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2011年2月13日(日曜日)
   
2月16−19日、幕張メッセで開催される「モバックショウ2011」
その中で、「WPTC 2012 Japan Heat」が開催され、チョコレート・飴細工ピエス部門の日本代表選手を決定します。

モバックショウは、製菓製パンの展示会。
過去21回の開催実績を有し、製パン製菓産業に必要なあらゆる機械・設備・器具、原材料、資材等が一堂に公開展示されるビジネスショウとして、国内外から高い評価を受けています。
東京、大阪と隔回開催で、2009モバックショウは、2年前の2月、インテックス大阪で開催。国内外より44,244名もの来場がありました。

「WPTC 2012 Japan Heat」は、2012年にアメリカで開催予定のコンクール「WPTC 2012」に出場する代表選手を決定する日本予選です。

「WPTC(ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオン・シップ)」は、2年に一度アメリカで開催されている製菓の国際コンクール。
フランスのリヨンで隔年開催されている「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」と並び、世界のトップパティシエから近年注目を集めているコンクールです。
第5回目を迎えた2010年度には、チームJAPANは、見事な優勝を果たしました。
自分も、昨年7月、フェニックスでの大会を取材応援に行き、優勝の場に立ち会うことができて、大いに感激でした・・。
写真はその時のものです。

大会の詳細、2012日本予選ルール等はこちらのWPTCオフィシャルサイトでご覧いただけます。
2月16日(水)
チョコレートピエス部門 出場者名
     小野林範氏 【株式会社クラブハリエ】
     片沼聖之氏 【株式会社帝国ホテル】
     高山浩二氏 【浦和ロイヤルパインズホテル】
     松下明弘氏 【ディズニーアンバサダーホテル】
     松本健二氏 【名古屋ユマニテク製菓専門学校】
      
2月17日(木) ※午後16時〜 表彰式を行います
アメ細工ピエス部門 出場者名
     大西達也氏 【株式会社元町ケーキ】
     妹尾徹也氏 【株式会社クラブハリエ】
     高橋真也氏 【ディズニーアンバサダーホテル】 
     田中二朗氏 【ブーランジェリーパティスリーカルヴァ】
     永宗喜昭氏 【二葉製菓学校】

私は、前々回、前回に続き、大会会場でのMCを担当させていただきます。
2012年世界大会でのチームJAPANの連覇を目指し、厳正な審査で国内代表選手を選考します。
次代のワールドチャンピオンを目指すパティシエ達の熱き闘いに注目してください。

なお、18日、19日も、パン方面で人気シェフによるデモンストレーションなどがありますので、ご興味ある方はチェックしていらしてはいかがでしょうか。
「モバックショウ」HPの「イベント情報」をご覧ください。

(1)メインステージの実演予定
2月16日(水) エスパス・カルヴェル
明石 克彦氏(ブロートハイム)、金林 達朗氏(帝国ホテル)、仁瓶 利夫氏(ドンク)
2月17日(木) ドイツパン・菓子勉強会
明石 克彦氏(ブロートハイム)、大村 田氏(マイピア)、大島 政次郎氏(政次郎のパン)、高木 宏直氏(グランボア)
2月18日(金) イバ・カップ
井上 克哉氏(ブーランジェリー・オーベルニュ)−2009日本代表、
Eva-Mria Kientz氏、 Sirgfried Brenneis氏(ドイツパンアカデミー)
2月19日(土) クープ・デュ・モンド(パン)
成瀬 正氏(トラン・ブルー)、西川 正見氏(ドンク)、山崎 彰徳氏(神戸屋レストラン)、渡部 賢一氏(フリー)

(2)サブステージ(2012クープ・デュ・モンド日本代表による公開トレーニング)
・ヴィエノワズリー部門〜佐々木 卓也氏(ポンパドウル)
・パン部門〜長田 有起氏(神戸屋レストラン)
・飾りパン部門〜畑仲 尉夫氏(神戸屋レストラン)キャプテン
2011年2月6日(日曜日)
   
2月6日(日)、TV東京系『ソロモン流』に
「パティスリー タダシヤナギ」柳正司シェフが登場されました。

番組ホームページはこちら
「幸せのケーキ共和国」ニュース記事参照

放映内容に関するコメントは、ツイッター140文字では、
何度つぶやいても到底書ききれないことが
わかっているため、放映に合わせて
ほぼ間髪入れずにブログアップしようとする
果敢な試み・・(笑)。

