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2007年10月11日(木曜日)
   
秋も深まる今日この頃・・。

が、しかし、世の中では、来週から、
クリスマスケーキ予約の季節が始まろうとしています・・!

新宿伊勢丹&新宿高島屋のカタログ入手!
伊勢丹は、10月16日(火)から、
高島屋は、10月17日(水)から、予約スタートです。

詳しい中身のご紹介は、こちらにて。

昨年は、伊勢丹で、気になる物が一番多く、
無事、電話予約できたために、
いくつか、個店のものも交えて、
急遽、クリスマスアントルメの会を開催しました。

大好評につき、今年もぜひ!というリクエストは
いただいたものの・・まだ、何とも言えませぬ。
だって、限定数のものを予約できるかどうか、
保証がないもん〜・・。(^_^;)

しかも!昨年は3日間だった受取日、
今年は、23日(日)、24日(月休)の2日間のみです。

私の中では、22日、25日含めた4日間が、
クリスマスケーキを食べ得る日となっていますが、
さぁ、この中で、どの日にどちらのケーキを
いただくのか・・慎重に検討が必要ですねー。
あぁ!パティシェリア各店による、島屋限定の
ラインナップは、やっぱり魅力的〜。

・・って言うか、これ、台数限定書いてないんですが、
でも、カタログ自体に「数に限りがある」と注意書きが
あるということは・・注文数によって、お店との
交渉になるのでしょうか・・。

お店の皆さん、頑張ってー。(^_^;)

直径30cmのオーボンヴュータンのクリスマスケーキ・・
大迫力ですねー。

タダシヤナギのアカリグア・ア・ラ・バニーユ。
粉糖で象ったクリスマスツリーに、
パールクラッカンを散らした、意外なほど
シンプルなデコレーションが素敵〜。

構成を読む限り、昨年のクリスマスケーキとしても
いただいた、ル・ショコラ・グラン・クリュを
思わせるのですが、その場合はヴァローナのグアナラで、
ヴェイスのアカリグアは、カカオ分%としては、
ほぼ同じ70%ですが、それによってどう変わるのか・・。
あぁ、それはもう、食べてみたいに決まってる〜!

ヴァローナといえば、スプランドゥールの藤川シェフの、
ヴァローナカカオパート100%のマンジャリを使った
「マダガスカル」のクリスマスケーキも、
気になるのです。

そう・・夏に作っていただいた「花火アントルメ」の、
バージョンアップ形なんです!

一足早く、『GATEAU』誌で、ルセットとともに
拝見したのですが、全然、姿かたちが違っていて、
見ただけでは、同じケーキとはわからなかった〜。

これは、東急フードショーに登場するそう。

伊勢丹は、「アンリ・ルルー」はじめとする
生ケーキも魅力的ですが、1ヶ月前ほどから
受け取り可能の、焼き菓子系も気になるところ。
やっぱり、「16区」のシュトーレンかなぁ。

昨年、気づけば39種類ものラインナップを揃えてしまったクリスマス焼き菓子の会
今年はどうしよう・・。

うーん、今年は、気になるデパ地下が、複数に渡りそう・・。
第二弾、銀座三越&東京大丸カタログご紹介も、
追加しましたー。

三越は、さすが、貫禄のホテル特集。
マンダリン、コンラッド、ペニンシュラと勢ぞろいです。

気になるのは・・三越のエーグルドゥース。
りんごが・・・りんごがかわいい。
バニュルスと違う意味で、やられました。

フラウラが出ていらっしゃるとは思わなかったので、
ちょっとびっくりだった大丸。
西武はラ・ピエール・ブランシュが・・。

西武は、クリスマスケーキ試食会に
お伺いしてくる予定なので、また改めて、
詳しいレポートをいたしますね!

