ比べ会を開催していますが、
2010年は趣向を変えて、
「お店に伺って皆でガレット・デ・ロワをいただく」会を
何度か企画しています。
今後の予定は、OGINO、ブノワ東京、ランベリー・・・
今年は「レストランのデセール」を主にしてみました。

第一弾は、「浦和ロイヤルパインズホテル」で
台数限定で出されている、エシレのバター使いの
特製ガレット・デ・ロワをいただきに行ってきました。

その前にいただいた今シーズン初のガレット・デ・ロワは、
先取りで年末から販売されていた「ベルグの4月」のものです。

昨年11月、パティスリーやブーランジェリーのシェフ達が
中心となって主催されている
「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」による
第7回ガレット・デ・ロワコンテストが開催されました。
そこで優勝したのは「神戸屋」の方で、
第二位を受賞したのは、たまプラーザ「ベルグの4月」の
江森宏之さんでした。

江森さんは、私が解説をさせていただいた昨年の
「氷菓(グラス)を使ったアシェット・デセールコンテスト」
でも入賞され、山本次夫シェフ期待の気鋭の若手職人です。

そんな江森さんのおすすめで、私も「ベルグの4月」の
ガレット・デ・ロワを予約して買いにいきました。
これがその写真。

模様は選ばせていただいたのですが、これは「月桂樹」。
もう1種類、「麦」と言われるツイードのヘリンボーンような
模様のタイプもありました。
これ以外にも、各店様々な模様があります。
もともとこのお菓子は、キリスト教の祝祭日である
1月6日の「公現節(エピファニー)」に由来しています。

でも、「ベルグの4月」は1月1〜7日までお休みなので、
年末のうちに、ガレット・デ・ロワを買い求めるお客様が
たくさんいらっしゃるそうです。
日本の場合、家族の集まる年末年始の帰省シーズンに、
ガレット・デ・ロワを皆でいただくという需要があるのでしょうね。

江森さんがコンテストに出した作品は、お店のものに比べて、
パイ生地をぎゅっと密に平らに焼くため、
独自の工夫を凝らして焼いています。

詳しくは、スイーツ部@ニフティのレポートに書きましたので、
ご参照ください。
スイーツマニア・平岩が走る!スイーツ最前線

「ベルグの4月」のフェーブを見事に当てたのは、妹でした。
ペンダントヘッドのように紐を通せる部分がある、
かわいらしい形です。
こちらが「浦和ロイヤルパインズホテル」の特製ガレット・デ・ロワ。
「太陽」もしくは、より細い間隔だと「車輪」と言われる
放物線模様ですね。

基本的にはテイクアウト用ですが、この日は、ホテルの
ペストリーショップ「ラ・モーラ」に併設された喫茶スペースで、
友人達と集まって、賑やかに楽しくいただきました。

「浦和ロイヤルパインズホテル」では、オープン時点、
すでに10年くらい前から、ガレット・デ・ロワを
出していらっしゃったそうです。
1月1日から販売されていて、今年も1日だけで70台くらい売れたそう!
地元の方にとっても、お正月におなじみのお菓子に
なっているのですね。

この普通のガレット・デ・ロワ以外に、数年前から、
朝田晋平シェフの特製による「bis(ビス)」という
ラインが登場しました。

このパイ生地は、フランスの最高級バターとして知られる
エシレバターや、フランスのブルターニュ地方・ゲランド産の
天然海塩や熊本産の栗など、贅沢な素材使い。
2日前までの予約制で、1月中の限定30台予定という
貴重なものです。

今回は、その特製ガレット・デ・ロワをぜひ食べてみたい!
ということで企画しました。

新年のお忙しいところ、朝田晋平シェフにもお出ましいただき、
詳しくご説明を伺うことができ、皆も大感激です!
エシレのバターとゲランド塩を使ったフィユタージュは、
サクサクと香ばしく、さすが!と納得の味。
通常のガレット・デ・ロワには、発酵バターを使っているそうですが、
やはり、バターを変えると、全く風味が違いますと朝田シェフ。