以前にスイーツ部@ニフティで公開させていただいた
柳正司シェフへのインタビューもご参照ください。
パティスリー タダシヤナギ公式ホームページはこちら。
2月から登場した新作の「デリス」は、
海老名の丸井ファミリー店で先行発売。
東京目黒・都立大学の八雲店でも、
2月7日から発売開始予定です。

コリアンンダー風味のホワイトチョコレート、
カソナードとシナモンとコリアンダーでソテーしたりんご、
キャラメル風味のチョコレートのハーモニー。

これは「シャンボール」という、タダシヤナギを
代表する名作の1つ、冬のプティガトーが元になり、
バージョンアップされたもの。
柳シェフのご著書『展開するチョコレート』(2004年/旭屋出版)に
当時のルセットが掲載されています。
また、パナデリアの三宅清氏著『スイーツ・バイブル』(2003年/新潮社)
の「魅惑のチョコレートケーキ」の章でも紹介されています。

キャラメルとりんご・・・そこにシナモンといった
組み合わせはよくありますが、
コリアンダーを加えるというのが柳シェフ流。
「クレッセント」時代に、川瀬初代料理長から
教えていただいた、エスコフィエ時代からの
セオリーなのだそうです。

しかも、柳シェフのハーブ、スパイス使いは相当に繊細。
それが前面に出るという感じではなく、隠し味として、
ほのかに、けれどきっちりと存在感をもって香るのです。
ハーブも、あまり使われないけれど、
使う場合はフレッシュしか使われないし。
コリアンダーも、パウダーとシードとを使い分けられる。

以前のデザインだと、やや細長い円筒形で、
周囲の下半分にビスキュイが巻かれ、
上面がキャラメルソースでグラッサージュされた、
どちらかというとショコラブラン系ガトーのイメージでした。
あのノーブルな感じも好きでしたが・・

今回、バレンタイン向けにハート形&ピストレショコラで、
いかにもチョコレートケーキっぽい見た目に。

味のうえで、どこが以前と変わったかというと、
カルバドスを強めに効かせてあるそう。
中と底にジェノワーズが2枚。
そこにかなりのアンビバージュを打っています。

あと、周囲にピストレを打っているためもあり、
ショコラ感は強まりました。
キャラメルショコラムースの部分は、
ヴァローナの60%台ショコラを使っているそうですが、
やさしい印象が多いヤナギのガトーの中では、
キャラメルのほろ苦い感じがかなり強めに出ています。

今回のりんごは、紅玉と、ピンクレディーという、
フランスでよく見られる品種を混ぜて使われています。
ピンクレディーは、日本で栽培している農家はまだ少ない。
長野の契約農家さんからのものですね。

丸井店で仕込みを担当したスタッフNさんいわく
「自分のヤナギ入社のきっかけになった
思い入れのあるガトーだけに、今回の仕込みを
任された喜びを陰で噛み締めていました。」と・・。

実際に作られたものを柳シェフがご覧になって、
「もうちょっとりんごの刻み方を細かく」
と指導されたそう。
イメージされていたものより、ちょっと大きめだったようです。
りんごのソテーのサクサク食感が印象的なのですが、
ほんのわずかのテクスチャーの違いにも気を配り、
妥協をされない柳シェフらしいコメント。

ちなみに彼は、「BUKOクリームチーズコンテスト2010」
焼き菓子部門で優勝した、期待の若手の1人。
春にはコンクールの副賞でデンマーク研修に行かれるご予定。
酪農現場を間近に見てこられるのは貴重な体験。
頑張れ、巨匠と呼ばれるその日まで。(番組違う)
柳シェフと故郷について。
柳シェフは、群馬県の尾瀬・片品のお生まれ。
ちなみに学生時代はスキー部でいらしたそう。

片品の名産品の1つが「花豆」。
故郷のお父様が育てていらした「花豆」を、
ふっくら煮上げて焼きこんだ抹茶のパウンドケークが「ル・キイチ」。
お父様のお名前をつけたお菓子です。
2005年秋より、店頭に並びました。
八雲店がオープンした頃です。

2010年5月には、日経新聞土曜版「プラスワン」
なんでもランキングの「初夏を感じる取り寄せ抹茶スイーツ」
で紹介され、全国から注文が殺到したそうです。
こちらに紹介記事が。その節は大変なことに・・。
すみません!どうもありがとうございました。
『アエラ』2009年9月28日号でも紹介されましたね。
松山ケンイチ氏が表紙の号です。