に、しても、大丸のカタログの裏には、すでに、
来年1月の、ガレット・デ・ロワの配送予約のご案内が・・。
一年・・早いものですね〜。
2007年10月5日(金曜日)
   
最近、デパ地下は、郊外店が熱い!と言われています。
10月9日には、浦和パルコ内に食料品に特化する形で、
大丸もオープンですね。

そして今、もっとも注目を集める、
都内郊外エリアの1つと言えば、立川!
立川駅を、夕方頃歩くと、こんなに乗降客が多いのか・・と
驚かされます。

10月5日(金)には、エキュート立川もオープン!
ますます話題になること間違いなしです。
先日、エキュートの内覧会に伺った折、
伊勢丹立川店に寄りました。
エキュートのレポートは、この後引き続き・・。

こちらには、10月1日から、
地下の洋菓子売り場に、
「sweets select shop スウィーツセレクトショップ」
という新しい売り場がオープンしています。

1ヶ月ごとに、スイーツファンの呼び声高い
人気の3店が、交代で登場。
各6種類ずつのケーキが登場し、
計18種類の生ケーキと、焼き菓子などが並ぶ、
スイーツのセレクトショップです。

10月いっぱい、オープニングを飾るのは、
「しろたえ」「ル パティシエ タカギ」
「パティスリー タダシ ヤナギ」という、豪華な顔ぶれ!
高島屋さんのパティシェリアにも通じるものがありますが、
伊勢丹さんらしい見せ方として、
チョコレートケーキ、チーズケーキ、苺のショートケーキ、
モンブラン、タルト、スペシャリテという切り口で、
3店のケーキを、店ごとにではなく、カテゴリーで括って
ショーケースに並べているのが特徴的。

「モンブラン食べ比べの会」とか開催する人には、
ぴったりの軸ですよね。(^^ゞ

タダシヤナギのお店の場所は、<八雲>とありますが、
今回のケーキを作っていらっしゃるのは、
なんと貴重なことに、海老名のアトリエです。

今年の八雲バージョンはいただいた、和栗のモンブラン。
アトリエバージョンは今年初〜!!
というか、この秋、ここ以外でいただける機会が、
今後あるかどうかわからないため・・
これは私の中で、必須課題でした。

シールに記載された製造者がアトリエの住所に
なっているのが、なんだか嬉しかったりするのは・・、
はい、明らかにマニアです。(^_^;)
いや、きっと同士の方がいらっしゃるはず〜〜。

ヤナギの和栗は、現在、おそらく熊本産かと。
四国産の栗を使ったタカギのモンブラン、
「チョモランマ」との食べ比べも、面白いですね。

この売り場では、お店ごとにではなくて、
カテゴリーごとにまとまってケースに並んでいるから、
そうした試みをしてみよう、という気分にさせて
くれるんじゃないかな。

タカギ、しろたえのケーキについては、
こちらのレポートもご参照ください。
タルトポワールは、ヤナギのアトリエと他店舗との違いが、
もしかしたらわずかにあるかも知れない?
焼きっぱなし菓子の1つです。

平釜があるのが、アトリエだけになるため、
フィユタージュの焼き具合に、少し、
差が出る可能性があります。

でも、普段のタルト・オ・フリュイも、ガレット・デ・ロワも、
違いがあるというほどには感じないくらいなので・・。

あぁ、何度いただいても、サクサクで美味しい・・。

タルトと言うと、お店によって、パートシュクレだったり、
ブリゼだったり、タルトフィーヌみたいな薄いピッツア状の
ものだったり・・。

色々ですが、この、ごく軽いヴォロ・ヴァン vol-au-vent
のようなパイ生地の物は、実にヤナギならではの、
という気がするのです。

こちらのフィユタージュは、見た目の色は綺麗な狐色、
というくらいで、でも、いただいてみると、
想像以上にしっかり焼きこんであるところが好き。

普段、杏のタルトを選ぶことの方が多いのですが、
ポワールは、ヤナギによく似合う果物の1つだと
思っており、久しぶりにいただくと、
やっぱり美味しいのでした。

さて、この後は、ものすごい盛況だった・・
エキュート立川内覧会へ!
2007年9月29日(土曜日)
   
新宿高島屋「パティシェリア」に登場した、
華麗な「薔薇」のケーキ達・・。

11種類のうち、10種類まではいただいて・・
あと1種類、やっぱり気になって、いただきました!

ということで、スタート3日目にして、全種類到達!
多分、関係者以外で、日本一早い自信があります・・(^_^;)

水曜・木曜の入荷がお休みだったので、
まだ、いただくことができなかった、
レピキュリアンの「ジャドール」。
これも、サントノーレ形の薔薇ケーキなのですね!

