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2007年4月10日(火曜日)
[ 02:07 ] [ 春スイーツ ]
   
タダシヤナギ本店で、選んだケーキは、
コクテルフリュイと、定番のショートケーキでした。

「珍しいですね」と指摘されました。
私の、この選択が、珍しい、とおわかりになる
スタッフの方も、さすがだなぁと思ったり。

現在、さくらんぼのスイーツ捜索中、なので。(^_^)

コクテルフリュイは、杏と、苺と、チェリーを
とじこめた、ホワイトチョコレートのケーキ。
甘酸っぱい、色とりどりのフルーツが宝石の
ようにきらきらして。
アントルメも、とても美しいのです。

でも、さくらんぼスイーツとしてだったら、
もっと目一杯、さくらんぼ!という感じがいいかな。

ショートケーキは、やっぱり、春のうちに、
毎年、必ず食べておきたいかな、と。
本当は、やや遅がけくらいだったかも知れない。

さらさらと、ほどけるようにやさしい口どけの
スポンジ。それを覆う、香りよい生クリーム。

イメージよりも、意外と、しっかりと甘さが
あったんだな、と思いました。
でも、決してくどくない。

こちらのケーキは、やっぱり、複数個
いただいても、全然、重たくないのですね。
そして、こちらは、丸井店限定で登場している
と知って、気になって、思わず予約してしまった、
タルト・オ・ロランジュ。

以前、本店で出会った、こちらの、
タルト・オ・ロランジュ・キャラメル・サレに、
ものすごく感動して、初めていただいた際、
これは、ヤナギのケーキの中でも
5本指に入るくらい好きではないかと思ったのでした。

だから、昨年開催したキャラメル・サレの会にも、
お願いできないかと考えたものですが、
オレンジだけに、春のケーキということで、
秋開催の会には、無理だったのですね。

そんな、面差しをもった、このタルト・オ・ロランジュ。
ヤナギの、この、土台パートシュクレで、
上にムースを重ねたシリーズは、どれも大好き。

昨年の、タルト・シシリエンヌは、味の完成度といい、凝ったつくりと言い、
ヤナギの歴史に残る、名作の1つだったと思いますし。

マンゴームースに真っ赤な木苺のソースを湛えた、
ピュイ・ド・フランボワーズも、美しかったし、
タルト・ア・レキゾティックは、パッション好きには
たまらない昨春の新作でした。
こちらのタルトは、フレッシュのオレンジを、
ムースの中にも、パートシュクレの土台の中にも、
入れているのですね。

土台の中には、他のタルト物だと、ガナッシュが
多かったけれど、これは、クレームパティシエール。

オレンジ系の洋酒が効いています。
ヤナギは、グランマルニエを使うことの方が
多い気がしていますが、これはコアントローだそう。

きっと、より、湿気やすいのではないかと思いますが、
多分、しっかりと焼きこんでいるため、サクサクとした
食感が保たれているのが、嬉しい。

本店だと、土台のオレンジには、火が入ったかも知れない、
と思いつつ、丸井であれば、全体にさわやかな、
この仕上がりで、よいような気がしました。

これでキャラメル・サレ入りだと、私は喜ぶけど、
多分、ややマニアックだものね・・。(^^ゞ

丸井店の店長さん曰く、本当は、もっと果汁の多い、
ジューシーなオレンジが入ってほしいそうですが・・。

各店、研究熱心でいらっしゃいます。

私も、八雲店でいただいた、新作のマカロナード・フレーズ
あれが引き金で、マカロンのケーキ探しに火がつきました。
小田急で見つけた、こんな物も、いただきました。
エルメのイスパハンもそうですね。

あー、リョーコさんの「レシフ」も美味しかったなぁ。
今も、まだあるのかしら?