生前のお父様も、ご自身が作られた花豆を使った
ヤナギのお菓子を召し上がって、
花豆のタルトとかも、美味しいとおっしゃっていたそうです。
(タルトは丸井でしか見たことがなく、超時期限定。)

現在は、柳シェフの小学校時代の同級生の方が
栽培されている花豆などを使っているそうですが、
どうしても足りずに他の場所のものを使おうとしても、
うまくふっくらとやわらかく煮上げるのが難しいのだとか。
まして、お父様が作られていたほどの大粒の花豆は、
片品でもなかなか手に入らないそうです。

ル・キイチはホールサイズ、カットサイズとも
ありますが、昨年から、パウンドケーキ各種に、
従来のものより細身のタイプを開発され、
日保ちするお菓子というよりも、焼きっぱなしで
2-3日中に召しあがっていただく手土産菓子として
販売されています。

グロゼイユやフランボワーズ、ブルーベリーなども、
ご実家から送られたものを使っていらっしゃいました。
今でも、ブルーベリーは、片品産のものと、
季節によって群馬県・榛名山麓産のものを
あわせて使っていらっしゃいます。
無農薬栽培の契約農家さんがいらっしゃるのです。

柳シェフは、香りにものすごく敏感でいらっしゃるんですよね・・。
農薬の匂いとかすぐおわかりになるそうで、
苺とかも、あれっと思うのがあると、
「これはやばいですよ、わかりませんか?」
とか、業者さんに主張されるそうですが、
誰も、柳シェフほどにわからない模様・・。

最近は、お店をオープンされた頃に比べて、
地元・海老名産の苺がとてもよくなったと
おっしゃって、季節には、数量限定で
使われたりもしています。

素材を確かめることの重要さを、よくおっしゃいます。
ショコラとかも、農産物だし、状態が変わるのに、
工業製品だからいつも同じものだと思い込みがちだと。
常に味をチェックして、いつもと違うと気づいたら
返品することもあるそうです。
『ソロモン流』撮影に使われた「銀杏 GINKGO ぎんきょう」は、
目白にある一軒家フレンチレストラン。
もと「クレッセント」のスタッフの方々が起ち上げられたお店です。

ちなみに、どうして「GINKYO」じゃないかというと、
「GINKGO」はフランス語で銀杏のことで、そこから取った店名。
でも読み方は日本語で。
フランスでは「ジャンゴ」と発音するそうです。
でもこれ、江戸時代 ヨーロッパに銀杏という言葉が
伝えられた際に 「Y」と「G」を間違えたということらしいのですが・・。

アルフォンス・ミュシャの絵が飾られた店内は、落ち着いた雰囲気。
ちなみに、以前、タダシヤナギ八雲店の店長を勤められ、
現在、ご実家の金沢「ロンシャン」
のシェフをなさっている加藤大地シェフは、
ミュシャがお好きでいらして、一時期、
ここで働いていらした際に、眺めて心和んでいらしたとか。

ロンシャンのブログを見ると、加藤シェフのスペシャリテ、
ジャパンケーキショー2009優勝&
韓国で開催されたAPTC2009日本チーム優勝作品の
「アンジュ」も人気のようで何よりです。
あのガトーも、味覚について、柳シェフのアドバイスを
参考にされつつ、試作に励んでいらしたのでした。

ヤナギには残念ながら、イートイン可能な
サロンが無いので、こちらでの撮影となった訳ですが・・。

でも柳シェフは、サロンのあるお店を、
ずっと考えてはいらっしゃるというお話。

昨年、とあるイベントで、フレンチの
コース料理のデセールを監修された時も、
「久しぶりに、こういう現場に立ちました。
お客様が召し上がっている姿を見られるのはいいですね。」
とおっしゃっていました。

求む物件@海老名のご近所。
ヤナギのサロンが出来たら、ぜひとも行きたい!
というファンの方が多数、心待ちにしています。
フランス、リヨンで2年に一度開催される、
伝統あるパティスリーの国際コンクール、
「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」。

