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2007年5月16日(水曜日)
[ 23:38 ] [ 九州スイーツ ]
   
今回、博多で一番に行きたかったのは、
リニューアルしてイートインができてから、
まだ行けていなかったパティスリー・ジャック。

ひさしぶり〜ということで、もちろん、
久し振りの「ジャック」をチョイス。

洋梨と、キャラメルのムース。
うーん、「そう、これこれ〜!」と言いたくなる味。

それに、オペラフランボワーズと、
エクレア。ショコラもありましたが、カフェを。

ちょうど、この後、学校の授業で
エクレールをつくるというのもあり・・。

縦半分に切って、中にクリームを
絞っているのですね。

フォンダンは、やや厚みがあって、
マットな見た目ですね〜。

ここの部分があま〜いかわりに、
中のクリームは、比較的、甘みはおさえめで、
コーヒーの上品なほろ苦さ。
ショーケースの中に、グラスもあったので、
喜んで、これもお願いしました。

と、実は、ちょうどこの日から登場したとのこと。
本来は、イートインでお願いすると、
皿盛りにしてくださるそうですが、
ちょっと準備ができていないとのことで、
ケース入りのままでもいいですか?と。

もちろん、それでもいいです〜。

私が選んだのは、パッション。
酸味が効いていて、おいしい〜。
写真だとちょっとわからないのですが、
黒い種を砕いた粒々入りでした。

他には、バニーユ・マダガスカルと、
フレーズバジルだったかな?
その日は、まだ3種類だけだったけれど、
これから、種類も増えていくようでした。
キッシュは、2種類ありました。

もう1つは、日によって中身が変わるようで、
その日は、魚介類!
く〜!心惹かれて仕方ない。

でも・・・私は今、ベーシックなキッシュを
追いかけ中なんだもの・・。
こちらも、食べないわけにはいかない・・。
2つはさすがにちょっと・・・。

悩んだ挙句、今回は、ベーシックな方を
選びました。

ベーコンが、ゴロゴロと大きな角切りに
なっていて、食べ応えがあります。
生地は、比較的しっかりめで、食べた時、
「あ、卵豆腐の味。」
と思いました。

でも、生ケーキも、12時くらいから、新たに
出てきたものがあって、とくに、
アルザスらしさを感じさせる
フォレノワールを逃したのは、ちょっと痛恨・・。

なので、また今度リベンジ!と心に誓って、
山ほどお土産を抱えて、お店を後にしました。


この後、天神のデパ地下、岩田屋・三越・大丸
3軒を巡り、メゾン・ド・ヨシダと、オー・デリスと、
ラ・ヴィ・アン・ローズでお土産を買って。

大丸のアルデュールで、せっかく九州に
来たのだから、やっぱり生ケーキをと、
赤い果実のミルフィーユ&催事でいらした際、
入手できなかった苺ミルクと夏新作のマカロンを
いただいて・・。

そして、あまりの荷物の多さに、送る手筈を
算段しなかったことを後悔しつつ、
パティスリー・ル・カに無理くり駆け込み、
そこから空港へ直行したのでした。

これは、飛行機の中でいただいた、ジャックの
「アルザス・ロレーヌ」。
ミラベルとクエッチをのせたブリオッシュ生地で、
うーん、いかにもこの地方っぽい素朴なお菓子。
上のクリームは、クレームドゥーブルのような、
タルトシュークルのような、やや酸味のある感じ。
そしてこれは・・同じくジャックの、
タルト・ペシュ・ド・ヴィーニュ!

普通・・・ホール一台買わないだろうに・・。(^_^;)

赤桃とクランベリーがたっぷり!
生地はパートシュクレ。
フィリングは、クレームピスターシュで、
断面は、ピスタチオグリーンなのでした。

それに、発酵タイプ、すなわちアルザス風のクグロフ!
ケークタイプの、ウィーン風もあり、
クグロフマロンやショコラのカット版も。

あと、ケーク・エコセ!
私、これって、エーグルドゥースのオリジナルだと
思っておりました。>不勉強じゃ!