ヤナギの、春から秋にかけて登場するプティガトーの
タルトには、大きく分けて、このような、
パートシュクレ土台の物と、
サクサクの丸形フィユタージュの器に、カスタードと
フルーツを山盛りにした、2種類があります。

パートシュクレ物の中では、タルトカプチーノみたいな、
シンプルでいて、洗練されたフォルムも、好きだったなぁ。

学校で、古い雑誌を見ていたら、
1994年7月号の専門誌に、柳シェフのレシピが、
数点、掲載されてました。

「赤いフルーツとミント・ババロアのタルト」に
似た感じの、何種類ものベリーやチェリーを
たくさん盛り付けた、アントルメのタルト。
・・・綺麗だったです。
今度、また、改めてちゃんと、見てこようと思います。

どちらのタルトシリーズにも、今年も、
どうか、たくさん再会できますように!
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ(ぱてぃすりーただしやなぎ)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 神奈川県海老名市国分寺台1-5-2
・TEL : 046-234-3777
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10:00-18:00
・定休日 : 毎週水曜日、第1・第3木曜日(祭日と重なる場合は営業)
・最寄り駅 : 海老名
・キーワード : 日本屈指の名パティシエ、柳正司シェフのお店/海老名丸井店・八雲店あり→2007年8月21日をもって本店の販売は休止。以降、問い合わせは丸井店(046-235-3227)・八雲店(03-5731-9477)へ
・友人・同僚 / デート / 家族・子供 / 一人
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2007年4月3日(火曜日)
[ 23:28 ] [ 春スイーツ ]
   
パティシエ・シマに、素敵な春の贈り物のお礼に
伺ってきました。

シマのケーキを選んで、2つ隣のショコラティエ、
ラトリエ・ド・シマのサロンでいただくことが
できるんですね。

ホールのパリ・ブレストをチェックしつつ、
選んだのは、「さくら」と「クラフティスリーズ」。
ラトリエで、ジャルダン・ブルーの紅茶と迷いつつ、
こちらのショコラ・ショーをいただいてみたくて!

運ばれてきた「ショコラ・メゾン」は、
さらっとしたタイプ。
あまり甘みが強くなく、これだと、ケーキと
一緒にいただいても、大丈夫♪

口にすると、まるで、子どもの頃
作ってもらったココアのように、
じんわりと、心にしみる、やさしい味。
先にショコラ、そしてミルクの香りが広がります。
サクラは、愛らしい姿と、淡い桜色が印象的。
周りはシャルロットだなぁ。

それに、ちゃんと、ソースもつけてくださって・・。
なんだか、こういうのって、とても嬉しい♪

お店のガラス戸に、絵画の展覧会のポスターが
貼ってあるのを見ると、もともと、画家志望で
いらした島田シェフのお店らしい、と、
思わずにっこり。

フランスで絵の勉強したいと思い、フランス語を
学びながら働けるところにと、ルコントに
行かれたのが、菓子職人としての始まりで
いらしたというから、不思議なものですね。

だから、お礼のお手紙は、私が前に見た
展覧会で、好きだなと思って買った
絵画作品の、絵葉書に書きました。

カミーユ・ピサロね。
うん、私は、結果的に、印象派による
風景画が好きなことが多いです。
コローとかターナー(は、印象派以前だけど)
とかも、好きな画家のうちです。
あ、シャルロット・・というより、ダコワーズ生地?
表面がサクッとして、中ふんわりしっとり。
ピスターシュのグリーンが、淡いピンク色との
対比で、本当に、桜の花みたい。

上にのっているのは、塩漬けではなく、
桜の蜜漬け、甘い味でした。

中に仕込んであるジェノワーズに、
おぉぉ、このかわいらしい外見からは、
ちょっと意外なほど、桜のリキュールが効いてます。
クラフティスリーズは、サワーチェリーと、
グリオット、2種類のチェリーを
使っていらっしゃるんですね。