パッションフルーツのムースを、薔薇のクリームと
カスタード入りのシューで包み、白桃のコンポートと、
薔薇のマカロンを添えたもの。

3つのプティシューの上のフォンダン、
サントノーレというよりエクレール風ですが、
パステルピンクが愛らしい。
つやつやとして綺麗ですね〜。


あ、本当だ。
黄色の濃い部分が、パッションムースですね。
ムースと言っても、クリームという印象を受ける、
かなり濃厚でコクのある感じです。

私は、こういうふうに、酸味がぱきっと出ている
パッション物は、好きですねー。

桃のコンポートも甘酸っぱく、これも、
薔薇とは相性がいい果物だなぁと思いました。

こちらのは、いただいた薔薇スイーツの中では、
多くの味の要素をもっていて、構成が
複雑な方だと思います。
でも、全体では、想像以上にさわやかな感じに
まとまっているように思いました。

サントノレを切る時って、シューが3つだから、
どこを切ろうか?と迷いますが・・。
私は、ひとまず、シュー1個の真ん中を通るように
意識しています。

このプティシューの中に、クリームが
入っているか、空なのか、或いは・・?
それを確かめてみたいので!

サントノーレは、土台のフィユタージュと、
シュー生地とを合わせたような生地使いが、
面白いなぁと思うお菓子です。

ポンヌフとかも、そうですね。
あれは、カスタードとシュー生地を混ぜて
フィリングにするから、さらに面白くて、
気になるお菓子の1つ。

・・・ひょっとして、いまやメジャーとなった
パイシューって、こういうところからの
発想だったりして?
こちらは、ぜひとももう一度味わってみたく、
リピート決定!した、
タダシヤナギの薔薇のケーキ、「クールローズ」。

土台のシャルロット生地と、フロマージュブランの
ムースとのつなぎ目が、燃やして蝋の落ちてきた
ろうそくみたいですね。

中には、苺と薔薇のジュレが1層。
中敷のビスキュイなども無く、
構成は、比較的シンプルだと思います。

それを、これだけ、かちっとした味に
完成させるのは、これまたすごい・・。

薔薇とあわせているのをよく見るフルーツって、
フランボワーズもあると思うのですが、
このジュレが、木苺ではなく、苺なのが、
ベストだったように思われます。

もし木苺だったら、ヤナギの、この薔薇の表現に
あわせるには、強すぎてしまったような気が・・。

苺の酸味のせいでしょうか。
口の中でとけていく時、まるでシャンパンのような
錯覚を覚える、シュワシュワとした印象だなぁと思いました。
薔薇のシャンパン・・?そんなイメージです。

うーん、改めて食べても、美味しい・・。
しかも、同じ物をもう1個食べたい、と
思わせるところがすごい。

これ、きっと、アントルメでも一台いけると思う・・。
こちらは、パティシェリアオリジナルの秋新作から。
「パティスリー ミラベル」の「ペイ・ドージュ」です。

りんご、それもタタン系に目がないので、
キャラメリゼしたりんご・・と聞いては、放っておけない!

また、ぴんと来る方もいらっしゃると思いますが、
パティスリー パリ・セヴェイユにある同名の
お菓子が好きで、気になったこともあり・・。

ペイ・ドージュは、フランスのノルマンディーで、
カルヴァドスのA.O.C.を持つ3エリアの中で、
最高品質の物を作ると言われる地区の名称なのですね。

アルカリ性土壌の限定された地区内で、
りんごを栽培、収穫するため、優れたカルヴァドスを
生み出すと言われます。

でも、これは一応、2つの薔薇ケーキをいただいて、
様子を見てから、追加お願いしたんですよー。
当初から、(間違いなく、3つ入るな)と
思ってはいましたが・・。(^^ゞ

上の白い部分は、見た目、クリームチーズ系?と
思いましたが、バニラババロアなんですね。
シナモン風味とのこと。
ごく少量なのかな?シナモンを入れても、こんなに
真っ白にあがるもの?

