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2008年12月30日(火曜日)
[ 01:52 ] [ 催事・イベント ]
   
12月13日、クリスマス焼き菓子持ち寄りの会開催。
12月23日、クリスマスアントルメの会開催。
楽しくて美味しかった・・今年も開催できてよかったです。
参加してくださった皆様、本当にありがとうございます!
レポートしたい内容は積もり積もれど、仕事の山の先に、
それらを掻き分け見る今日この頃・・。

そんな私の近況一部ですが、
農商工連携「愛媛スイーツ」推進フォーラムの準備を進めております。

平成21年1月20日(火)13:00〜17:00
松山市総合コミュニティセンター「企画展示ホール」
(松山市湊町七丁目5番地)

●問合・申込:平成21年1月13日(先着150名様)
 愛媛県農林水産部ブランド戦略課(えひめ愛フード推進機構事務局)
 TEL:089-912-2560 FAX:089-943-6191

●主催/(独)中小企業基盤整備機構四国支部、愛媛県、えひめ愛フード推進機構、愛媛新聞グループ【愛媛新聞社、愛媛新聞サービスセンター、ウイークリーえひめリック、愛媛CATV、愛媛新聞旅行、愛媛電算】
●後援/全国農業協同組合連合会愛媛県本部、愛媛県農業法人協会、愛媛県菓子工業組合、愛媛県洋菓子
協会、(学)愛媛学園、(学)河原学園、愛媛県酒造協同組合、愛媛県養蜂協同組合連合会(予定)

愛媛県は、全国に名だたる柑橘類をはじめ、キウイフルーツ、
栗、柿、梅、いちご、びわ、ブルーベリー等の果物類、
もち麦等の穀類、さといも等の根菜類、そら豆、茶、蜂蜜、乳製品など
スイーツに適した多くの農産品等に恵まれています。

愛媛は、和菓子も色々とありますね。
古くから知られる、この土地独特の「タルト」はじめ、
「坊ちゃん団子」「ゆべし」「志ぐれ」「唐饅」など様々な和菓子が
有名であり、高い技術力を有する菓子メーカーが集積し、
近年は、松山市を中心に多くの洋菓子店が人気・・とのこと。
私も以前に松山スイーツ巡りをした際、とても面白く、また訪れたいと思っていたのでした。

ということで、今回のフォーラムは、県産農産品等を活用した
『愛媛スイーツ』の可能性に焦点をあてて議論するという内容。
今後の県産品のブランド化と地産地消の推進、観光振興に
つなげていこうとする目的ということです。
今回、私は、
『愛媛の農産品等を活用した「愛媛スイーツ」の可能性』
と題する講演をさせていただくのと、パネルディスカッション参加で、
現地へ参ります。

パネルディスカッションのテーマは、
『なぜ今、デザート&スイーツなのか』。

コーディネーターの鳥巣 研二氏(キースタッフ代表取締役)
は、『加工特産品開発読本』といった著書もおありで、
各地の農産品や特産品を使った加工食品開発の
エキスパートでいらっしゃいます。
私もこれまで何度か、各地の特産品を使ったスイーツ開発の
プロジェクトメンバーとしてご一緒させていただきました。

そして、ホテルニューオータニ シェフパティシエの
中島 眞介氏は、愛媛県の宇和島ご出身。
ニューオータニと言えば、モンブランの「三栗物語」を
思い出す方も多いと思いますが、子どもの頃に食べた
故郷の栗への強い思い入れをお持ちの中島シェフ
だからこそ、毎年、徹底的に吟味して決める栗選びにも、
妥協がありません。

オイシックスの商品開発チーム青果スーパーバイヤーで
いらっしゃる小堀 夏佳さんは、私も何度か、野菜の
勉強会でレクチャーしていただいた方で、野菜を心から愛し、
全国の農家を訪ね歩くパワフルでキュートな女性。
畑で採れたての生の野菜をかじる美味しさを、
幸せ一杯に語ってくれる方です。

それに、日本航空 松山支店 マネージャーの日野 由貴さん。
2008年、JAL 松山−東京線 就航20 周年にちなみ、
“「えひめ空スイーツ」アイデ ア大募集!” を企画・実施
された方で、愛媛県初のJAL グループオリジナル
「空スイーツ」の開発など、愛媛の魅力を幅広く伝えるべく
奮闘されています。

すごく面白くなりそうなメンバーで、私自身も楽しみです!
愛媛から届いた、「紅まどんな」。
「南香」に「天草」を交配して生まれた新品種。
平成17年に品種登録されたばかりのニューフェイスです。