あまり浮きを抑えすぎず、最後に少しだけ抑える程度で、
サクッと軽く上げて焼くのが、朝田シェフのこだわりだそうです。

この日は、お客様が込み合っていて、
少し早めに焼かれたそうですが、 本来は、
午後の予約には午後に焼き上げて、まだほの温かいものを
お渡しするくらいに調整するのだとか。
「焼きたてに勝る美味しさはないです!」と朝田シェフ。
たしかに、焼きたての美味しさは格別です。

中には熊本産の栗のペーストを薄く敷き、
たっぷり入った黄金色のクレームダマンドの中にも
渋皮栗を散らしています。
クレームダマンドにはキャーメル種のアーモンドを使用。
マルコナ種だと、少し油分が多くて、バターもたっぷり入る
クレームダマンド、さらにフィユタージュと合わせて使うには、
ちょっとバランスが難しいように思われるそうです。

ピスタチオのアメール臭のような、いわゆるビター香は
ほとんど感じられず、ぽくぽくしたやさしい風味で、
和栗とのバランスがよく、朝田シェフらしい味だなと思われました。
フランスやイタリアのマロンに比べて、和栗の味もやさしいので、
あくまで主役のガレット・デ・ロワの味を邪魔せず、
アクセントとしてうまく引き立ててくれています。

「ラ・モーラ」の「ガレット・デ・ロワ」は、
1月いっぱい販売されるそうなので、特に「bis」の方を
食べてみたい方は、予約してトライしてみてください!
ちなみにこの日は、人気商品の「うらわろーる」も、
皆でシェアしていただきました。
このロールケーキは、朝田シェフが生クリームにこだわり、
乳製品メーカーの方にもご協力いただいて、
試行錯誤を重ねた末に5種類の乳製品をブレンドして
完成させたもの。

高脂肪と低脂肪の生クリームに、コンパウンドクリームも
少し加えて、さらに脱脂乳と練乳。何かを増やすと
何かのバランスが崩れるといった具合で、
微妙な調整に苦労されたそう。

目指したのは、「コクがあるけれどキレがある」クリーム。
たしかに、そのメーカーの生クリームを単独で味わった時の
素直なミルキーさとはまた異なる、奥行きのある味わいです。

開発の過程では、様々な発見があったそうです。
たとえば、脱脂乳は液状ですが、これを生クリームに対して
最後に加えると、塩味のようなミネラル分が感じられるけれど、
同じ量を加えても、最初から加えて生クリームと
一緒に立てるとミネラル分があまり前面に立たないなど・・。
乳製品は奥が深いですね。

クリームができてから、それに合うスポンジを考えたのだそう。
最近、堂島ロールのような一巻きタイプが多いですが、
朝田シェフは、クリームに対して、生地の量が
もうちょっと多い方がよいとお考えで、
やや厚めのしっかりした生地を焼いていらっしゃいます。

生地の配合にも、米粉を少し加えたり、
これもメーカーの方と研究を重ねた特別な澱粉も加えたり
工夫をしているそうです。

これまた、美味しい!と皆大満足の2010年のスタートでした。
B食店情報
・店名 : パテイスリーショップ ラ・モーラ(ぱていすりーしょっぷ ら・もーら)
・ジャンル : スイーツ-パン
・住所 : 埼玉県さいたま市浦和区 浦和ロイヤルパインズホテル
・TEL : 048-827-1161
・最寄り駅 : JR浦和駅
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2009年5月6日(水曜日)
   
今年の母の日は、前倒しで子どもの日と一緒にお祝いしました。

タダシヤナギの母の日定番ケーキ、淡いピンク色が華やかな
カーネーションの花をかたどったアントルメ、
GATEAU FETE DE MERE ガトー・フェット・デ・メール
を今年も予約して、八雲店に受け取りに行きました。

12cmサイズが定番ですが、迷った末、
「でもうちは5人だから、ちょっと大きめでもよいんじゃないかしら・・」
と、15cmにしていただきました。
わお、ゴージャス!