底部分は、パイ生地に、しっかりとカラメルで煮詰めた、
タタン風のりんご。
そこに、バニラババロアのクリーミーさが合わさって、
とても食べやすいです。

個人的には、りんご自体に、もっと酸味が利いてるのが
好きかもですが、ほろ苦いキャラメルが中まで
しみとおったりんごは、やっぱり美味しい!

タルト・タタン。秋になると、必ず食べたくなる
お菓子の1つです。
こちらは、9月13日から登場している、
リュー ド パッシーの、高島屋オリジナル、
秋の新作2種類です。

左がマロンカシス。
右がラミ・デュ・ヴァン。

同じ名前の「マロンカシス」は、タダシヤナギの
秋オリジナルケーキにもありますが、
構成が全然異なっていて、それも、この売り場ならではの
面白さですね〜。

リュー ド パッシーのカシスは、甘酸っぱい
メレンゲで表現されています。
また、ビスキュイに、カルダモンを使っていて、
ほのかな清々しさがいいなぁ・・、と思いました。

カルダモンとマロンというのは、これまで、
あまり経験のない組み合わせでしたが、
長島シェフ曰く、
「マロンの味を引き立てる組み合わせなんですよ」と。

確かに・・甘めのマロンに、きりっとした印象を加えて、
重たさを感じさせません。

マロンクリームにも、グランマニエを加えて、柑橘系の
さわやかさをプラスした、とのこと。

長島シェフのお菓子も、さりげない表情の中に、
細やかな工夫が詰まっていますね〜。

もう1つは、ゴルゴンゾーラのチーズケーキに、
マロンと、スペイン産の蜂蜜を合わせたもの。

「ラミ・デュ・ヴァン」=「ワインの友」という名前に、
その通り〜と、思わず拍手。

私は、チーズ好きということもありますが、塩気のある
ブルーチーズに、栗の蜂蜜をあわせたような感じを
思い出しました。
インパクトのある甘じょっぱい味が、好きだなぁ・・。

長島シェフに、そうお話したら、
「よかった〜、ちょっと、強すぎないか心配で、高島屋の方にも
試食してもらって感想伺ったんですが、美味しいって言って
いただいても、気を遣ってそう言ってくれてるのかも?
と気になっていて・・」と。(^^ゞ

本当は、もっと、それぞれ3つの素材がぶつかり合うような、
強い出し方をされたかったそうですが、迷われたご様子。

お客様の反応によっては、少しずつ、そっちの方向に
持っていってしまうかも?と笑っていらっしゃいました。

・・・ということですから、気になる方は、ぜひ
召し上がってみて、もっとこうしてほしい!という
リクエストを、お店にお伝えしてみてください。(^_^)

リュー ド パッシーさんでは、今度、お店の営業を
一日お休みされて、地元の方にお越しいただいて、
新作の試食会をなさるそうです。

予約限定で受付をなさっていたけれど、
もう、人数がいっぱいになられたかな?

そういうふうに、お客様との交流をはかろうと
なさるお気持ち、すごく大事なことですね。

リュー ド パッシーさんは、イートインスペースが
ないので、お客様がケーキを召し上がる様子を、
目の前でご覧になることが無いんですよね。

だから、ご自身や、スタッフの方にとっても、
そういう機会が必要だと、お考えに
なったのだろうなぁと。

薔薇のケーキは期間も短いですが、
秋のケーキは、約3ヶ月間続きます。
お店で出される新作も、気になりますね!
また、お伺いしなくては〜。
2007年9月28日(金曜日)
   
新宿高島屋にて、開店記念のフェアを開催中です。

その中でも、私が一番注目しているのは、
今年4月の新宿高島屋リニューアルオープン以来、
スイーツファンの間で話題となっている
「パティシェリア」コーナー。(→詳細はこちらへ)

現在、ご出店の12店のうち、11店のシェフが、
高島屋さんのシンボルである
「薔薇」をテーマにした限定オリジナルケーキを
作り上げるという、素敵な企画が実現!