夏目漱石の『坊ちゃん』にちなんで、「まどんな」なのですね。(^_^)

他の多くの贈答向け柑橘類は、1月、2月くらいからのところ、
これは12月にピークを迎えるため、ギフトシーズンにも
もってこいなのだそう。

これは・・ものすごく美味しかったです。
皮がごく薄くて、手でむけるところは温州みかんっぽく、
種も無く、生食で人気が出そう。

そして、果肉がぎゅっと詰まっていて、とてもみずみずしい。
スカスカした感じが全くないのです。

学校の先生にも味見していただきましたが、
これは美味しいね!と気に入っていただけました。
従来の柑橘の不満点は何ですか?と伺うと、香りが弱い・・と。
皮をコンフィにしてみたいと。あぁ、どうなるんでしょうね。
とりあえず、すりおろしたゼスト使ったムースとかアイスとか、
香りをみたいですよね。
これは、愛媛ブランド苺の「あまおとめ」。
「とちおとめ」と「さがほのか」の交配品種です。
特徴は、収穫はじめが11月20日頃と早く、年内収量が多いこと。
そして、他の品種に比べ、栽培期間を通して糖度が
約1度高いという高糖度品種であること。

ちなみに私、同時期に、来年1月13日(火)〜26日(月)に
銀座三越地下で開催の「美し国 三重フェア」の試食会に伺い、
三重県の新開発品種で、今回初めて、県外にお目見えの
「かおりの」という苺についても、色々と教えていただいてきました。

こちらも非常に勉強になり、レポートしたくて仕方ないのですが・・。
銀座三越の、この催事スタイル自体も、従来の物産展とは
一線を画す興味深い試みの一貫で、可能性を感じるんだな。
ぜひ、愛媛版もやりませんかー?
「かおりの」は、名前どおり、香りの強さを特徴とする他、
苺農家さんが直面する「炭疽病(たんそびょう)」に
強いというのも1つの大きな特徴。
こちらも12月に出荷ピークを迎える早生種で、
ということはクリスマスを市場として睨める訳ですが、
むろん一長一短があり・・と、やっぱり長くなるのでまた改めて。

色々とプチ実験・・。
「フォークでつぶして食べてみる」
「それに牛乳をかけて食べてみる」etc..

グラニュー糖をまぶして・・これで重量の4割くらい。
1日おいて水分が出たところでコンポートするのだ。
これは、苺をくたくたに煮ないで作る感じで。
一度沸騰させて砂糖がとけたところで苺を取り出し、
水分だけを煮詰めます。
ジャムでなく、シロップ煮のイメージだったので、119℃目安にしてみた。
そんなに高温にしても、色や苺の香りは飛ばないものか?
で、火を止めて苺を戻してシロップをからめてみたところです。

でもやっぱり、冷まして一晩おくと、苺から水分が出て、
ややサラサラに・・。
ちょっと甘かったかも?でも、香りは結構残ってるかな・・。
単純に砂糖を減らせばいいというものでもないし、
でもレモン汁とか入れずに、苺自体に酸味があると
一番いいんだけどなぁ。

さらに今回、特別な栽培法のあまおとめと
通常のものを食べ比べる機会もいただきました。
「一口食べれば、全く違うとわかる」と言われて、
「・・・わからなかったらどうしよう。」と、ちょっとドキドキしていたのですが。

あ、本当だ。明らかに違う・・!というほど、はっきり違いました。
育て方でこんなに違うんだ〜と、改めて、農産物の面白さを感じます。

1月、愛媛に行くのが楽しみです。
果物や野菜を栽培している農家さんも、いつかぜひ訪ねたいです。
2008年12月28日(日曜日)
   
お知らせが遅くなってしまい、ごめんなさい!
2009年も、エピファニーにちなむ伝統菓子、ガレット・デ・ロワの会を開催します。

こちらの申込みページをご覧のうえ、記載のメールアドレス宛に、
直接、お申込みください。

————————————————————
ガレット・デ・ロワの会’09 ≪申込締切:1月2日(金)≫

■日時:
 2009年1月4日(日)13時〜16時半(片付含め17時)

■場所:
 丸の内線・茗荷谷駅から徒歩10分程度の会場

■会費:
 4,500〜5,000円

■内容:
 お店は、現在、以下を検討中です。
 ただし、参加者の中に、当日の受取可能な方がいらっしゃるかと、
 年始の営業状況等によって、決定ではありませんので、ご了承ください。

・ビゴの店(鷺沼又はプランタン銀座)
  昨年のクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ主催コンクール優勝店!
  ブリオッシュタイプもあればぜひ・・