番組でも紹介されたとおり、柳シェフが
日本選手団の団長を務められるのは、今回で3回目。
2007年には、日本チームは見事優勝しています。

日本洋菓子協会連合会の『GATEAUX』サイトに大会速報が。
4月号で詳細を特集されるそうですので、
ご興味ある方はそちらをご覧下さい。

全日本洋菓子工業会『PCG』サイトにも速報が。
こちらも4月号で特集を掲載予定です。

ちょうど、ソロモン撮影中の柳団長です。

今回の出場国は、日本を含めた19カ国。
柳シェフは、各国の審査員や大会運営に当たる
M.O.F.の方々とコミュニケーションを取るために、
フランス語はもちろん、これからは英語も大事だ!
と、出発前も、車の運転中にヒアリングをなさるなど、
集中して勉強していらしたようです。

拝見すると確かに、時折、周囲の審査員の方達と、
和やかに談笑していらっしゃいました。
これからのパティシエは、より国際感覚が求められ、
各国の方々と交流、情報交換をしていくことが
できなくてはいけないのですね。

ご帰国後も、バレンタインのご準備はもちろん、
厚木の地ビールメーカー「サンクトガーレン」
チョコレートビールとのコラボ企画で、
ネットショップで600個限定だった
チョコレート製ビアグラスのご準備をされたり、
相変わらず、超お忙しいご様子・・。

ちなみにこのチョコビアグラスの製造工程は、
2月7日(月)、NHKニュース『おはよう日本』の
「まちかど情報室」にて紹介されるということです。
でも、今年分は、既に完売なんですよね・・。

1ヶ月間に及ぶ撮影、本当に大変でいらしたと思います。
特に、クリスマス、今回のクープ・デュ・モンド、
バレンタインと超ご多忙な時期、
皆さま、本当にお疲れ様でした!

そして、これからも、
私達を笑顔にしてくれる素晴らしいお菓子を、
作り続けてください。
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ八雲店(ぱてぃすりーただし・やなぎやくもてん)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 東京都目黒区八雲2-8-11
・TEL : 03-5731-9477
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10時-19時
・定休日 : 水曜日
・最寄り駅 : 都立大学駅
・キーワード : 海老名に本店(2007年8月〜アトリエに)のあるパティスリー タダシヤナギの支店
・友人・同僚 / デート / 家族・子供 / 一人
B食店ページへ

2011年2月5日(土曜日)
[ 13:48 ] [ 催事・イベント ]
   
大丸東京店では、2月2日よりバレンタイン催事
「ショコラ・プロムナード」が開催されています。
会場案内や出店ブランドは、こちらのHPをご参照ください。

オープニング前夜、「バレンタインチョコレート試食会」
イベントが開催されました。
私はゲストとして出演させていただき、スイーツ番長もご一緒でした。
you tubeでも、当日の映像をまとめた動画を
こちらで配信中です。

スイーツ番長のブログレポートはこちら

参加者の方々は、ブロガーさんや、
近隣オフィスに勤務する女性の皆さん。
秘書として、日頃から上司のために
お遣い物のお菓子を見繕うことも多いそう。
スイーツへのこだわりの深い方達多数です!
→皆さんのアンケートを集計した人気ランキングをこちらで発表!

全部で10種類のチョコレートを試食。
右奥のお皿が「ベルギーショコラ」。
左手前のお皿が「ガールズコレクション」
の代表的チョコレート。

大丸は、数年前からベルギーチョコレートの
ラインナップに力を入れていますね。

<ベルギー>
 〜トロワアーティザンスペシャルアソートより
「チョコフィーノ」(ホワイトチョコにハート模様)

「ジャン=フィリップ・ダルシー」アールグレイ(金ロゴ入り)
「セルジュ・アレクサンドル」はちみつレモン(黄色)
「ピエール・ルドン」PAMELA(花模様)
「ダスカリデス」トリュフ(右奥ミルクチョコトリュフ)

<ガールズ>
「ハーティーパーティ」ハートのガナッシュ・シャンパン(ピンクロゴ)
「ゴンチャロフ プチデザートアラモード」ドーナッツ(ドーナッツ形)
「Mary’s meets Rope Picnic」ロゴ入りミルクチョコレート(ロペ・ピクニックのロゴ入り)
「モロゾフ コフレ」ミニハート(ストロベリー)(ピンクのハート)
「不二家」ミルキートリュフ(イチゴ)(ココアパウダーがけトリュフ)
なお、当日、皆さんが気に入ったチョコレートに
「本命」「友チョコ」「自分チョコ」など目的別に
投票した集計結果が、大丸東京店さんの
1階スイーツ売場などで発表されています。