実は、アルザス地方で作られる、
「スコットランド風」という名の
郷土菓子だったのですね。

一本買いするかで、相当迷いつつ・・・
まぁ、これは、いざとなったら、お取り寄せも
お願いできるからね、と。
ひとまず、カットサイズをいくつかお土産に。

あと、全部で8種類のマカロンも、
自分用とお土産用に。

いや、本当に、帰り道、何度となく、
腕が千切れるかと思いました・・。

短い博多滞在でしたが、また行きたいと
思う目標もできましたし。楽しかったです♪
B食店情報
・店名 : ジャック(じゃっく)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 福岡県福岡市中央区大名2丁目12-5 赤坂田中ビル1F
・TEL : 092-712-7007
・営業時間 : 9:30〜19:00/祝日9:30〜18:00
・定休日 : 日曜日
・最寄り駅 : 地下鉄赤坂駅3番出口
・キーワード : ルレ・デセール 大塚良成シェフのお店
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2007年2月15日(木曜日)
[ 23:57 ] [ 九州スイーツ ]
   
宿泊した、亀の井別荘の敷地内にあるカフェ、
「天井桟敷」。

江戸末期に建てられた造り酒屋の屋根裏を
移築した木造の建物は、クラシカルな雰囲気で、
時間の流れが異なるかのよう。丸い大きな木の
テーブルを囲む窓辺の席に座って、しばし、
ぼーっと外を眺めてしまう。
書棚のある座敷席もあります。

20年以上前からあるという、スペシャリテの
モン・ユフをいただきました。

由布岳は、てっぺんが二股に分かれた感じで、
本当はこの時期、雪に覆われるそうですが、
今年は暖かく、山の方にも、まったく、
雪が見られません。

寒い時には、ちゃんと寒くならないと、たとえば、
あられを干すのに、乾燥しきらずに、
かびが出やすくなってしまったりするのだと、
宿の方が教えてくださいました。

モン・ユフは、雪をいただいた、由布岳のイメージ
なんでしょうね。

クリームチーズと、ラムレーズンを合わせた
オリジナルのデザートです。
粉糖をかぶった、真っ白な美しい山の頂から、
フォークを入れると、意外なつくりが
顔を見せました。

空洞があって、中から、とろりとクリームが
流れ出します。
モンブランとはまったく違う、オリジナルの
デザートですね。

クリームチーズは、サワークリームを
プラスしたような酸味がありつつ、
とても濃厚でコクがあり、まったり、
ねっとりした口どけ。

それに、ラムレーズンの風味が
アクセントになって、想像以上に大人っぽい。

オーガニックのダージリンと一緒にいただきました。
渋みがなく、美味しい。
サロンに行って、デザートだけでなく、
紅茶が美味しいと、とても幸せな気分になります。

天井桟敷には、何年も前から、訪ねた方が
書き残していかれた、日記帳が大事に
おいてありました。
ここは、宿泊しないでもカフェだけで
利用できるのですが、たくさんの方が
書き込みをされています。

やっぱり、大事な方と一緒に来ました、
という書き込みが多い。
読んでいて、思わず笑みを誘われるような、
幸せな感じが伝わってきます。

私も、何か書き残していこうかと思い、
少し考えて、やっぱりやめました。
また、今度、来ることがあった時には、きっと。
街中のB-speakでは、予約でいっぱいだった
山荘・無量塔のPロール。

でも、宿泊者は、宿の方で予約できるので、
同行者の中で、宿泊されたグループの方が、
予約をしてくださいました。

最後の日、館内のTan’s bar(ターンズ・バー)に
立ち寄って、皆さんと一緒に、お茶を。

Pロールは、思ったよりもサクッとした食感で、
とても軽いスポンジでした。
これだけ厚みがあっても、すっと入ってしまう。

お宿は、入り口から、とても風情のある雰囲気で、
ターンズ・バーの内装も、とても素敵。
いつか、泊まることがあったら、色々と
探検したくなるだろうなぁ。
カヌレも焼いていらっしゃるのですね。
めちゃめちゃ焼きこんだ、系ではないですが、
ほどよくカリッとした周囲に、中はもっちり。

あー、ちなみに、横の笹団子とかは、
お宿で出していただいたというお菓子類を、
「平岩さんに取っておいたよー」と、
分けていただいた物・・。
皆さん、温かいお気遣い、どうもありがとうございます。(^_^;)

これは、紅茶カップの受け皿だけど・・
食器類も素敵。
確かめてこなかったけど、ロイヤルコペンハーゲンの
青花ライン、ブルーフルーテッド・・だよね?