でも、やっぱり、見た感じは、12cmが一番可憐でかわいいかも・・。

12cmサイズだと、ちっちゃいかな?と思いきや、
上に山盛りの花びらがのっているので、普通のケーキの感覚よりも、
大きめで華やかに見えるのです。

このスタイルを見ると、ポール・ボキューズのスペシャリテにして、
リヨンの老舗、ベルナッションのスペシャリテでもある
「ガトー・プレジダン」を思い出します。
あれは、ノワールのショコラの花が咲き、それもシックでよいのですが、
こちらは明るいピンク色なので、なんというか、やさしい、
幸せに満ち溢れた感じで、お母さんにあげたい!というケーキなのです。

柳シェフがレストランにいらした頃から、お客様を感動させてきた
スペシャリテでいらっしゃるのですね。
ケーキ自体も、苺のムースをとじこめたシャルロット仕立ての
やさしい味で、年代性別問わず美味しく召し上がっていただけます。

ムースの中に、センガセンガナ種の苺が散りばめられていて、
そのちょっと酸味のあるアクセントが、またよいのです!

前八雲店長さんでいらした大熨シェフも、
岡山の「バビヤージュ」で、この季節、カーネーションのケーキを作られます。
土台のケーキは、違っているのですね。

いいなぁ。そうやって、ヤナギの卒業生の皆さんが、
ご自身のお店でも、思い出のあるケーキを受け継ぎつつ、
オリジナルの進化をしていかれるのが、何だかとても嬉しく。

丸井店でおなじみだった鯉のぼりロールケーキが、
八雲店にも出ていました。
でも、ちょっと八雲仕様。ショコラの飾りがシャープな感じ?

今年も、皆様のもとに、幸せな母の日が訪れますよう。
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ八雲店(ぱてぃすりーただし・やなぎやくもてん)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 東京都目黒区八雲2-8-11
・TEL : 03-5731-9477
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10時-19時
・定休日 : 水曜日
・最寄り駅 : 都立大学駅
・キーワード : 海老名に本店(2007年8月〜アトリエに)のあるパティスリー タダシヤナギの支店
・友人・同僚 / デート / 家族・子供 / 一人
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2007年12月4日(火曜日)
   
関西から帰って来る日に当たってしまった・・。

でも、前から、実家の家族と約束していたので、
この日に、タダシヤナギ八雲店に注文をお願いした、
誕生日ケーキ。
うちは、毎年、2日違いの父と妹の誕生日を、
一緒にお祝いするのです。

東横線で移動するために、東京でなく、
新横浜下車にしてしまった・・。(^_^;)

あ。今年も、登場したんですね!
クリスマスのヘクセンハウス。

昨年、初めて作ってくださった、八雲店長の加藤シェフ。
今年は、スタッフの方達にお教えして、
皆さんが作ってくださったそうです!

初代のこの子は、海老名にお嫁に行きました。
でも、その後、二代目、三代目が登場しています。

だから、ドアをくぐってお店の中に入ると、
シナモンのスパイシーな香りが立ち込めていたのでした。
ツリーやベルのかわいい抜き型入りスペキュロスも
出たし、最近、話題騒然(笑)なコンフィチュール・ノエルも
あるし、もう、クリスマスムードでいっぱいですね!

ヘクセンハウス、私も、先日、でぐちやさんの
ショコラパーティにて、IKEAで購入可能という、
ヘクセンハウスキット製作に、皆さんと一緒に、
はまってしまった・・。
今度、はじめて、自分でも作ります。
嬉しい。ドキドキするなぁ。
じゃん。今回の誕生日ケーキは、コレです。

箱から出したら、母も妹も、わぁ、綺麗ね〜と
言ってくれました。

んー、ありがとう。
なぜか、自分が褒められたかのように嬉しい。(^^ゞ

どのアントルメにしよう・・と迷って、加藤シェフに
ご相談したら、シャンボールをアントルメにできますよ、と
おっしゃっていただきました。
スリムさんなプティガトー版はこちら。

ホワイトチョコレートづかいのケーキで、
目を啓かれた、シャンボール!
中には紅玉が入っているんですよね。
素適!この季節ならではのアントルメですね。
わーい、それにします〜と喜んで、
お願いいたしました。

表面のつややかなグラッサージュは、
キャラメルのソース。

シンプルなデコレーションの中に、
チョコレートの美しい曲線が印象的。

主役の一人であった妹は、
段々ハシゴをくるりとリボンのように巻いた
部分の飾りが、お気に召したそうです。
なかなか、目のつけどころが鋭いぞ。
見る角度を変えると、また印象がずいぶんと変わります。

この、2粒のフランボワーズは、プレートを
別添えでお願いしたので、立てかけるための場所をと、
意識して用意くださったのだそうです。

細やかなご配慮、ありがとうございます。(^_^)