大丸東京店のブログやデジタル掲示板でも、
イベントの様子が紹介されると伺ったんだけれど、
どこで見られるんだろう・・。

試食会でも人気があった「セルジュ・アレクサンドル」。
私は、博多・天神大丸に行くたびにチェックしています。

「はちみつレモン」は、中が二層仕立て。
上はレモンゼリーの酸味が効いていて、
下ははちみつ入りホワイトチョコレートのガナッシュ。
対比でメリハリがあって、すっきりと爽やかな印象。
女性が好きだな〜という味です。

この時期、ショコラをいただく日々が
どうしても続くため(笑)、こういう、
がらっと印象の変わる味は嬉しい。
私も好きでした!

アレクサンドル氏は、ベルギーのチョコレート大使の
お一人で、2004年、W.P.T.C.の芸術部門優勝。
ご本人も、2月12日(土)17時〜、会場に来店されるそうです。

今回のアソートボックス「カラフル」は、
はちみつレモンの他、名前どおり、見た目も
華やかな5種の詰め合わせ。

後の4つは、
 ベージュ:キャラメルアールグレイ
 緑:ライム
 ピンク:苺
 紫がかったこげ茶:ブラックベリー

という内容だそうです。

同じく、ベルギーチョコレート大使でいらっしゃる
ジャン=フィリップ・ダルシーさんのチョコレートは、
アールグレイのやわらかいガナッシュを閉じ込めた、
やや薄めのパレ仕立てで、上掛けも薄めで繊細でした。

ベルギーのヴィタメールの他、
ルノートルやリシャールといった国外の店でも修行し、
ルレ・デセールのメンバーでいらっしゃるので、
色々な影響と刺激を受ける機会があり、
いいところを採り入れていらっしゃるのではないかと思います。

ベルギーチョコレートは、型抜き主流でサイズも大きめ、
という固定概念は、必ずしも当てはまらない
新進気鋭の作り手が登場してきているのですね。
ベルギーの小さなメゾンも含めた
3人の職人のチョコレートをアソートした「トロア アーティザン」。

大丸松坂屋限定のスペシャルボックスを、
この日のイベント参加者へのお土産として
いただきました!

3粒ずつ9種類入り。(私これ、上下逆さに写した模様・・)
売場には、各職人単独の6個入り箱も出ています。

左列がチョコフィーノ。今年初出店。
真ん中がデズワルテボス。
右列がドゥルアー。今年初出店。

チョコフィーノ、試食に出たのは、
苺ミルクの味のするプラリネでした。
ハニカム模様のが、蜂蜜入りのヘーゼルナッツプラリネ。
これが「スウィートハニー」?
渦巻模様はコーヒー味のプラリネ。

ドゥルアーは、キャラメル味のふんわりムースを
閉じ込めたドーム状のが美味しい。
トリュフもまろやかでクリーミーな口どけですが、
なんか・・所々、塩気を感じるような、不思議な感じがある気が?
ホワイトチョコの中はプラリネで、オレンジ系洋酒の香り。

デズワルテボスは、昨年出ていた時からチェックしていて、
ちょっと珍しい素材を使った上掛けタイプだったので、
ベルギーにもこんなチョコレートあるんだなと
印象に残っていました。
赤いキラキラをまぶしたのが「アムール」だったかな。
ミルクのはジンジャーの風味!
ベルギーの伝統菓子、スペキュロスを思わせる味です。
っていうか、サクサクしたスペキュロスが入ってる!
これ、いいなぁ。

ちなみに、特に上掛けのトランペショコラの場合、
マニアは裏を見ます。
これ、エンローバー使わず手で掛けてるんだとか、
お店ロゴの転写シートとか、まして刻印とか
入ってると注目してしまったり。
細かいところで、いろんな楽しみ方があります。
一方、本格志向のベルギーの職人チョコレートに対し、
女性にぴったりのキュートなチョコレートもあれこれ。

今年は「女子会チョコ」なんて言葉も取り上げられていて、
「友チョコ」の発展版と言ったらよいでしょうか。
友チョコは、一人の友達を想定して選びますが、
女子会チョコは、皆で囲んで盛り上がりつつ、
一緒にいただくイメージ。
ビジュアルの楽しさも重要ですね。

こちらは、大丸で毎年人気のゴンチャロフ
「プチデザート・アラモード」。
まさに、女子会にぴったり!
オフィスの女性陣で囲んでも、めちゃめちゃ場がなごみそう。

ドーナッツやケーキ、モンブラン、プリンなど、
ちっちゃなデザートを模したチョコレート。
プリンとか超かわいい・・ストラップになりそう・・。

今年は、新作「アイスクリーム」も加わって、
かわいさ度がさらにアップ!