9月26日(水)から10月9日(火)まで、
期間限定で販売されています。

載せ切れなかったケーキ断面図付のレポートを、
こちらでまとめましたので、ご参照ください。

早速、初日から予約して買いにいき、
2日目にして、その時点で食べることのできた
10種類のケーキを全カバーしたのは、
きっと最速記録だろうと自負・・。(^_^;)

あと、レピュキュリアンを残すのみ!
あ、電話予約は、前日までの受付です。
店頭での取りおきは、当日でもOK。

ご覧ください!この可憐なこと・・。
「パティスリー タダシ ヤナギ」の「クールローズ」と、
「パティスリー リュー ド パッシー」の「ローズ」です。

リュードパッシーは、春の時点で、薔薇をテーマにした
季節のオリジナルケーキを作られて、
長島シェフとしても、いい素材が見つかって、
納得の作品が完成されたんですよね。

なので、今回は、形を変えたバージョンで再登場。
詳細はこちらの取材記事をご覧ください。
タダシヤナギの薔薇のケーキ・・・
すごく、楽しみにしてました。

柳シェフが、薔薇という素材を使われたものを、
私は、まだいただいたことがなく。

薔薇って、長島シェフもおっしゃったとおり、
難しい素材だと思うのです。
ともすると、人工的な感じになる危険性が
あり、ナチュラルな香りを出すために、
どんな工夫をなさるのだろう、と・・。

八雲店でお伺いしたところ、加藤シェフ曰く、
このケーキ、柳シェフも、薔薇の香りを出すのが難しい、
と、珍しく、かなり悩んでいらっしゃったそうで・・。

結局、薔薇のお酒、薔薇を濃縮させたような、
多分コンサントレといったもの、薔薇のシロップ
という3種類の素材を組み合わせて使われたそう。

シロップは、柳シェフが、地元の酒屋さんで
偶然見つけられたようで、買い占められたそうです。
元の風味は、どんななんだろう〜。

クールローズという名前を聞いた時には、
「クール」=ハートだから、これまでの
ヤナギネーミング理論(笑)にのっとって、
プリュム・ダンジュのように、ハート形の
ガトーかと思っていました。

いや、当初、その予定だったそうですが、
ムース部分が思ったよりやわらかくなられたようで、
土台部分を、シャルロット生地でとめてあります。

コクテル・フリュイなどがそうであるように、
アントルメになると、保形性をもたせるため、
このパターンが当てはまるのですが、
プティガトーでこれをなさるのは、確かに、
かなりやわらかだったからだろうなぁと。

そのため、セルクル丸型に変更されたそうですが、
加藤シェフが、
「・・・もう高島屋さんにその名前で出しちゃいましたけど」
と言ったら、柳シェフ、
「じゃあ、ハートのチョコを載せておこうか」
ということで、現在の姿になったとのお話。

お二人の、そのやり取りが目に浮かぶようで、
思わず微笑んでしまいました。(^_^)

ちなみに、美しいフリルのようなホワイトチョコレートの
ひだ飾りは、八雲店の限定品、ダム・ブランシュの飾りと
同様、このように丸く綺麗に削るのは、
とても難しいのだそう。

「半分まではいくんですけどねー、
そこから続けるのが難しいんですよ。」
と、加藤シェフ。

その甲斐あって、まるで、上に薔薇の花が
咲いたようで、ほんとに可憐・・です。

食べてみて・・ちょっと感動してしまいました。

フロマージュブランの酸味に、苺の風味。
甘さは、予想するとおりに、ぎりぎりに控えめ。
断面を見ると、薔薇のジュレが占める割合は、
思い切ってわずか。
が、これを口にした時の、そのバランスの、
実に隙の無いことと言ったら・・!

控えめで上品。でも、淡いのとは違う。
しっかりと、明確な輪郭をもって、「薔薇」。
でも、どこにも引っかかりなく、体になじんで、
すっと心地よくとけてゆく。

あぁ、どうしてこちらでは、こんなにも、
私の味覚嗜好に合うケーキをお作りになるのだろう?
と、今更ながら、改めて思います。

これ・・限定品といわず、普通にお店で出して
くださってもいいのに・・いや、出してほしいぞ!!
すごく、ヤナギらしい感じで、多分、
お店にあっても、全く違和感がないと思う。

こういう企画物は、期間が短いこともあり、
一度食べたきりで終わってしまうことが多い。
でも、このケーキは・・・私、絶対にまた、
リピートでいただきに参ります!