ハッピーバースデートゥーユー♪
ハッピーバースデートゥーユー♪

ろうそくは、結局、妹の年齢を象徴。
立てる係りを任された私は、我が家における、
図形の苦手な人の代名詞のような存在なので、
10分割で配置できるかどうか、注目の的だったよ・・。

「あれ?意外と綺麗だよ」
と妹にほめられました。(^_^;)

・・はあはあぜいぜい。(緊張の息切れ)
当たり前じゃないですかっ。
こんなに美しいヤナギのアントルメを、
ここに至って、乱してなるものかー!という
気合で完遂。

プレートの文字も飾りも、繊細で美しい。
妹くん、「超可愛いー!」とお気に入りに。
ケーキと別に、これも、デジカメで撮影していました。
カットは、さすがに、ある程度慣れているため、
あまり緊張しないんだけどな。

シャンボールのプティガトーは、お店の円形の
ケーキの中でも、ディアブルなどと同様、
細身で背の高い形。

アントルメにすると、高さの見た目バランスが変わります。
下半分に、ミルクチョコレートのムース部分が
あるのですが、ここが、プティガトーの時よりも、
かなり少ないような見た目印象になるんだなぁと
思いました。

でも、食べてみると、味のバランスは、さすが、
ぴったりはまっている具合。

母が、一口食べて、「んーー?!これは・・!」
と絶句しているので、コリアンダーが隠し味に
使われているのよ、と教えると、
あぁわかる。すごく効いてるよね、と。
我が母ながら、あらら、さすがだーと、思いました。

選んだ方としても、わかってもらえる人に
食べてもらえるのって、嬉しいなぁ・・。

この方は、私にとって、食の分野における、
最初の師匠なので・・当然なんですよね。
やっぱり尊敬、してます。

「私ね、このケーキではじめて、ホワイトチョコの
ケーキでも、こんなに美味しいのがあるんだなぁと
思ったのよ」と言うと、
「わかるー。お母さんも苦手だもの。
でも、これは・・美味しいわぁ。」
と、驚くとともに、とても気に入ってくれました。

この組み合わせで、りんごが入っているというのも、
珍しくて、さわやかでいいわね〜、と。

妹も、「何コレ、美味しいー!!」
と、素直に感激していました。(^_^)

弟くんは、お腹一杯だから、僕はいいと、最初、
遠慮してたのですが、皆がにぎやかに
食べているのを見て、やっぱり少しだけ食べると、
途中参加。

父は・・・黙々と2口とかで食べちゃう人なんで・・。

でも、渡したプレゼントを開けて、アイボリーの
ニットセーターを見たら、
「おぉ、これはいいなぁ。明日早速着よう」と、呟いてました。
とか言いながら、いつの間にか、気づくと
弟が着てるというパターンを、何度となく
繰り返してるのですが・・(^_^;)
でも、きっと、喜んでくれているのだと思います。

妹には青系ストライプのマフラーを。
持ってない感じだから、嬉しいよと言ってくれました。

皆で、美味しくいただきました。
今年も、家族の和やかな時間を過ごすことが
できて、嬉しかったです。

こういう、幸せな光景が想像できるから、
タダシヤナギのお店で、そして、どこのお店でも、
誕生日ケーキを選んでいかれる方を
お見かけすると、思わず、にっこりしてしまうのです。
心の中で、おめでとうございます、とひそかに
祝福しつつ。

お菓子屋さんは・・とても幸せなお仕事ですね。
とても大変だけれど。
たくさんの人に、幸せをくださる。
改めまして、どうもありがとうございました。
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ八雲店(ぱてぃすりーただし・やなぎやくもてん)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 東京都目黒区八雲2-8-11
・TEL : 03-5731-9477
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10時-19時
・定休日 : 水曜日
・最寄り駅 : 都立大学駅
・キーワード : 海老名に本店(2007年8月〜アトリエに)のあるパティスリー タダシヤナギの支店
・友人・同僚 / デート / 家族・子供 / 一人
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2007年8月18日(土曜日)
   