食器類が素敵といえば、ここに来る前、
友人のご夫妻に、銀座のペリニョンに
お誘いいただき。

そこで出していただいたハーブティーのカップが、
とても素敵、と友人が目をとめました。
大倉陶園のものなのですが、普通は
白に金縁のところ、銀縁だったのです。
オリジナルで作っていただいた物だそう。
とても上品で・・素敵でした。
今度、サロンに行ってこようと思っています。

私たちの席のすぐ後ろに、暖炉があって、
とても大きなスピーカーがあって、CDをかけても、
リアルな大音響で聞こえるのでした。

外は、あたたかい日差し。すっかり春のよう。
山本益博さんは、オペラはじめクラッシックの
造詣が大変深くていらっしゃって、こういう時、
「この雰囲気には、モーツァルトの
バイオリン協奏曲が一番よく合う」
等、セレクトしてくださいます。

1月に、ブルゴーニュに行かれた際、
なかなか会っていただけないワイン醸造家の
方にお会いして、試飲をさせていただく機会が
あったそう。

テイスティングをすることになり、さすがに
緊張なさったそうですが、その時、
いただいたワインの印象を、オペラのアリアに
たとえられたら、相手の方も、音楽を愛する方
だったようで、「それは第何幕のか」
といった、さらに深い質問があり・・
無事、テスト合格。

気持ちが相通じて、色々なワインを試させてくれ、
また来るようにとおっしゃっていただいたそうです。

素敵なお話だなぁと思いました。
音楽・・絵画・・そういった芸術を愛し、楽しむ心と、
美味しい物を作り出し、楽しむ心とは、きっと、
深く、通じるものがあるのだろうと。
Pロール、「10時間もつようにした」と、
お土産分までご用意いただきました。

いざ、あけようとしてわかった。
保冷剤もいくつもついて、さらに、
このボックスを、発砲スチロールの
冷蔵ボックスに厳重につめて、
それは丁寧に、梱包してくださっていました。

おかげで、東京まで、持ち帰れました・・。
ありがとうございます!
うちだけで食べては申し訳ないからと、
たまたま、お会いできた友人に半分こ
することができて・・よかった!

でも、実は、その場でいただいた時、
私には、やや、生地が軽すぎるかな、とも
思ったんですね。
これは、もう好みの問題で、私は、もうちょっと
しっとりめの、もっちりした生地の方が、好きなのです。

結局、その日、バタバタして、
「できればその日中だけど、翌日くらいまではOK」
と言われていたので、遅れをとりつつ、翌朝、
残りをいただいたのですが・・。

あれ?1日おいてからの方が美味しい、
と思いました。
いえ、おいしいかどうかは、主観の
問題だと思いますが、少なくとも、
自分の好みだったのですね。

生地にクリームをあわせて寝かせると、
クリームの水分が生地にうつって、しっとりとした
戻りがきますが、これが、ほどよい塩梅に
なっていたのです。

オーボンヴュータンなんかでも、
バタークリームにビスキュイのケーキで、
そういう作り方をするものが、
いくつかあります。

でも、生クリーム系のケーキで、それを
することは、あまり一般的ではないように
思いますが、ア・ポワンのショートケーキは、
あえて、その方法をとっていますね。

ア・ポワンの場合は、生地の食感というよりは、
生クリームと苺のなじみ感を追求された結果、
「苺がクリームでマリネされたような状態」
にするべく、そのような作り方をされていると
伺いました。