ちょっと、この企画をしてくれた新宿高島屋さんに、
心からありがとう!と言いたい気分です。
「パティスリー ミラベル」 サントノーレ ピンク
 看板商品のシュー菓子、「サントノーレ」をアレンジ。
 バラの花水入りカスタードを詰めた、かわいらしい
 プティシューがアクセント。

ミラベルのサントノーレは、大好き♪
そして、これもやっぱり美味しかった♪

こちらは、薔薇の香りが前面に出ているというよりは、
フランボワーズの酸味の印象が強いですが、
ローズ色のクリームを絞った様子は、
見た感じ、薔薇のようでかわいらしいですね。

「ピュイサンス」 ミゼラブル
 薔薇のコンフィチュールと栗入りのタルトに、
 薔薇の風味のシブストを上に重ねて。

「パティスリー ラ ヴィ ドゥース」 フロリアン
 薔薇のジャムを、ほろ苦さのあるケーキショコラでサンド。
 周りはヨーグルト風味のライチクリーム
「プラチノ」 ロゼクレール
 ドームの側面に見える赤い模様は、薔薇の花びらを
 シロップ漬けにしたものなのかな?ちょっと甘酸っぱい
 味わいでした。

「パティスリー プラネッツ」 パルフュム
 鮮やかな赤!の中身は、かなり密度の濃い食感の
 バニラクリーム。上に、バラのソースをたたえた泉が・・。
「レジオン」 シューローズ
 カスタード、生クリームも薔薇の風味。
 薔薇のジュレに、細かく砕いた薔薇の花びらを飾った
 薔薇尽くし。でも、さすが自然派(と勝手に命名)レジオン。
 あくまで優しくナチュラルな感じで、軽やかで食べ易い。

「ジャン・ポール チェボー」 フラーソバージュ
 見た目が斬新なデザイン!
 中のムースも、周囲のホワイトチョコのグラッサージュも、
 思ったよりも甘さ抑え目でした。

「ノリエット」 ラジザ
 断面、一見、全部ピンクに見えるのですが、よく見ると、
 2色、ちょっと色が違う。外側が薔薇のムースで、中は
 苺のムースとジュレ。思い切って酸味を効かせてあって、
 爽やかさが好みですー。
 以前にも、別の形で出していらしたことがある気が・・?

「レピキュリアン」 ジャドール
 パッションフルーツ×白桃×薔薇のクレームと、
 好きそうな組み合わせなので、気になってます!
 いただかなくてはー。

「パティシェリア」は、お店がお休みの日など、
売り場への入荷もお休みの日があります。

今現在、以下が、各店の入荷の無い曜日となっています。
全てのお店のケーキが揃うのは、土曜のみですね。

 オーボンヴュータン 月水木金日
 パティスリー タダシ ヤナギ 水
 レジオン 水
 ジャン・ポール チェボー 水
 レピキュリアン 水木
 パティスリー ラ・ヴィ・ドゥース 月
 パティスリー プラネッツ (全日入荷)
 パティスリー リュー ド パッシー 水
 ピュイサンス 木
 パティスリー ミラベル 火
 プラチノ (全日入荷)
 ノリエット 水

さて、私も、あと1種類にトライして、
全ての薔薇ケーキを、いただいてみたいと思います!
2007年6月15日(金曜日)
   
高島屋のパティスリーセレクトコーナー、
パティシェリアの高島屋オリジナルケーキが、
13日から、夏バージョンに変わりました。

気になって、フードショーで
岡村シェフのデセールをいただいた後に、
覗きにいきました。

デセール2皿の後だけど、
新作ケーキは、各店から2種類ずつ登場。
2店分なら、4つだからいけるね♪と、
我ながら綿密な計画。(^^ゞ

夏新作を1種類ずつ載せたものが、
こんなふうに、チラシにまとまりました。
これ、できたら、配ってほしいなぁ・・。

気づいた方もいらしたかと。
11人のシェフ、でスタートしたこの企画。
今回から、12人に増えています。

そう、ノリエットの永井シェフも参加されました!