8月、タダシヤナギ本店にお伺いするのは、
今日で3度目。

14日に友達と伺った際には、
大変な日差しの猛暑の中でしたが、
少し曇り空となって、やっと、涼しさが訪れました。

詳しくはこちらにありますが、本店は、
今年の8月21日をもって、販売を終了され、
以降はアトリエとして続けていかれます。
もう、案内のプレートもできて、各店に
配置されました。

こんなふうに、ショーケースに、色とりどりの
美しいガトー達が並ぶのも、もうあと
数日なんだ・・としみじみ。

去年も、その前もお願いした、誕生日ケーキ。
本店で作っていただくのは、今年で最後に
なるのかな・・。

お店に入ったら、ちょうど柳シェフが
売り場の方に出ていらして、
「誕生日おめでとうございます」と、
おっしゃってくださいました。
とても、嬉しかったです。

「『BRUTUS』、見ました!」と。
あら、当然ながら、店内にも、飾ってありました。
「日本一のお取り寄せ特集」、パティシエ系スイーツで、
一位になっていたのが、ヤナギのギモーヴで!

チーズケーキや焼き菓子や・・いわゆる主役級な
お取り寄せスイーツの中で、この堂々たる結果に、
嬉しくて、即座に雑誌をレジに差し出してました。(^^ゞ

あぁ、そう、こちらのギモーヴは、こんなに美しい
カシスと苺とパッションの、華やかなグラデーション。
「罪つくりな」という表現すら当てはまると思われる、
実に繊細な、やわらかくはかなく、
たとえようのない官能的な口どけで。

マシュマロの概念を覆した、という評はよくわかる。
久し振りに、また、いただきたくなってしまいました。
だから、これも追加させていただきますね。

相変わらず、本当に丁寧な梱包をしてくださいます。
私の後にも、大きな誕生日ケーキを受け取りに
いらした方がありました。

柳シェフ、昨日までだと、保冷剤自体がとけるのが
早くて大変だったけれど、今日は、涼しくなって
よかったとおっしゃりつつ、手ずから、
しっかりと包んでくださっていました。

「毎日暑いですが、相変わらず、
あちこち行っていらっしゃるんですか?」と、柳シェフ。
・・・そうですね。どう考えても行ってますね。(^_^;)

「熱中症に気をつけてください。」
と、繰り返し、おっしゃっていただきました。

私、こちらに来ると、糖尿病とか、よく、
体の心配をしていただいてます・・。

こんなに、健康のことに気遣ってくださる
お菓子屋さんって、他にちょっと無いんじゃないかしら。(^^ゞ

大森先生や並木先生も、そんなご経験がおありで、
柳シェフは、なんだか、他の方の健康にも、
気を遣わずにはいられない方なんだなぁと、
何だかとても、微笑ましかったりするのです。

柳シェフこそ・・お体にお気をつけて。
これからも、美味しいお菓子を、作り続けてくださいな。

今年の誕生日は、「すべてお任せ」でした。

「秋のケーキにしました」と、柳シェフ。
これから出されるガトーなんですって。
先取りでいただくことができて、光栄です。

何だか、それに合わせたかのように、
少し涼しく、秋の気配が感じられらるような日で、
ちょうどよかった。

去年は、「桃のタルト」とお願いして、
こんな素敵なアントルメを作っていただき。

その前は、柳シェフのクレッセントの頃からの
スペシャリテである「ジャルダン・フルール」は
どうですか?とおっしゃっていただき、それを
作っていただきました。

昨年から、来年は、すべてお任せしようと
思っていたけれど、結果的には、それに
一番よいタイミングだったような、気がして。

プレートはつけてくださいとお願いしつつ、
内容はお任せします、と。

正直、ぜひとも。
フランス語がよかった、というリクエストはあって、
それくらいはお願いしようかと思いつつ・・、
そこは、ぐっと我慢を。

どんなプレートになるのかな、と、
それも楽しみにしていました。

・・・繊細なラインの文字。
さりげない飾りのモチーフも美しい。
そして、フランス語で「Bon Anniversaire」。
あ、嬉しい。

そして、あ。「i」の上の点が・・

ハートになってる・・!!