なんでも、できたてが全ておいしいような
気がしますが、必ずしも、そういうわけじゃない。
なじませることに、意味があることもある。

ただ、その分、ア・ポワンの衛生管理は、
ものすごいです。
岡田シェフがこれ、と思った美味しさを
作り出すために、考えうる限り、最大限の
工夫と努力をされている。

もちろん、今回は、イレギュラーだとは思います。
やっぱり、お店の方のおすすめに従って、
消費期限もちゃんと守って、いただくのが
いいと思う。

ただ、みんながこう言っているからと
決め付けずに、いろんな食べ方を
してみるという気持ちは、大事な気がします。

Pロールは、まもなく、新宿伊勢丹の
大九州展に、登場するそうです。

2月21日(水)〜26日(月)。
会期中、ずっとかどうかはわからないので、
詳細は、そのうち伊勢丹のHPに掲載されるのを、
チェックしないとですね。
B食店情報
・店名 : 茶房・天井桟敷(さぼう・てんじょうさじき)
・ジャンル : カフェ・喫茶
・住所 : 大分県由布市湯布院町川上2633-1 亀の井別荘敷地内
・TEL : 0977-85-2866
・URL : http://www.kamenoi-bessou.jp/tenjyosajiki/index.html
・営業時間 : 8時?20時
・定休日 : なし
・最寄り駅 : 由布院
・キーワード : 亀の井別荘の離れにあるお土産物屋さんの2階。江戸末期の造り酒屋の屋根裏を改造した建物で、深炒り焙煎のコーヒーやスイーツをいただける。
・友人・同僚
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2007年2月12日(月曜日)
[ 23:46 ] [ 九州スイーツ ]
   
由布院にきています。
湯平と合併して湯布院となった後、また、
由布市になっていますが、私は、なんとなく、
前者の表記が好き。

この地に群生していた栲(たく)の木の皮で作った
木綿が「由布(ゆふ)」で、それが由来 なんですね。

こちらで、「食卓祭」と称するフォーラムが開催され、
山本益博さんと、「よく噛むこと!」を提唱する
中島幸一氏による講演、地元の、食に関わる方
交えての、パネルディスカッションがあります。

そして、「旅館料理の新たな提案」というテーマで、
神戸北野ホテルの山口料理長や、祇園「さ々木」の
ご亭主はじめ、関西からお迎えするゲストの
料理人3名(の予定が、結局7人に!)の方に、
由布院の地元食材でつくっていただく
コース料理を、亀の井別荘で味わう食事会など。

ちょうど、2/20の「料理ボランティアの会」についても、
山本益博さんからお話をお伺いすることができました。

チャリティーのオークションでも、料理人の方々の
ご好意により、お金では買えないような、
すばらしい品をご提供いただけるようです。
益博さんとの、日頃のご交流あってこそと思いますが・・。

たとえば、大事に研ぎながら、愛用していらした
包丁とか・・刃渡りが短くなって、お店では
使えないから買い換える時期なのだけれど、
一般家庭では、十分に使えるものだったりする、
のだそうですよ。

益博さんご自身が、そのようにして、お寿司屋さんで
使う片刃の包丁を譲っていただいたことがあり、
それが、鮪の刺身のサクなど、すばらしくよく切れ、
気に入っていらっしゃるのだそう。
そんなことから、これを提供してもらえないかと、
思いついて、お願いされたんですって。

新潟中越地震のボランティアでは、
現地に赴くためのバスを調達するのにも、
まず、先立つ事業資金がない。
そこで、お知り合いで、運送関連事業を
されている方がお引き受けくださって、
バスを貸し出してくださったのだそうです。