・メゾンカイザー(高輪本店又はコレド日本橋)
  こちらは、ブリオッシュタイプが登場する予定。

・ピエール・エルメ(ホテルニューオータニ)
  2009年の新作として、ブリオッシュタイプの「サティネ」ラインが初登場!
  例年、美しい細工の王冠やオリジナルのフェーブも話題に。

・エーグルドゥース(目白)
  寺井シェフは、クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ理事のお一人。
  おそらく、プレーンなタイプとアレンジ版とを出されるのではないかと・・。

・ノリエット(下高井戸、又は新宿高島屋)
  永井シェフも、クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ理事のお一人。
  私はこちらの、ちょっと変わった折込み方のパイに何だか心惹かれるのです。

・パティスリー タダシヤナギ (都立大学)
  渋皮栗の入ったタイプ。こちらもクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ会員店です。

・ドゥー・パティスリー・カフェ (都立大学)
  「いつかクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワに入会できたら・・」
  と話す菅又シェフ。2009年は頑張れ!焼いて欲しいぞ!と期待を寄せつつ。

・デフェール(たまプラーザ)
  クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワのメンバーにもなられた、
  豊長シェフのガレット・デ・ロワは、2009年初登場。

・アカシエ (浦和)
  2008年、私の周囲で非常に人気が高かったガレット・デ・ロワの1つ。

・スリジェ (調布)
  フランジパーヌ入りで大小あり。

・オ・プティ・マタン (金沢文庫)
  栗入りのガレット・デ・ロワ・マローネ。

<関西から取り寄せ予定>
・ガトー・ド・ボワ(奈良)
  2008年のコンクール優勝店!プレーンとアレンジ版を1つずつ。
・ラ・ピエール・ブランシュ(神戸・元町)
  白岩シェフもクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワの関西支部メンバー。
・パティスリー・クリ(明石)
  元ビゴの店で磨いた腕を振るうオーナーの栗原シェフ。
・ドゥブルベ・ボレロ(滋賀)
  渡邉シェフもクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワのメンバー。

  計14種類程度を検討中です。

■参加方法:
 募集ページ上の申込フォームをコピーして必要事項をご記入のうえ、
 メールでご連絡ください。

 定員は20名様の予定です。
 ※定員を超えた場合、共和国メンバーの方は優先させていただきます。

 ご参加いただける、いただけない場合とも、1月3日(土)までに
 ご連絡申し上げます。

☆★ 申し込みメール、およびご案内メールの不着事故もありえますので、
☆★ もし、こちらからのご案内がない場合、お手数ですが、確認の
☆★ ご一報をいただけますよう、お願いいたします。

————————————————————
2009年のスイーツ初め、皆さんとご一緒できますことを
願っております!
2008年12月7日(日曜日)
[ 03:37 ] [ 講座・講習会 ]
   
よみうり日本テレビ文化センター柏校で、
お取り寄せスイーツ食べ比べ講座の特別編ということで、
「世界のクリスマス菓子食べ比べ」という講座を
開講させていただきました。

ちょうど、クリスマスまで約1ヶ月前といったアドベントの
始まる時期に、日持ちもして、少しずつ楽しめる
クリスマスの焼き菓子を召し上がっていただこうと思っていました。
それに、この時点で美味しい!と思って、それから
自宅用やギフトで買うのも間に合うように・・と。
ラインナップはこちらです。

ヴィンテージ シュトーレン フランス菓子16区
シュトーレン パティスリー・タダシヤナギ
モーンシュトーレン 菓子工房オークウッド
ミラノ風パネットーネ ムッツィ
コンフィチュール・ノエル パティスリー・タダシヤナギ
アルザス ドゥー・パティスリー・カフェ
スペキュロス パティスリー・タダシヤナギ
ホーニッヒクーヘン 菓子工房オークウッド
ベラベッカ エス・コヤマ
ベラベッカ パークハイアット東京

食べ比べなので、各カテゴリー、なるべく
2種類くらい揃うようにして、予算等の都合もあり、
パネットーネだけ1種類になりましたが・・。

コンフィチュール・ノエルや、ベラベッカは、
初めて食べる!という方がほとんどでした。
でも、食べてみたら美味しい!とおっしゃていただいたので、
この機会に知っていただくことができてよかったです。

この中で、少なくとも、16区のヴィンテージシュトーレンと、
オークウッドのモーンシュトーレンは、現在すでに
完売しています。
「超」、がつくほど早めに予約しておいてよかった・・。

シュトーレンは、個性の異なる3タイプをご用意。

パッケージも、それぞれ個性的ですが・・
ヴィンテージ シュトーレンのこの木箱&リボンがすごい!