これはちょっと・・・胸キュンだぁ・・。

思わず、永久保存したい衝動に駆られましたが・・
むしろ、いただいて、この身に収めました。
うーん、かなりとても、幸せかも・・。

キャラメルポワールかな?と思ったら、
キャラメルノワゼット、なんですって。

そうか、ポワールも入っていますが、
キャラメルと、ノワゼットのダブル主演なのですね。

この、キューブ状の果物に、焼き目をつけた飾りは、
ちょうど、先日、ポミエのそれが好きだった、と
八雲の店長さんにお話したところで、何だか偶然・・。
うん、ちょっと嬉しい。

土台が、クルスティヤンショコラ。
ヘーゼルナッツのコンカッセと、パート・ド・ノワゼット、
チョコレート。
それに、サクサクのフィヤンティーヌ入り。
そして、ビスキュイアマンドも・・と、
ご説明してくださいました。
こちら、近いうちに、丸井店に登場するらしく、
曰く、「多分チラシに載ります」と、丸井の店長さん。
柳シェフのケーキにしては、やや味が強めかも、と
おっしゃっていました。

なるほど・・・確かに、おっしゃっていたことが、
わかる気がしました。

全体はキャラメルのムースですが、上に一層、
もうちょっと濃い、ねっとりした食感の
キャラメルのクリームをナッペしているような気が・・。

そして、土台のクルスティヤンが、サクサクした
食感はもちろんのこと、味や香りが、強く
印象に残ります。

ファンテズィーの土台も、ミルクチョコレートをからめた
サクサクのフィヤンティーヌ入りだけれど、
それよりも、味がしっかりしているように感じる。
多分、パート・ド・ノワゼットのためでしょう。
いわば、ジャンドゥーヤのような効果に
なっているのではないかと。

ヘーゼルナッツは、キャラメリゼはしていないみたい。
ローストも、あまりしていない・・しているとしても、
浅めの感じかな?

これは、プティガトーのポーションが美味しいだろうな。
濃厚な味わいを、ほんのちょっと。

ヤナギのケーキは、種類によっては、ホール1台でも
いけると思うくらい、かろやかなのですが、
このケーキでホール1/4は、さすがの私にも、
ちょっと多いかな・・という感じです。(^_^;)

多分、夏の暑い時にいただくと、
やや甘めに感じられるかも知れませんが、
これから秋から冬にかけて、温かい飲み物と
一緒にいただくと、よいのではないかな、と。

ヤナギのオリジナルティー、ラ・プランセスを
淹れていただくと、やっぱり、濃厚な味わいを、
一口ごとにほどいていってくれるようで、
そこに余韻が残る。あぁ、よい感じ・・。
きっと、ブラックのコーヒーでも合うことでしょう。

ヤナギって、果物にたとえるなら、
ポワールの印象があるのです。
上品で控えめでありながら、存在感があって、薫り高い・・。

秋の先取りのガトーで、誕生日ケーキ。
きっと、これから、今まで以上に、商品開発に
専念しようとなさっている柳シェフからの、
メッセージのような気がして。

嬉しかったです。
どうもありがとうございました。
こちら、8月14日に、友人達と3人で
お伺いした際にいただいたケーキ達。
え?だって、1人で食べたわけじゃないですよ。
3人ですから・・ありでしょう。(^^ゞ

本店限定だった、ドゥスール・デ・テは、
その後は、どうされるのだろう・・。
あれは、夏の定番として、残ってほしい・・!

桃と、片品産ブルーベリーのタルト・フリュイ。
ジュピター。
プリュム・ダンジュ。
エスティバル。
ガトーショコラ。
ミルフィーユ。
・・・どれも、思い出深いものばかり。

それに、丸井限定のポワールメルバとトロピック・エピスも。

エピスと言っても、ヤナギの場合、使用するスパイスに、
柳シェフの好みが顕著に現れていて、
コリアンダーとライム。
それに、飾りにほんの少し、マンゴーの上に
トッピングで黒胡椒。
アニスとか、個性的なものは、まずお使いにならない傾向が。
ごく控えめで余韻を感じさせる程度の使い方が、
ヤナギらしいエピス、だと思いました。