番長と、「来年は“パフェ”入れてもらわないとだねー」などと語りつつ。
こちらは、おなじみ、大丸・松坂屋のオリジナルキャラクター、
「さくらパンダ」柄の缶に、キャンディー形の
チョコレートを詰めたもの。

シュガーコートしてカリッとさせたアーモンドを、
マスカルポーネ味のホワイトチョコレートでくるみ、
ココアをまぶした「ティラミス味」がピンクの缶。
グリーンの缶は、抹茶をまぶしたもの。
黄色がきなこをまぶしたもの。

みんなで分けやすいし、これも又、女子会や、
オフィスの同僚達へのお疲れ様チョコ、
差し入れチョコとしてぴったり。

あと、登場したチョコレートの中で、
私が個人的に好きなのは、
「デメル」のキャラメルミットショコラーデ。

老舗の定番ブランドで、安心感がありますし、
パッケージも素敵だし、プレゼントには
やっぱりいいなぁと思います。

このボックスは比較的新しく出たもので、
キャラメルとサクサクのサブレを
チョコレートでコーティングした3個入り。
3種類、キャラメルの味が違うのも素敵。
プレーンと、ヒンビアーが木苺、アプリコーゼンが杏。
これは、年上のエレガントな女性にお贈りしたい。

そんなふうに、バレンタインのチョコレートって、
誰に、どんなチョコをあげようかな、
あるいは、このチョコは、あの人にあげたい!
と、あれこれ選ぶ過程が、本当に楽しいですよね。

今年は2月14日が久しぶりに平日月曜なので、
売り場もお店も、最後の最後まで込み合いそう。
作り手の皆さんも、買い手の皆さんも、
充実したバレンタインをお迎えください!

むろん私も、人3倍くらいバレンタインライフを満喫します。(*^_^*)!
   
先日、帝国ホテルの望月完次郎シェフに、
インタビューをさせていただきました。

インタビュールームとして、
帝国ホテルの旧本館、いわゆる「ライト館」の設計者、
フランク・ロイド・ライトゆかりのスイートルームを
ご用意いただいていました!

感謝の念を表して、この機会に勉強することに・・。

1912年、当時の帝国ホテル総支配人だった林愛作氏が、
旧知のフランク・ロイド・ライトに新館の設計を依頼。

費用面など様々な問題に直面するも、
ライト帰国後も、日本の一番弟子だった遠藤新氏の
指揮のもと建設が続けられ、1923年、設計から11年を経て完成。

落成記念披露の宴が開かれる予定だった9月1日。
その日、まさに関東大震災が東京を襲ったそうです。
周囲の建造物が多数倒壊、損壊する中、
なんと帝国ホテルの建物は、ほとんど無傷だったと・・。

しかし、1945年の東京大空襲では、
焼夷弾により大きな被害を受けました。
終戦によりGHQに接収され、大規模な
修復工事が行われ、旧来の姿を取り戻したと言います。

しかし、その後、客室増加のため新館を2棟増設。
1964年にはライトの本館を取り壊し、
跡地に鉄筋コンクリート建て、客室数772の
新本館を大々的に建設することに。

結局、ライトの新館は1967年に閉鎖。
現在は、玄関部部分が明治村に移築、展示され、
東武ワールドスクウェアでは、
ミニチュアのライト館の全景を見ることができます。

「フランク・ロイド・ライト・スイート」は、
2005年4月、新本館14階の「インペリアルフロア」に新設。
広さ214屐
ライト館のさまざまな箇所に施された、
幾何学的なマヤ調の独特の意匠や、
独自のスタイルでまとめられた内装や調度品を
忠実に再現したものとなっているそうです。

ここはなかなか入れない・・・最初で最後の可能性大。
隣のベッドルームも書斎もバスルームも、
部屋中撮影したかった勢いですが(笑)、
仕事なのでその気持ちはさすがに抑えて。