生地は、フォンセかな?
フィユタージュの二番のようにも・・。
タルトのタイプを、よくいただいていたように
思うのですが、塩っぽくて、これも美味しいかもー。

実は、これは予習編。
さくらんぼの伝統菓子に火がついて・・
6月に、さくらんぼスイーツの会をやりたいなー、と
検討中なのです。

って、もう日付もほぼ決定なんですが・・(^_^;)
6月2日(土)夜になりそうな予感大。

ガトー・ティグザソーに、フォレ・ノワール、
シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテとか・・。
チェリー自体についても、ちょっと研究したく。

本当は・・・こちらのさくらんぼのクラフティや、
こちらのクラフティリムーザンが
いただけたら、どんなによいかと思うけど、
さすがに、それはちょっと無理かな・・・。(^_^;)

シマにも、ガトー・バスク・スリーズがあるんです!
うわー、いいなぁ。



そして、サクラのマカロンと、ボンボンショコラを4種類。

サクラのマカロン、半分は、妹&母にあげる分。
彼女も、入学式だったから、ささやかなお祝い。

キラキラと輝くサクラマカロンを見せたら、
「うわー、綺麗だねぇ!」と目を丸くしてました。(^_^)
これから、学生生活、思い切り謳歌してね。

ボンボンショコラは、「KAORI」という、
ジャンドゥージャにココアパウダーを
振ったものが気になりました。
なんだか、お名前みたいなので・・。
ご家族のお名前だったりするのかしら?
なんて思ったり。

それに、キャラメルショコラと、シトロネルと、
ボンボンショコラの定番、パレオール!
ショコラティエに行ったら、まずこれを選ぶと
おっしゃっていた大森由紀子先生は、
シマのは、召し上がったことがあるかしら?
きっとあるよね。(^_^)

島田シェフ、そして、パティシエ・シマの皆さん、
ラトリエ・ド・シマの皆さん、どうもありがとうございました!
B食店情報
・店名 : パティシエ・シマ(ぱてぃしえ しま)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 東京都千代田区麹町3-12-4 麹町YKビル1F
・TEL : 03-3239-1031
・URL : http://www.cakechef.info/esprit/patisserie/shima/
・営業時間 : 10:00?19:00(土?17:00)
・定休日 : 日・祝休
・キーワード : 濃厚でなめらかなクレームブリュレ(クレーム・シマ)/あっさりとやさしいフレッシュチーズケーキ(クレーム・アンジュ)/最寄駅=麹町・半蔵門
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2007年4月1日(日曜日)
[ 02:32 ] [ 春スイーツ ]
   
うららかな・・とは、ちょっと言い難かった春の午後。
3月末日。

やっぱり、こちらの桜を、今年も見ておきたくて、
それから、この日をもってご退職の方に
ご挨拶もしておきたくて、行って参りました。

今年の春、出会うことのできたプティガトー、
サクラ」。

何度かいただいたけれど、もう一度、そう、
満開の桜の樹の下で、いただいてみたかったのです。
思わず、笑みがこぼれるくらい、
やっぱり綺麗・・・な「サクラ」です。

チェリーと苺と、かすかな桜風味をあわせた
ピンク色のムース。下は、やさしい甘さの、
バニラムース。

その表面には、淡いピンク色に染まった、
細長い形のジャスミンライスが嵌め込まれて。
道明寺の桜餅をイメージさせる、美しい姿です。

ヤナギのお菓子の中でも、もっとも、
和のイメージと融合した、フランス菓子なのでは
ないかと。

桜の花の塩漬けも、これまた、今にも花開きそうに、
ふっくりと、2輪のつぼみを添えていて。

2層のムースと一緒にいただくと、リ・ア・ランペラトリス
のようなやさしい甘さに、チェリーの酸味。
それに、桜の香りと、ほんのり塩味とが加わって。

いつも、職業病で、必ずといっていいほど、
断面写真を撮ってしまうのですが、いいの、今日は。
そのまま、いただきたい気分♪

中に、サワーチェリーが、全部で3粒。
2粒かな、と思いきや、意外な嬉しさの3つ目。
うーん、個数まで、ちゃんと考えられている
感じでした。
丸井店で、今日をもってご退職される方。
お会いできて、よかった。
本当に、お疲れさまでした!