最近、ヤナギ本店にいらっしゃる方に、力を込めて
オススメしているレーズンサンドについて、
先日、ちょっと変わった・・!と思ったことを、
確かめてみました。

やっぱり、サブレを少し厚めにして、
コーヒーのドリュールで、模様を描かれたのですって。

「コーヒーの味がするほどしませんが・・」
とおっしゃる柳シェフですが、ううん、ほのかに、
一抹の香りがして、ほろ苦さがあって、
その繊細さがまた、よいのです。

今年の夏も、大事な思い出を、どうもありがとうございました。
そして、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ(ぱてぃすりーただしやなぎ)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 神奈川県海老名市国分寺台1-5-2
・TEL : 046-234-3777
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10:00-18:00
・定休日 : 毎週水曜日、第1・第3木曜日(祭日と重なる場合は営業)
・最寄り駅 : 海老名
・キーワード : 日本屈指の名パティシエ、柳正司シェフのお店/海老名丸井店・八雲店あり→2007年8月21日をもって本店の販売は休止。以降、問い合わせは丸井店(046-235-3227)・八雲店(03-5731-9477)へ
・友人・同僚 / デート / 家族・子供 / 一人
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2007年6月17日(日曜日)
   
明日の日曜は、ちょっと予定がいっぱいで、
我が家の今年の父の日は、一日早く、
家族で集まることに。

今年も、タダシヤナギにて、父の日の記念ケーキ、
「パパのシャツ」を意味する「シュミーズ・ド・パパ」
をお願いしました。

柳シェフのスペシャリテの1つである、
デリス・ピスターシュのアントルメがベース。

サイズは14cm×9cmと、アントルメとは言っても、
小ぶりのかわいらしいサイズ。

母の日のカーネーションケーキは、
もうちょっと、見た感じもボリュームがありますが、
やっぱり、父が主役だと、このくらいが
ちょうどいい感じがするんだなぁ。

でも、昨年の基本バージョン
ちょっと違う部分、わかりますか?
正解は、このボタン部分。
実はこれ、父の会社の社章マークなのです。

基本的に、お忙しいイベント日当日には、
特別なお願いは、しないことにしています。

ただ、今回は、本番前日ということもあって、
1つ、ご相談をしてみました。

ピンバッヂのように、胸にこの柄の飾りを
つけていただけるかどうか、お伺いしたところ、
お引き受けいただけたのです。

社章と、会社案内のパンフレットをお渡しして、
あとは、私も出来上がりを楽しみにしていました。

私も、完全に似せるのは難しいと思っていて、
デフォルメした形でもよければ、と言われていたので、
たとえば、ホワイトチョコレートのプレートに、
緑色・・キウイとかのジャムで線描きしたような。
そんな出来上がりを想像していました。

そうしたら、襟と胸ポケットと同じマジパン細工の
このボタンの上に・・・。

え?デフォルメどころか、めちゃめちゃ
そっくりに、再現していただいているのですが。

どうやら、パンフレット上の見本を元に、
本店のスーシェフの方が、わざわざ型を切り抜いて、
ピストレがけしてくださったそう。

お手間のかかることを、この1台のために・・・
ヤナギの皆さまの、温かいお気持ちが感じられて、
とても嬉しかったです。
本当に、どうもありがとうございます!

おかげさまで、あの父が珍しく、おっ?と目を丸くして、
「写真撮っておけよ。」と言っておりました。
(言われなくても撮りますとも!)
妹も、「私も撮る〜」と、ケータイでカシャッと撮影。

香りと口どけのよい、ピスターシュのムースと、
プラリネのムース。
土台のショコラの生地はややビターで、
全体のアクセントになりつつ、あくまで上品。
穏やかに流れる家族の時間にぴったりの
ケーキです。

私達からのプレゼントを早速開けてみる父。
今年は、妹セレクトのポロシャツと、私セレクトの
クールビズ仕様・竹繊維&笹繊維靴下セットで。

久し振りに、実家の家族みんな揃って、
和気藹々と過ごしました。

今日は、父の日当日。
お店も、お忙しいことと思います。

どうか、柳シェフや皆さまにとっても、
ヤナギのケーキを買っていかれる方々に
とっても、よき父の日でありますよう・・。
受取の際、いつも、本店で、さわやかで丁寧な
対応をしてくださる顔なじみのスタッフの方が、
不意に、「平岩様、出ました!」と、顔を輝かせて
おっしゃるから。

