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2010年6月16日(水曜日)
[ 17:17 ] [ 料理写真教室 ]
   
先日ひとむの高校の母校から連絡があって、校長先生と直接お話しする機会があった。この6月には学校祭りがあり、毎年卒業生の作品展を行うものらしい。今年はひとむの料理写真を展示してほしいという依頼であった。最近秋田でチマチマと活動しているのが校長先生のお耳にも入ったようだ。校長室に通され1時間以上お話しさせていただいた。ひとむは、例によって食べ物の話を始めると延々と話しているので、何処で止めるか苦慮されたようだ(笑)。

これまで撮影した写真の一部と自作の料理を紹介するパネル製作にとりかかり、完成したので母校に届けることに。インターネットでもご覧いただけます。
http://enjoy-cooking.jp/HCP-00%20Menu.html

して、この話はさらに発展し、地元FM局の取材が入ることになった。当日は、仕事で母校には顔を出せないので、前もってラジオの生番組に出演して、自分の思いを話すことになった。1本の電話からひょんなことになったが、せっかくの機会ですから地元の皆さんに宣伝してきます。

秋田の皆さん、6月18日(金曜日)午前10時30分、FMゆーとぴあ(76.3MHz)でオンエアーです。お聴き逃しなく(笑)
2010年5月11日(火曜日)
[ 10:37 ] [ 料理写真教室 ]
   
レストランに行って写真を撮る場合、どこに座るかはとても重要な要素です。ひとむの場合、光の入り方、照明の位置を確認して、出来ればベストなポジションを選んですわるようにしています。ただし、お店が空いていればの話ですが(笑)。

料理の撮影の場合、右斜め45度からの光を基本に撮っているので、左手を窓側にして着席。しかし、このままだと、左90度の光となってしまい、立体感に乏しくなってしまいます。そこで、テーブルの右端に座り、光が左斜め45度から入射するように、カメラを斜めに構えます。
室内の照明が暗く、ほぼ自然光での撮影だったので、多少光が不足しています。ホワイトバランスは、自然光ですが直射光ではなかったので「曇り」に設定しています。この時困ったのは、鉄板が光を反射してしまい、白飛び(露出オーバーになって白っぽくなってしまう)になり、しまりのない写真になってしまいそうでした。そこで、露出補正を-1・1/3かけてかなりアンダーに写しています。これで立体感は表現できたのですが、マイナスの露出補正をしたので、肉の質感が乏しくなってしまっています。

このような場合は、ハンバーグの手前のほうに、白い板(レフ板)を置いてとるべきなのでしょうが、あいにくレフ板の持ち合わせがなくて(泣)。白いハンカチでも効果があったかもしれませんね。
料理写真のもう一つ重要なポイントは「シズル感」
「シズル感」とは、英語の「sizzel」からきているものと思われるが、肉がジュージューと焼けて肉汁がしたたり落ちているような状態を現わします。見ている人が思わず「じゅるっ!」と涎をだしてしまいそうな感じの魅惑的な状態でもあります。料理写真は、見た人の胃袋を捕まえなければなりません(笑)。

写真のハンバーグは、かなり肉汁が流出してしまい、シズル感も減退しています。撮影者とは別に、アシスタント(同行者)にナイフを入れてもらい、肉汁があふれて流れ出す瞬間を捉えないといけませんね(笑)。
本日は思い立ったようにハンバーグが食べたくなり、梶ヶ谷のレストランカミーノに行きました。ここのハンバーグは岩手牛のミンチを手こねにして作ったもので、ある程度の肉の固さを残し、旨みを凝縮させたハンバーグステーキです。味付けも塩のパンチがきいていてシェフのアグレッシブさを感じます。トッピングにフライドオニオン&フライドガーリックが付きます。お好みでのせていただくのですが、ひとむはたっぷりかけていただきます。ハンバーグ好きの方にはお勧めのお店です。ぜひ一度足を運んでみてください。
B食店情報
・店名 : レストラン カミーノ(れすとらんかみーの)
・ジャンル : 洋食
・住所 : 神奈川県川崎市高津区下作延4-27-1
・TEL : 044-888-9898
・URL : http://www.camino-steak.com/
・営業時間 : 11:00〜22:00(ラストオーダー.21:15) 
・定休日 : 不定休
・最寄り駅 : 東急田園都市線梶が谷駅 徒歩8分
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2008年6月19日(木曜日)
[ 06:17 ] [ 料理写真教室 ]
   