その方の行為も、とてもご立派ですが・・
益博さんとしては、やはり、長い目で見て、
活動資金をプールしておかなくては、
いざという時に動けない、と思われたそう。

とにかく、広く知っていただき、参加してほしい、
というお気持ちだそうです。

そんな由布院で、合間を縫って、でも
しっかりといただくスイーツ。桐屋さんは、
17時で終了なので、イートインは翌日に。

白ごまプリンと、おはぎなどテイクアウト。
わらび餅などは、やっぱり、その場で
いただいた方がいい気がするしね。

おはぎは、もち米部分にやや強めに
塩味が効いていて、やわらかな粒餡と
いいバランスでした。

プリンは、メープルシロップをかけて
いただく物でした。黒ごまプリンより、
白ごまプリンの上品な味が、好きな気がします。

シロップの容器がかわいいぞ。
豚・・かも知れないけれど、ここはやっぱり、
干支にちなんで猪だと信じておこう。
益博さんから、朝日新聞で私の名前を見ましたよ、
と教えていただき、思わず、機内で
確かめてしまいました。

・・ほんとだ、11日朝日新聞朝刊、
チョコレートの特集記事でした。
益博さんに発見していただくなんて、
光栄と恐縮で、いたみいります・・。

「スイーツ評論家」になってるなぁ・・。
この肩書き、自分で名乗る時は、使わないんですが。
決して、評論する対象ではなくて、
好きで好きで・・その作り手の方々も、
供される環境も、いただく人の思いも、
すべて含めていとしくて、ただ、伝えたいだけ。

で、いつも、聞かれて、うーん、と考え込んで、
「スイーツ研究家」とか、微妙に無難な線をとることに。

それよりは、どっちかというと、「スイーツ研鑽家」
かも知れないとか、考えてみる今日この頃。

「スイーツ愛好家」を名乗られる村山なおこさんは、
すてきな肩書きを選ばれたなぁと、感心するのです。

他の、どんな言葉でも置き換えられない。
ただ、スイーツを愛する身、それだけ。
なんとなく、わかる気がします。

パティシエではなく、「菓子職人」。
というか、労働者、とおっしゃる、
オーボンヴュータンの河田シェフも、素敵。

実際、シェフの皆様とお話していると、
自らのことを、「菓子職人」ととらえて
いらっしゃる方が、多い気がします。
この言い方が、すごく好きです。
職人の手仕事。

そして、ケーキ屋、というよりも、菓子屋、が好き。
だって、生ケーキだけじゃなくて、焼き菓子や、
コンフィズリーや、ショコラや、いろんな
お菓子がそろう、そういうところだから。

そんな、言葉の使い方へのこだわりは、
自分にとっては、わりと、大事なことのような
気がするのです。

とりあえず、ずーっと気になってた、
このブログのプロフィールを、ちょっと変えてみました。
たまーに顔写真とか載せてるし、どう見ても、
正体は明かしてるようなものですが、
それでも、はっきり、常時、本名を
名乗ってはいなかったのが、なんとなく
気になってたので。

桐屋さんでは、八女のかぶせ茶と。
柚子餅と、わらび餅を。

伊勢丹の催事にいらしてた時、初めて知って、
いつか行ってみたいなーと思ってたんですよ、
柚子のかりんとうとか、限定の羊羹とか
出してらっしゃったでしょう、あぁ、マンゴーのとか、
そうそう、みたいな。

そういう会話を、由布院生まれとおっしゃる
ご主人とできたのは、朝一で、まだ他に
人がいなかったから。
ほどなく、カウンター席は、お客さんで
いっぱになってしまいました。
お店は3年目だそうです。

私、百貨店とかの催事で出会ったお店は、
お尋ねした際、それを言うようにしています。
だって、自分だったら、きっと嬉しいから。

売り上げだけの判断じゃなく、それで
一つでも、出てよかったな、と思って
もらえたら、それもまた、ご縁をつなげる
ことのような気がしており。

このあたりは、かぼすや、柚子など、
かんきつ類が美味しいのね。
柚子餅は、清々しい柚子のコンフィ入りの、
やわらかな粒餡を、ふっくらしたお餅でくるんで。

わらび餅は、あぁ、ねっちりと、口の中に
吸い付くような、いい食感。
まずはきなこに抹茶を振ったそのままでいただく。
その後、黒蜜、といいつつ、あまり真っ黒ではない、
琥珀色の美しい蜜をかけて。