・・えっ、何々???と思ったら・・・

あー、保冷バッグだ!!
つい昨日、来たばかり、とのこと。

タダシヤナギのロゴが入った、オリジナル版。
えんじ色が渋くて素敵〜。

私の好みで言えば、この色はとても好き。
それに、こういう、あでやか、かつ落ち着いた
暖色カラーは、ヤナギによく合う色な気がします。

縦長サイズで、一見、かなりスマートでコンパクトに
見えるのですが、6号サイズアントルメ箱が
入る大きさに合わせてあって、意外なほどの
収納力を誇ります。

マチがかなりたっぷりあって、見てください!
サイドがホックで止められるようになって
いるので、必要に応じて、取り外して使えます。

私が、今現在、よく使っている、
ロゴなしの一番シンプルなものは、
ファスナーの部分が、ぴらぴらっと遊んで
しまうのですが、こちらのは、ちゃんとそれも、
無駄のないように、止めてあるのもきっちりしていて。

あぁ、さりげなく、よく考えられた、機能的な
デザインだなぁ。
こんなところまで、柳シェフらしい気がします。

しかも、中に、内ポケットまで付いてます。
ここ・・何を入れるんだろう?
保冷剤とか、色々考えられるかな?

各店のオリジナル保冷バッグ・・・すでに、
使い切れないくらい持ってる気がするのですが、
やっぱり買ってしまった・・。

いや、もったいなくて、実はあまり使えなかったりして。
実は、何気に保冷バッグコレクターかも・・。(^_^;)
(ロゴ入り保冷剤コレクターでもある)

でも、このバッグは、こちらのお店に、
何か大切な記念日ケーキをお願いする時に、
持っていきたいなぁと思います。

ちなみに、丸井店、八雲店にも並んだそうです。
こちらは、前回行った際に、お店に
出たばかりだった、焼き菓子類。

3つ入りのプティ・ドーム・ノワは、
先日、講習会で習ったばかりで、
「お店にも出した」と伺ったので、気になって。

マジパン・ローマッセと、粉糖と、
全卵と、バターが基本配合で、
小麦粉を使っていない。

それに、ラム酒の香りがふんわりと。
とてもしっとりした、一口菓子です。

焼きたてよりも、1日くらい時間が経ってからの
方が、なじんで美味しいそう。

「フィナンシェとかは、焼きたてでも美味しいですが・・」
と柳シェフ。それ、前にもおっしゃっていたということは、
きっと、ご自身も、かなりお好きなんだなぁと。

ヤナギの焼きたてフィナンシェ。
それはぜひ一度、食べてみたいものの1つです。

そして、ムラング・アマンド。
昔、ココナッツバージョンを出していらした
ことがあったそう。
あぁ、それもきっと、美味しかったことでしょうね!
プティ・ドーム・ノワには、くるみをのせて。

クレッセントの頃に、プティフールとして出されて
いたものとのこと。
写真で、これに、グラッセしたタイプを
拝見したことがありました。
それも好き、とおっしゃっていた柳シェフ。
・・・・それも食べてみたいです!

ムラング・アマンドは、カリカリした食感。

最近、パート・ド・フリュイと言い、
こういう、以前に作っていらした、小さなかわいらしい
一口菓子を、復刻的にお出しになられるなぁ。

何だか、1つ1つに出会うたびに、嬉しくて、
いとしく思えるのです。

美味しい紅茶と合わせていただきたい。
今、本店&丸井で紅茶のゼリーを出して
いらっしゃいますが、それは、お店にもある
「クラッシックブレンド」をお使いとのこと。

私は、オリジナルブレンドの「ラ・プランセス」
が定番で、これはまだいただいたことが
なかったので、ミルクティー仕立ての
紅茶のジュレをいただくとともに、1袋、
いただいて参りました。

いつも、幸せな気持ちを、どうもありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ(ぱてぃすりーただしやなぎ)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 神奈川県海老名市国分寺台1-5-2
・TEL : 046-234-3777
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10:00-18:00
・定休日 : 毎週水曜日、第1・第3木曜日(祭日と重なる場合は営業)
・最寄り駅 : 海老名
・キーワード : 日本屈指の名パティシエ、柳正司シェフのお店/海老名丸井店・八雲店あり→2007年8月21日をもって本店の販売は休止。以降、問い合わせは丸井店(046-235-3227)・八雲店(03-5731-9477)へ
・友人・同僚 / デート / 家族・子供 / 一人
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