これまでの常設売り場も、そのまま残っていたと
思いますが、あまりきちんと見なかったので、
生菓子の販売もそのままか、今度
確認してこようと思います。
タダシヤナギからは、春のオープン時には、
こんなオリジナルケーキが登場していました。

このうち、「リベルテ・アールグレイ」は、通年商品なので、
引き続き並んでいます。

夏のオリジナルケーキの1つ、ジュレ・トロピックは、
マンゴーのジュレに、杏仁ジュレを合わせたもの。
かなーり盛りだくさん、角切りマンゴーがのっています。
ご、ごめんなさい、嬉しい。けど、こぼしそう・・・。

ココ・カラメルは、柳シェフが、コンクールで
優勝された作品をアレンジしたもの。

これは、高島屋オリジナルケーキでは
ありませんでしたが、見たら、やっぱり
どうしてもいただきたくなりました。

実は、私が、初めて、柳シェフのお菓子を
いただいたのが、こちらでした。
今となっては、ずいぶん遠いことのようですが、
当時は丸い背の低いカップ入りで。
思い出のあるものなのです。

キャラメルムース部分が、想像していないほど
ほろ苦さが利いていて、やわらかな
ココナッツクリームの甘さと、ふんわりとけ合います。
・・・やっぱり美味しい。大好き。

もうすぐ、八雲店にも出るということですが、
現時点では、まだ、高島屋の先行発売です。

昨年生まれの、ピュイ・ド・フランボワーズもそうかな?
もう1つの夏のオリジナルケーキは、「パラディ」。

一見、仕上げがほとんど同じなので、
ハート型の天使の羽飾りのケーキ、
プリュム・ダンジュ」の形を変えたもの?と思われますが・・

食べてみると、違いがわかりました。
もっと、マンゴーっぽい。
特に、中のクリームに、プリュム・ダンジュには、
パッションの酸味が効いている。
こちらの方が、マンゴーの比率が多いです。

これは、好みかなぁ。
私は、酸味好き、パッション好きなので、
プリュム・ダンジュ派かな、と思います。
リュー ド パッシーの夏新作、2種類。
トロピカルと、フレーズ・バルサミック。

通年定番の「アルモニ」は、春時点の特集記事
ご参照ください。

トロピカルは、長島シェフ曰く、
かなり美味しいバナナのピューレが手に入ったので、
作られたんですって。
マンゴーの黄色をはめ込んで、水玉模様を
描いているのが、かわいらしい!

フレーズ・バルサミックは、マスカルポーネチーズに、
バルサミコ酢、それらとも相性のよい
苺のコンポートという組み合わせ。
ちょっぴりイタリアンな雰囲気です。

今回は、初めての仕込みということで、
バルサミコ酢が、酸味や香りが、わりと
しっかりと感じられるように、上から振りかけてある
感じでしたが、次回は、もうちょっと、
マスカルポーネ部分に混ぜ込むようにしたい、
とのことでした。

お互いの味を引き立てあって、より美味しくなると
いいですね!
あぁ・・オーボンヴュータンからヴァシュランが
出るなんて・・反則だ〜!!

ヴァシュランは、それこそ、昨年のフードショーで
金子シェフのデセールをいただいて以来、
気になる伝統菓子の1つなのです。

・・・6つ目だけど、えーい、思い立ったが吉日で、
今食べておく!!

見た目も、何だか楽しい!
いまだ、「本来のヴァシュランの姿」が、
明瞭でないのですが、はて、この形は、どうなのかしら・・。

メレンゲリングを積み上げた円筒形の中に、
トロピック系のクリームとジュレが・・・。
このジュレに、小さく刻んだフレッシュの
フルーツが入っていますが、ここに、
かなり挑戦的に、洋酒が効いてます。
マラスキーノ・・?何だろう・・。

さすがに、これだけ立て続けに甘い物だと、
ちょっと苦しいかも・・と思った時に、
なぜだろう、不思議と、このお酒の風味が
キリッと効かせてあるこのケーキは、
すっと気分が変わって、美味しくいただけたのでした。

ちなみに、春の時は、こんな感じでした。
ラ・サンパティは引き続き並んでいます。

夏新作も、一巡するだけでも大変そう・・。
どこまでトライできるかなぁ。
頑張ってみたいと思いますー。


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