写真を撮る機会が増えることにより、手持ちのコンパクトカメラ(デジタル)に満足できなくなり、一眼レフカメラを買うかどうか迷っておられる方も多いことでしょう。そこで、今回は、一眼レフカメラを購入すべきかどうかの判断についてお話します。

一眼レフカメラとコンパクトカメラ(デジタル)の違いは何でしょうか?決定的な違いはレンズです。写真を撮る場合は、レンズの性能は描写力の差になって現れます。一眼レフカメラの場合、レンズを交換できるので、目的に応じて最適のレンズを選べるわけです。また、レンズ自体の大きさ、明るさも違うので、その性能は歴然たる物です。

わかりやすい例えとして、コンパクトカメラは軽自動車、一眼レフカメラは普通自動車に置き換えましょう。ご近所に買い物に行くだけの用途であれば軽自動車でも充分目的は達成されるでしょう。少したくさん荷物を積みたいとか、長距離のドライブにでかけるとなると、普通自動車が便利でしょう。さらに、悪路や山道、雪道も走るとなると、4WD車が必要になります。一眼レフカメラの場合、レンズ交換で普通車としても4WD車としても目的に応じて利用可能な状況を作り出すことが出来ます。
ひとむは現在CANONの20Dを使っています。これずいぶん長いこと使っています。一眼レフカメラとしては、軽くてコンパクト。外でとることの多い料理写真にはお手ごろなモデル。(今はもっと素晴らしいカメラがたくさんあります)。そしてレンズ。これもCANON EF 50mm F1.4です。このレンズは、とても明るく口径も大きいので、料理撮影には最適のレンズです。レンズだけでコンパクトカメラ1台は買えちゃいますが、ほとんどこれ1本で料理はだいたいOKです。
このレンズの描写力のサンプルです。
50mm ISO100 3.2s F10の条件でとりました。小瓶の後ろに炊飯器を置いてみました。F10という絞り値ですから、背景もくっきりと写りますね。
次の写真は、50mm ISO100 1/15 F1.4の条件でとりました。小瓶の後ろに炊飯器は、それが何であるかわからなくなるほどボケていますね。これは、F1.4という絞り値で、このカメラの開放値(もっとも明るい設定)です。F1.4の世界では、ほとんど邪魔な背景をぼかしてとることが出来ます。F値は、小さくなればなるほど明るくなります。コンパクトカメラの一般的な開放値はF2.8ですから、F1.4のレンズだと、さらにその2倍の明るさになります。つまり、暗いところでもストロボなしで写真が撮りやすくなります。
ストロボを使って撮ると、反射がきつくて雰囲気のない写真になりがちです。ですから、なるべくライトの光か自然光で撮るほうが一般的です。しかし、使い方次第では、雰囲気のある描写も可能です。この写真は、50mm ISO400 1/60 F4.0の条件で撮って見ました。

背景をぼかして雰囲気のある写真を撮る。これはカメラの性能ではなく、レンズの性能なのです。一眼レフカメラの最大の魅力であり特徴は、撮影するものによってレンズを交換できること。それがすぐれた描写力を生み出します。もちろん腕とセンスもいるけれど。だってそうでしょう?免許取立ての人とベテランドライバーではその差は歴然ですから(笑)。
2008年5月15日(木曜日)
[ 18:03 ] [ 料理写真教室 ]
   
