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2010年7月14日(水曜日)
[ 16:06 ] [ B's BAR ]
   
 

「袖振りあうのも他生の縁」。 

えっ、違うの?!  多かれ少なかれの「多少」じゃないんだ。 

「他生」って前世からの縁てことか・・・、 

ええっ、「多生」とも言うの?!  輪廻転生、くりかえす?!  そんな前の前の前から・・・、 

凄いね〜!!  ああっ、マスターが物知りって事じゃなくてね。 

だって街角から一足飛びにコズミックに世界が広がっちゃうじゃない。 

生まれ変わりなんて言うと「スピリチュアル」的だしねぇ、 ははは。

今の日本だと「スピリチュアル」なんて言葉はお金に汚されていそうだけどね。

すごいよ〜、昔の人の物の見方は「コズミック・ズーム」だよねぇ。

 

こういうのってやっぱり仏教思想だよね、江戸時代の熊さん、八っつぁんが

御隠居やら、大家さんから説教されるみたいな・・・、うんうん、「江戸ことば」でね。

べらんめぇ、いいわけえものがいけしゃあしゃあとなにをいってやがる、

おてんとうさまのしたをみんなおんなし事を思ってまっつぐあるいていくんだよ、てなね。

うん、「江戸しぐさ」ってのもすごいよね。

そうそう、行きあう人が傘を反対側にかしげるって「粋な」やつね、ふふふ。

でもねぇ、あれはなかなか出来ないかもね。

足を踏まれた方が「こちらがうかつでした。」って謝るやつ・・・、

相手がよっぽど申し訳なさそうにしてないとねぇ・・・、相手の気持ちを思ってなんて言えないよ。

それだけ昔の人は「心の余裕」があったんだね。

そういえば、最近、朝の通勤時間に駅の階段登ってたらさ、

うしろからぐいぐい押してくるのがいたのよ。

最初は年寄りとか足の悪いひとがつまづいてるのかなぁなんて思ってぇ、

振り向いてみたら身なりもしっかりした普通のおじさんなの。

「なんですか?」って聞いたらね、そのおじさんが「あんたが私の前に居て邪魔なんだ。」って

言うのさ、真顔でね。 

えへへ、そうそう、みんな同じ方向へ階段登ってるわけよ。

 

俺頭来ちゃったから、「あんたは止まるって事を知らん馬鹿か?!」とどなっちゃったよ、ははは。

今思い返してみると、こう言やあよかったかもね、

「あんたは身なりは整っているけど紳士じゃない、そして袖振りあうのも多生の縁てぇ言葉も

知らねぇらしいから市井の庶民でもねぇ、カッコばかり良いてめぇみたいのがいるから

日本は悪くなったんだ。」ってね・・・、 ええっ、全然、的をついてないって、駄目か、ははは。



2010年3月14日(日曜日)
[ 20:56 ] [ B's BAR ]
   
 

マスター、大変だったんだよう!!  俺、おととい死にぞこなったんだからぁ!! 

あのね、近所のスーパーで買い物してね、自転車で帰って来たのよ。 

うちのすぐそばまで来たら、先の角から車がバックで入ってきたのよ。 

きりかえしして方向転換するのかなって思ってたらね、 

そいつがバックのまま右の路肩すれすれにず〜っと走ってくるのさあっ!! 

けっこうなスピードでね、俺はその先の角を右にまがって歩道の上を走ろうと 

思ってたから右に寄っちゃった訳よ。さぁ、そしたら車のケツが俺の目の前に 

ぶわっ〜って迫ってくるのよ。あれ怖かったなぁ〜っ!! 

ワンボックスの車って右後ろが死角になるじゃない、それに入っちゃったのかな。 

ぜんぜん、スピードも落ちなくてね・・・、えっ? もともと後なんか見てないって・・・、 

そんな運転する奴は「ぶっ殺〜す!!」、ははは。 

でも自分で笑ってるけれど、あれはけっこうな恐怖だったよなぁ。 

スローモーションで車のうしろがだんだんでかくなって襲いかかって来る感じ。 

思わず「危ねぇ〜っ!!」って叫んでたね。 

で、結局、双方ブレーキかけてる訳だけど軽く接触はしちゃったのよ。 

俺は自転車ごと転んでさぁ、起き上がったら運転してる奴は降りても来ないの。 

頭きてドアぶったたいて開けさせて胸倉つかんじゃったよ。

 