鼻腔に長く残るのは、やっぱり、
きなこの香ばしさ。
宿泊した玉の湯のカフェにて、
アップルパイを。

薄く作ってありますが、フィユタージュに
クレームダマンド。
そしてリンゴの薄切りをびっしり並べて。
ポーションも、かなり大きめです。

無量塔(むらた)のPロールは、
やっぱり、ものすごい人気で、整理券待ちの行列が。
街中のB-speakでは、火曜午前中分まで
予約でいっぱいと言われました。
どうせなら、やっぱり、こちらでいただきたいものね。

物産展とかで、なかなか入手できないお店の
物が出ると、それはそれで嬉しいけれど、
やっぱり、それで満足せずに、いつか
本店に行ってみたい、と思うんですよね。

さて、明日、入手できるかどうか。
亀の井別荘で、お茶と一緒に
出していただいた、柚子練です。
ぷるんとした、マーマレードみたいな感じ。

敷地内のカフェ、「天井桟敷」のスペシャリテ、
由布岳をイメージしたモン・ユフは、
明日の午前中に、いただくことにしました。
夕方行ったら、店内が煙くて、
ちょっとこれはダメだと思ったんで・・。

夕方、湖畔を散歩していたら、14日に
スイーツめぐりのロケ可能か、というご依頼電話が。
でも、私も予定があったのと同時に、その日は、
バレンタインじゃないですか。
取材OKなお店、見つかるの?と冷や汗。

急な予定変更みたいで、制作会社さんは
大変みたいでしたが・・。
ごめんね、お役に立てなくて。
でも、お菓子屋さんを煩わせるような企画は、
やっぱり、成立しないと思うよ・・。

その14日には、以前、延期になった
『堂本剛の正直しんどい』の、後半カットされた
スイーツクイズ部分が放映されます、
というご連絡をいただきました。

うーん、放映されてみるまで、わからないけど、
一応、妹に連絡しておこう。
24:15〜だから、日付変わってる真夜中ですね。

夜のお食事「風の食卓祭」&交流会が、
先ほど終わったところ。

料理人における、旅館と個店との違いは、
菓子職人における、ホテルと個人店との
違いに通じるものがある気がしました。

お客さんの顔を見て料理して、
最後、送り出すところまでするのと、
場合によっては、食べている人の顔を
最後まで見ずじまい、という環境の差。

いや、出ていって、コミュニケーションを
はからないといけないよ、という提案の
お料理を出された、さ々木のご亭主。
関西の諸先輩方からの、それぞれのお話を、
真剣に聞いていらした、若い料理人や
次期オーナーの皆さん。
旅館の料理に、新しい風、吹くでしょうか。

玉の湯にもチーズが売っていて、
気になった「うらけん牧場」のオーナーさんと
お会いできたのも、嬉しかった。
浦田健治郎さんだから、うらけん。
小学校時代からのあだ名ですって。

牛乳もとてもおいしく、また、自家製ヨーグルト、
濃厚なのにさっぱりしていて、すごく美味しかったです。

チーズを作り始めて5年くらい、と。
今は、ホルスタインのみだけれど、種牛を
入れていて、もう数年したら、ブラウンスイス乳を
使える、と、嬉しそうに話してくださいました。

食に携わる仕事は、いずれにしても、
力仕事だったり、ハードな仕事だと思う。
がんばってほしいです。
私も、何か、できることから、がんばりたい、と思います。
2006年8月16日(水曜日)
[ 23:59 ] [ 九州スイーツ ]
   
クオカに寄ったついでに、新宿伊勢丹・
夏の大九州展、初日に行ってきました。

午後だったので、限定の16区ブルーベリーパイとか、
もうダメかなぁと思ってたら、まだありました!

三嶋シェフもいらっしゃっていて、
「九州以外に出るのは初めてなんですよ」と。

別のお客様も、同じように
「もう無いかと思ったよ」と、ブルーベリーパイが
お目当てだった模様。

それにしても、スタッフの方も、かなり
いらっしゃっていて。

残念ながら、実演の様子は
見られなかったけど・・
午前中だったのかな?