彼も、柳シェフの大ファン、でいらっしゃる。
お話していると、よくわかります。
私が太鼓判を押しましょう。(^_^)

でも、そういう方が、本当に、たくさんいらっしゃいます。
皆さん、同じように、柳シェフにお世話になった
恩返しをしたい、とおっしゃるのです。
そのお気持ちは、よくわかる気がする・・・。

ふと、ショーケースを見ると、
あ!レアチーズケーキが!
久し振りです・・・ちょっと感無量。

というのも、このレアチーズ、本店ではずっと
お休みされていて、八雲店では出されていて
私は、数あるレアチーズケーキの中でも、
すっごくお気に入りだったのです。

が、今年になって、八雲店のショーケースから
姿が見えなくなり、なんと、他のケーキの種類を
増やす分、差し替えで無くなる、というお話を伺い・・
ガーン!!

それは確かに、私も、新しいケーキが出ると、
絶対に、そちら優先にいただく人ですが・・
行く度に毎回買っていたわけではありませんが・・
ショーケースのスペースに限界があるのも、
よーくわかるのですが・・・・・・

あのレアチーズケーキが無くなるなんて・・・寂しい!

そう思っていたので、ここでまた出会えて、
とても嬉しかったです。
今度、またいついただけるかわからない・・と
思って、大事に味わっていただきました。

真っ白なクリームに、濃紺のブルーベリーとの
対比が、とりわけ美しくて、それも、
お気に入りの理由の1つ。

お店によっては、中に、ブルーベリーのクーリーを
入れているようなタイプもあり、それももちろん
美味しいですが、でも、ヤナギのは、これが一番、
完成されたバランスだと思うのです。

この酸味と口どけ・・。
ほどよいなめらかさと、口の中でほぐれる感じと。
それと対をなすような、土台のサブレのザクッとした
食感と、たった一粒のブルーベリーの、
噛み締めた際に広がる酸味。それをまろやかに
包み込む、チーズのクリーム。

やっぱり、1つ1つのパーツ、素材が、すべて、
必要不可欠な価値と、思わずにいられないのです。

なんでも、絶対的に一番好きな物って、
決めるのが難しい気がしていて。
その時、食べたいと思うもの。美味しいと思うものって、
自分の状態や、環境によって、変わると思うんですね。

それでも、やっぱり、このチーズケーキは、
きっと、一生、大好きです。

ということで、こちらは、もはや、
幻のレアチーズとなってしまったのですが、
もし、本店や、八雲店で見かけることがあったら、
ぜひとも入手したい、貴重品ですから〜!
ただいま、本店限定登場の、ディスクフロマージュに、
出会うことができました。

おっ、チーズ好きとしては、これも気になります。
ちょっと、塩気が感じられるのかしら?
いただくのが、楽しみです♪

あとは、ミニサイズのパウンドの、
デコレーションが変わったと伺っていたので、
それを選びました。

人も、ソフトも、ハードも、少しずつ、変化しています。

こちらでは、限られた人生の中で、奇しくも
出会うことのできた、かけがえの無い大事な物を、
たくさんいただきました。
この先も、ずっと、見守っていきたいお店です。
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ(ぱてぃすりーただしやなぎ)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 神奈川県海老名市国分寺台1-5-2
・TEL : 046-234-3777
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10:00-18:00
・定休日 : 毎週水曜日、第1・第3木曜日(祭日と重なる場合は営業)
・最寄り駅 : 海老名
・キーワード : 日本屈指の名パティシエ、柳正司シェフのお店/海老名丸井店・八雲店あり→2007年8月21日をもって本店の販売は休止。以降、問い合わせは丸井店(046-235-3227)・八雲店(03-5731-9477)へ
・友人・同僚 / デート / 家族・子供 / 一人
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