そしたらまだ若い子で、仕事中って感じだったなぁ。

言う事だけ言ったら、「すみません」て謝られたから・・・、なんだか可哀そうに

なってきちゃってね。 「気をつけなよ!!」って帰ってきちゃった。ははは。

そしたらね・・・、ああいう時ってアドレナリン分泌しまくりなんだねぇ。

そんときは気が付かなかったけれど、膝をすっていて血が滲んでるし、

転んだ時、腰を打ったみたいで後からズキンとくるし・・・。

えっ?! 歳のせいなんて言わないでくれるかな〜っ!!  むかつく!!   ははは。

そうそう、うちへ帰ってきてからも指が震えてるの。あんな怖さは久々だったね。

なんだか、そのうち包丁なんかの刃物や尖った物が怖くなったりしてさぁ・・・。

「ファイナル・デスティネーション」状態?!  ・・・って、あの映画の?!

九死に一生を得ても本来の運命が死を運んでくるって・・・、

うん、そんなのあるのかねぇ?!  ・・・、でも本当に打ち所が悪ければ死んでたかもね。

あの場所のすぐうしろには電柱があってさぁ、がっつり挟まれちゃったりして・・・、

ひゃあぁぁぁ。 怖えぇぇぇ。

 

あははは・・・。でもね、やっぱり俺は生きてるんだよね。

あんな恐怖感味わったのはここんところ無かった事だけど、

生きてて良かったって思うよね。こうやってここで今日、お酒が飲めて・・・、ははは。

そうそう、春だし、もうすぐ桜が咲くしねぇ。今年の桜が見られて、生きてて良かったって

思うよ。ほんと。

でも「死にぞこない」ってあんまり良い意味で使わないよね。ははは。

ところで今年のお花見は何時にするの?!  早そうだね、花咲くの。

 

 

 
2009年9月7日(月曜日)
[ 20:53 ] [ B's BAR ]
   
 

おっ、これ旨いねぇ〜、スイカのソルティ・ドッグ最高!! 

ねぇ、マスター、スイカのモヒートなんてもの美味しそうじゃない?! 

うん、西瓜ももう終わりだからねぇ、今年はこれが最後かぁ〜!! 

もう秋だねぇ。 

そういえばね、最近、俺、「秋」を感じちゃったのよ。 

・・・、今住んでるマンションの前の道の向かいに土木関係の下請けをやってる 

会社の事務所があるのね。家族でやってるような会社なの。 

朝早くから開いてるときもあるし、夜遅くにもあかりがついてたりするの。 

近くの駐車場から工事用の車輌を出していったり帰ってきたり。 

で、多分ご夫婦だと思うんだけど、奥さんの方がいつも事務所にいるんだよね。 

旦那さんと思われる人が事務所にいるときはなんだかピリピリしてるようで、 

一心不乱って感じなんだけれど、奥さん一人だけになるとボーっとしてるみたいなのね。 

帳簿仕事が終わったら電話番だけなんだろうけれど・・・、 

なんか「DV」なんて言葉想像しちゃうくらいなんだけれど・・・。 

え〜、そうかなぁ。そんな人に限って家では奥さんがえばってるの〜?! 

それってマスターのうちの話じゃないのぅ?!  あははは。 

 

でね、俺、平日休みじゃない?  朝から洗濯してるとベランダからそんな事務所の 

風景が良く見えるのよ。で、ちょうど洗濯物干す頃になると下では奥さん一人に 

なるんだよね。洗濯物干しながら気がつくと奥さん仕事机から離れて椅子に座ったまま 

ボーっとこっちを見てるんだよね。何だょ〜、洗濯する男って珍しくないだろ〜・・・ 

なんて思ってたんだけど、けっこうそんな事が何回もあってね。 

先週のお休みの日、やっぱり洗濯して干し物してたら、またあの奥さんが 

下の事務所のガラス戸越しにこっちを見てるのよぉ。 

なんだか腹立ってきたから、今度は初めてこちらからまともに見てみたわけよ。 

何でそんな事したのか、自分でもわからないけどねぇ。 

そしたらね、彼女の方見てもぜんぜん視線が合わないの・・・。 

彼女の目は虚空を見つめている感じなのね。 

ちょっと怖くなってきちゃってさぁ〜、うん、あの空虚な瞳がって感じ?! 