バッケンのオーブンが運び込まれていた・・
本格的だなぁ。

ブルーベリーパイは、小さなサイズしか
いただいたことがなくて。
ホールは初めて。

常温で1週間くらい日持ちOKというので、
ひとまず買ってしまった・・誰かに、
お裾分けできるかなぁ。

今秋、25周年を迎えられるという、
老舗名店の16区。
また、九州のお店にも、お伺いしますね!

今回、初めてだった
「スイーツダイニング 2月14日」
の、モンブランも気になってました。

どこの栗か気になってたのですが、
丹波栗なんですね。
和栗っぽい、黄色いクリームで、
中に少し甘さをつけた生クリームと、
上品な感じのカスタード。

中には、渋皮煮の、形も美しい、
立派な栗がまるごと1粒。

フォークを入れたら、土台にぶつかった。
あれ?切れない・・

というくらい、ねっちりしっかりしている
ダコワーズ系の生地なんです。
本来的に、こういうものなのかしら?

焼き菓子のソーリンマダム、
どんな意味かと思っていたら、
大分ゆかりの「大友宗麟」から
だったんですね・・迂闊だった。(^_^;)

あと、マロンという焼き菓子を。
これも、いただくのが楽しみです。

そして、長崎「ボンソアール」では、
さすがに、かもめロール1本は多いかなぁ、
でも、チョコレンガもほぼ同じサイズだし、
この暑さでチョコ物はやや・・と躊躇して
いたら、きなこロールはカットサイズで
あったので、それをチョイス。

そう書いてあったとおり、スポンジが
ふわふわだ〜。
きなこも香ばしく、中心に小倉クリームが
巻き込まれていて、和洋マッチ。
なんか、長崎っぽい感じがするかも。

でも、結局、買ってしまったんだけど。
かもめロール。(^_^;)

で、これが、また「ふわっふわ」でした!
軽くて、ちょっとおさえただけでも
つぶれてしまいそうにやわらかくて、
包丁で切れないくらい・・

ど、どうやったら綺麗に切れるのかしら・・?!


あと、熊本、五島列島の天草にあるという、
「五足のくつ」という宿。
半年先まで予約が取れない人気なんですって。

そこの、「いきなり団子(だご)」。
これは、私にとっては、母が好きな郷土菓子。

あと、オーナーのお母様手作りという、
天草のよもぎを使ったお団子。
濃茶のように濃厚で、清々しくて、
とても美味しい!紫芋もありました。
とても色あざやか・・
いきなり団子、そう、この素朴なつくりが、
いかにもだわ〜。

2個ずつ入ったのを選んだから、半分は
冷凍して、今週末に会う母に、とっておこうっと。

小学生の頃、歴史の自由研究で、
天草四郎をテーマにしたため、
母に連れていってもらった天草。

宿のパンフを見たら、何だか
異国情緒漂う・・不思議な雰囲気。
イメージしていた天草と、随分違うかも。

裏側にある、鹿児島の天空の森も、
人気の宿なんですって。
あとはねー、aiaiさんも教えてくださった、
長崎、つたや総本家の「カスドース」。

カステラに卵黄をつけて、シロップで
揚げたお菓子だそう。
うーん、鶏卵素麺色、だわ。

約450年前、ポルトガル船が入港して以来の
平戸の銘菓だそうで、かつては、
肥前国平戸の松浦藩の御用菓子で、
庶民の口には入らず、
明治天皇への献上菓子ともなったそう。

伝来当時、松浦家で、南蛮菓子として
カステラが宴会に出された時、
その味に馴染めず、包丁方がカステラを
砂糖蜜で煮たのが原型になったとか・・。

日本版、フレンチトースト?ディプロマット?
これも、一種の再生菓子かなぁと
思ったんですが。

ざらっとしたグラニュー糖がまぶしてあって・・
うーん、甘いぞ。(^_^;)
でも、残業時にちょっと心癒されました・・。
2005年7月19日(火曜日)
[ 05:37 ] [ 九州スイーツ ]
   