料理を美味しそうに撮るための大原則をお話しましょう。
一言で言うならば「白い皿を白く撮る」
これは料理写真の基本です。

自分が写した写真を確認してみてください。
白い皿が白く写っていますか?
白が白く写っていないということは、
他の色も正しい色では写っていないということです。



正しい設定で撮るとこんな感じ。
鮮やかになりますね。
スモークサーモンもより美味しそうに見えます。
デジタルカメラでは、
白を白く表現するために、「ホワイトバランス」という設定があります。
1枚目の写真は、カメラの「ホワイトバランス」の設定を「オート(自動)」にしています。つまり、カメラまかせで撮った写真です。
2枚目の写真は、1枚目の写真を、ソフトウェアでレベル補正したものです。

「オート(自動)」にせず、正しい「ホワイトバランス」を設定すれば、最初から2枚目のような写真が撮れます。
どうしてこんな風になってしまったのでしょうか?
デジタルカメラの「オート(自動)」設定は、ある程度状況を判断して、ベストな設定を選んでくれるのですが、複数の光(太陽光と電球の光)が混在する場合は、正確な設定がなされないことがあります。複数の種類の光が混在することを「ミックス光」といいます。

できるだけ、光の種類を確認して「ホワイトバランス」の正しい設定が必要です。ミックス光の場合は、「ホワイトバランス」を「マニュアル(手動)」にして、正しい値を測定してカメラに記憶させます。(結構めんどくさい作業)。その設定の方法については、後ほど「ホワイトバランスの手動設定」で説明いたします。

しかし、今はもっと「便利なもの」があります。これがあれば、わずらわしい操作は必要なくなるし、アナログカメラの時代にフィルターや色温度で苦労したことが、過去の遺物になってしまいました(笑)。

【補足】
上記商品の説明と操作方法を読んでみたら、何のことはない。白い紙が一枚あれば同じことが出来る。自動設定が可能なのかと勘違い!でした(爆)
2008年5月8日(木曜日)
[ 07:24 ] [ 料理写真教室 ]
   
カメラの写真は、ほとんどの場合「長方形」である。
その縦と横の比率は、カメラによって異なる。

この「長方形」の中に、料理を収めるときに苦労するのが長い皿。
収まらない!
料理全体を撮りたいが、カメラの横画像で全景を写すと、上下に空間が出来て「間延び」した写真になってしまう。かといって、縦に写してもなんだかしっくりこない。皿の大きさも旨く表現できない。

どうしたら、「収まり」の良い写真になるだろうか?
長い皿を撮るときは、画面の対角線の長さを有効に使うのがポイント
つまり、斜めにしてとる。カメラを斜めにするのではなく、皿が画面の対角線上に収まるように撮る。

長さを強調したり、遠近感を出したい場合は、手前にピントを合わせて、奥をぼかす。

背景の「ぼかし方」については、また後ほど解説します。
大きすぎて画面に収まらない。
でも、中身もしっかり撮りたい。
そんな場合は、全体を撮るのはあきらめましょう。
基本は斜めに。
撮りたい部分にしっかりピントを合わせましょう。
なんとなく、長い皿に盛られている雰囲気は残っているでしょう?
[ 07:06 ] [ 料理写真教室 ]
   
このカメラはCONTAX
レンズはCarl Zeiss
かなり、マニアックであるが、
これ、料理教室に来る生徒さんの持ち物。

デジタルカメラの普及がめまぐるしい昨今であるが、
彼女はアナログで撮っている。
料理の写真教室を開催してほしいと頼まれている。
なかなか準備が大変なので、スタートできないのがつらい。

そこで、今回から、ブログで料理写真について解説していこうかと。
そのうち、まとまったら教室もできるしな!なんて考えた。

ひとむは、料理の写真を撮るのが仕事。
これまで撮った料理写真は一体どれぐらいだろう?
1年間で3万ショットぐらいは撮っているだろうか?

それぞれに、様々な思いがある。
撮った時の感想を書き加えて、日記形式の教室にしたいと思います。
質問のある方は、どんどんコメントください。
回答は出来るだけブログ記事かコメントで書きます。

第一回のテーマは、「長い皿を撮る」です。