基本的にシンメトリックなデザインで、
差し色のえんじ色が温かみを添えていました。
ホテルの部屋というより、個人宅にお伺いしたような、
落ち着いた佇まい・・。

でも、とっても貴重な機会だったので、望月シェフと記念に一枚。
実は望月シェフ、昨年2010年に、
「平成22年度 卓越した技能者」こと、
「現代の名工」として、厚生労働省から表彰されました。
帝国ホテルでは、1985年の村上信夫(当時総料理長)氏に次ぐお2人目となられます。

ちなみに、製菓業界からは、同年に
東京製菓学校校長の中村勇先生、
レピドールの寒川正史シェフも受章されています。

そんな記念もあって、ホテル内で年4回発刊されている
情報誌『IMPERIAL インペリアル』で、
4月からの一年、ペストリーのお菓子を
ご紹介していくことになったそうです。

光栄なことに、その記事で、望月シェフのお話の
聞き役をさせていただくことになったのです。

日頃、お世話になっている望月シェフと
お仕事でご一緒できて、とても嬉しいです!

左上にちらっと見えているのが、
4月1日から発売予定の、新作お菓子の試作品です。
美味しかった!

見た目が華やかなスイーツではなく、
でも、実は細やかな気遣いが隠されていて、
さすが〜と納得の品でした。

アメリカへの留学時代のお話や、
若手スタッフの方々に思うこと、
素材との出会いについてなど、
短い時間ではありましたが、最初の一歩ということで、
色々なお話をお伺いできました。

今年、これからやっていかれたいこととして、
ペストリーに伝わる古典的なレシピを
復刻させたお菓子を出していきたい、というお話も。
それは期待大ですね〜。

これからシリーズでインタビューさせていただけるのが、
とても楽しみです!

『IMPERIAL』は、客室内に置かれて、
宿泊されるお客様がご覧になれる冊子だそうです。

望月シェフの記事、スイーツ好きの皆さんに
ご覧いただけるとよいのですが。
館内で、どこか見られるところはないのかなぁ・・。
ガルガンチュワに見本が展示されるとよいのですが。

掲載誌の出る時期がわかったら、とりあえず呟きます・・。

→その後、広報さんにご相談したところ、
『インペリアル』誌は、基本的には
客室内の設置および、インペリアルクラブ会員への
郵送となりますが、フロントなどで
お尋ねいただければ、在庫のある限り、
その場でお渡しもいただける、ということです。

また、メディア関係の方であれば、
宛先を登録していただくと、リリース資料として、
今後お送りすることも可能ということでした!
2011年2月4日(金曜日)
   
2月4日(金)、『東京ウォーカー』 の別冊として、
スイーツムック本が東京を中心に関東エリアにて発売されます。

『Tokyo Walker Sweets Collection』
●発行元: 株式会社角川マーケティング
●仕様: A4正寸、オールカラー、全100ページ
●予価: 980円
こちらの角川書店ページもご参照ください。

東京ウォーカーのムック本としては初となるスイーツ尽くしの保存版!
都内の有名店・今注目の店などから、新定番スイーツ365品を厳選して紹介しています。

「おやつ」達人のスイーツコーディネーター5人が選ぶ、本当においしいおやつを網羅。
ウォーカー誌のスイーツ対談でもおなじみの、
下園昌江さん、下井美奈子さん、スイーツ番長、矢都木二郎 さん
とともに、私もメンバーの一員としてコメントさせていただいています。
■掲載内容■
○達人が選ぶ、これが東京の新定番スイーツ! 
保存版おやつカタログでは、シュークリーム、ショートケーキ、ドーナツ、ロールケーキ、チーズケーキ、どら焼き、だんご、カステラ、バウムクーヘン、プリン、キャンディ…。洋菓子〜和菓子まで20種 全203品を紹介。
サイズ・パッケージ写真付き・予約の有無、アルコール使用までわかるから、手みやげ選びにも困らない。
○バレンタインに使える!名店のショコラを、断面図付きで徹底解剖! 
○作りたてのデザートを味わえる“アシェット・デセール”の店から、豪華絢爛なパフェ、デコパンケーキなど、デートにもオススメの旬なスポットも網羅!

使える2大マップ企画!
○銀座駅、東京駅、新宿駅、池袋駅などターミナル駅からすぐの手みやげMAP
○ロールケーキで巡る沿線MAP付き

それにしても、最近は「定番スイーツ」への注目度が高いですね。
スイーツの世界も「原点回帰」の動きが続いています。
伝統菓子に立ち返り、それをベースに、
新たなものを生み出すといった「温故知新」の流れ。
これも近いものがあります。