博多紀行、最後の目的地は、ムーミンベーカリー&カフェの
池田シェフが、今年4月にプロデュースされたパン屋さん、
ブーランジェリー・レスト」でした。

池田シェフと入れ違いになるようだったので、特にお約束は
していなかったのですが、どうも、到着日に行っていれば
お会いできた模様。残念でした〜。

天神地下街を抜けて大丸の先にある、天神南駅から、
新しくできた地下鉄に乗って「薬院大通」で下車。
KKRホテル方向に向かって、その角を左折。
「浄水茶寮」を目指すと教えていただきました。

あれ?でも、このあたり、見覚えが・・。
それもそのはず。フランス菓子、「16区」の看板が。
「御所ヶ谷」という地名と結びついていなかったのですが、
極近です。

ということで、当然のごとく、16区にも寄ってしまいました。
みずみずしい葡萄+生クリームをパイに詰めた、田主丸のパニエ、
奄美大島産のパッション+黒胡椒のムース、
地元、能古島産ブラッドオレンジを使った、2階のサロンでいただける
デザート・・・。

気になる物が多々ありましたが、時間も限られ、あとは飛行機に乗らなくてはいけない身。
お店の人気季節商品、ブルーベリーパイと、テイクアウトしやすい
赤ワインの飲むゼリー&パックのゼリーを。
ゼリーは、上記各産地のブラッドオレンジ、パッションを使った物に加え、
ライムを選びました。
日経インテレッセの九州版作成でお世話になっている
ライターの方に教えていただいたところによると、
「浄水茶寮」は、以前、吉兆にいらっしゃった板前の方が
出された懐石料理店とのこと。

このあたり、住宅街という感じで、ちょっと入ったところに、
素適な感じのお店があるような雰囲気。

「ブーランジェリー・レスト」は、「浄水茶寮」のちょっと先。
小さな入り口の、こじんまりとしたかわいいパン屋さんです。

カウンターを挟んで店員さんと向かい合うような対面式の
お店のため、自分で店内をまわって、お盆に好きなパンを取る
形式のパン屋さんとは異なる、ケーキ屋さんに近いような雰囲気。

レストって、「東」の意味で、フランスから見た東、すなわち
日本のことだそう。
ここで修行された方々が、日本中に店を開くことで、日本を
代表するパン屋になりたいという願いが込められているんですって。







オススメをお伺いしたところ、ライ麦を使った大きな
「Le pain 御所ヶ谷」。

フィグ入りのもの、レーズンがびっしり入ったもの、
端がきゅっとすぼまった、ライ麦使用のフランスパン、
リュスティックといったハード系の食事パンが特に充実。

一方、クロワッサン・オ・ザマンド、トマトのデニッシュから、
クリームパンまで、幅広く揃います。
シンプルで、飽きのこない、毎日食べるパンを
買いにくるお店、という感じ。

一見フルーツケーキなのですが、パンを使ったケーキ、
というものも気になって、これも買ってみました。
生地に赤ワイン入りで、くるみとグリーンレーズン入りのパン。
これは、組み合わせとして、有無を言わさず美味しいですよね〜。

チーズが欲しくなります。
フロマージュブランをのせたら、それだけで立派なカナッペになりそう。

粉は、内麦を石臼で挽いて使っているそうで、
粉だけの販売もありました。
16区のブルーベリーパイの話にもどって・・
カットしてみると、たっぷりと詰まった濃厚なブルーベリーに、
人気の理由が伺われます。

中に1枚、シュクセが忍ばせてあって、ブルーベリーだけ
詰まっているのだと濃厚で重たすぎるかも知れないところを、
ブルーベリー果汁がじゅっとしみたこの1枚がキモという感じです。

配送も可能なのですが、やっぱりこれは、出来たてを
いただけるのが一番!

B食店情報
・店名 : ブーランジェリー・レスト(ぶーらんじぇりー・れすと)
・ジャンル : スイーツ-パン
・住所 : 福岡県福岡市中央区御所ヶ谷135-1
・TEL : 092-521-4687
・営業時間 : 8:00?19:00
・最寄り駅 : 薬院大通
・キーワード : 国産小麦を石臼で挽いて使用/天然酵母の焼きたてパン
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