で、こちらの方から視線は外しちゃったんだけどもね。ははは。 

弱虫?!  はははっ、そうかも。 あ〜、まだ話は続くんだからね、聞くよね?! 

 

あのね、その日の夕方なんだけれど、例の事務所がシャッター下ろしてるのを 

良いことにうちがどんな風に見えるんだろうと、好奇心が弱虫に勝っちゃってさぁ。ははっ。 

その事務所の前の歩道からうちの方を見てみたのよ。 

そしたら「丸見え」なの。いやいや、家の中じゃなくってさ。ベランダだけよ。 

でも、「見える」んだよねぇ・・・。取り込み忘れた洗濯物とか・・・、ね。 

子供の居る家には水着や浮き輪が干してあるし、最近、お子さんが結婚して出て行った 

老夫婦の家のベランダには鉢植えがやたら多いし、本当は飼ってはいけない規則なのに 

ベランダに犬が居る家、最近、管理費を滞納してるという家は心なしかひっそりしてたり、 

そこで思い出したんだよねぇ。あの事務所の彼女は家電量販店のTV売り場にでも 

いるように、この家族のそれぞれの「画面」を眺めていたんじゃないかとね。 

「黄昏は人生が見える」って?!   おっ! マスター、詩人だねぇ!!  

そうそう、そんでね。俺は「秋」を感じたわけよ〜!! 人恋しいのよぉ〜!!  わかる?! 

よし、もう一杯ちょうだい。 

 

2009年5月5日(火曜日)
[ 22:52 ] [ B's BAR ]
   
 

あっ、いらっしゃい!! 

連休中にご来店なんて暇なの?  あっ、彼に振られたとか・・・、そんなことは、 

あっ、やっぱりないよねぇ〜。 えっ先週、誕生日だったっけ?! 

花束貰ったの? ははは、年の数だけ?!  う〜ん、けっこう気障かなぁ。 

でもねぇ、男が花束をそれも薔薇なんかを贈るのはけっこう勇気がいることなんだよねぇ。 

加藤登紀子の歌じゃないけど・・・。 

じゃあ、この一杯は遅ればせながらの誕生日のプレゼントで・・・。


 

そっかー、薔薇の花束っていうとおもいだしちゃうなぁ。

昔、会社勤めをしてた頃、後輩の女の子が幼馴染だった男の子と別れかけた時に

その男の子が彼女をつなぎとめたいらしくって毎日、毎日会社の傍の花屋さんから

薔薇の花を届けさせたのね。それも会社にいる彼女宛に・・・。

彼女の故郷は南の島で、誰もが何処の誰かを知っているいわゆる「狭い」社会。

彼は「本家の長男」言ってみれば「ぼんぼん」なんだよね。

東京の大学へ入った彼を追いかけて彼女も出てきたのだけれども、

やっぱりなんだかつりあわない。彼が海外へ留学するって事になった時、

彼女は「わたしは待っていないから。」と彼に告げた。その直後から

「百万本の薔薇」攻撃が始まったってわけ・・・。

その時の彼の気持ちって痛いほど解る気がしたけれど、彼女はその薔薇を見て

彼と別れる気持ちを固めたようだった。

数日配達が続いたある日、「言いにくかったら代わりに伝言でもしようか?」という

周囲の申し出を断わって、彼女は彼に会いに行き、その日限りで

薔薇は届かなくなった。

 



 

二人の気持ちを思うと「せつないなあ」と思いましたよ。

しばらくして彼女は南の島とはまったく違う北の山の中で育ったという結構年上の

男性と結婚し、お母さんになって今は幸せそうなんだよね。

あの時、彼女は薔薇にこめられたロマンチックな気持ちより現実をみていたのか、

あるいは自分の未来を見つめてたのかなぁ〜と後になって思ったよ。うん。


で・・・、さてさて、「大人」の彼から贈られた薔薇にどう返しますかな?!

でも、改めて言うけど男が花を贈るってかなり勇気がいるんですよぅ。

彼の気持ちはそれをさせるだけあるって事かしらね。むふふ。

あっ!痛い!! 骨折したかも・・・。ははは。



で、次は何をお飲みになりますかねぇ?!

えっ! BGMを平井堅に替えろって?  それじゃまるっきり「K○○’s BAR」じゃないすか・・・。

アセアセ
 

   
   

注: 薔薇「マリアカラス」の画像は緑花博士のHPからお借りいたしました。