日本のフランス菓子界の草分け、
ダックワーズの生みの親である三嶋隆夫シェフが、
メロンや苺などドライフルーツを使って作ったシュトーレンを、
廃墟になったトンネルの中で約1年間じっくりねかせた
ヴィンテージ版。
長さ約32cmで、高さもある大きなサイズ!

昨年の共和国クリスマス焼き菓子会では、
通常版とヴィンテージ版両方取り寄せて食べ比べる
というマニアックなこともいたしました。

がしかし、箱があまりにも立派で、自宅から会場に
持っていくのも、持って帰るのも、すごく大変だった・・。
なので、今回は、会場直送にしようと
固く心に決めていました。(^_^;)
一番大きいのがヴィンテージ版シュト−レン。
やっぱり、ねかせているだけあって、
重厚ながら、ちょっとしっとりしています。
ドライフルーツもたっぷり。
熟成感があって、お酒にたとえるならコニャック、
グランマルニエのような?

一方、パティスリー・タダシヤナギのシュトーレンは、
サックリと軽やかで食べやすい。
でも、バターもかなり多めに入ったリッチな生地なので、
保存はできるだけ冷蔵庫で。
大熨シェフ@現在、岡山バビヤージュは、
冷えた状態のまま切って食べるのが好きって
おっしゃっていたなぁ。

シュトーレンって、もっと重たいイメージだったけれど、
軽くすいっと食べてしまう・・そんなご感想をいただきました。
はい、日本人の味覚や体に合わせて研究された、
ヤナギのお菓子ですからね〜。

そして、シュトーレンの中でも、プチプチのけしの実ペーストが
巻き込まれた、ちょっと珍しいモーンシュトーレン。
オレンジピールとアーモンドも入っていて、香ばしくも
フルーティ。私は、この感じが大好き!

こちらは、2006年日経新聞土曜版で発表された
お取り寄せクリスマススイーツで1位獲得。
以来、入手困難が続き、予約必須の貴重品となっています。
今年も、11月から予約スタートしましたが、もう完売・・。

ふふふ、しかし、そこは抜かりなく、実はまだ、
1本とってあります。
これは、13日(土)開催の、幸せのケーキ共和国試食会用に〜。

さて、スペキュロスは、12月6日ベルギーの聖人、
サン・ニコラの日に欠かせないお菓子。
ヤナギのはキャトルエピス&ココア入りで、樅の木と鐘の形。
スパイシーで、甘いお菓子とはちょっと違う。
こういうのも面白いですね!とおっしゃっていただきました。

本来は大きなスペキュロス専用の木型で焼くんです、なんて
話をしていたら・・なんと、この後間もなく、
タダシヤナギで、アトリエに秘蔵されている
スペキュロス型を使った大きなスペキュロスが登場したのです!

クリスマスに、スペキュロスを焼くお店は日本でも
いくつかありますが、木型使用のものは、
これまで見たことがありませんでした。
これは超貴重〜!!

サンタ形とピエロ形の2種類。もちろん、入手しましたとも!
身長(?)30cmくらいあるんですよ!

オークウッドのホーニッヒクーヘンは、個包装になっていて、
いろんな形があるので、好きなものを選んでいただきました。

ドイツ圏のクリスマス菓子、レープクーヘンは、
ヘクセンハウスの材料となる固いクッキー。
ホーニッヒはハチミツのこと。
蜂蜜がたっぷり入るので、レープクーヘンよりもしっとりします。
卵を入れず重曹やアンモニアで膨らませるものだと思います。
オークウッドのは、ヘーゼルナッツパウダーとアーモンドパウダー、
オレンジ、シナモン、クローブ、ナツメグ、オールスパイス入りで、
ほのかにスパイシーながら、フルーティなさわやかさもあり。
食べて美味しいように、ちょっとアレンジされていると思います。

そして、アルザス語で「洋梨のパン」を意味するベラベッカ!
ナッツやドライフルーツいっぱいで、焼き菓子と言っても、
つなぎはほんのちょっと。ほとんどドライフルーツの塊のよう・・。
薄く切って少しずついただくのがオススメ。
赤ワインやスモーキーな味わいのウィスキーと相性がいい、
大人のクリスマス菓子ですね。

私の初邂逅は・・やっぱりパリセヴェイユだったかな?
ほぼ同時期に、当時、パティスリー・フレにいらした、
木村シェフのベラベッカにも出会っています。
アラビアゴムとか塗って仕上げるんですよね。

エスコヤマのは、ドライイフルーツの甘酸っぱさを引き立てる
アルザスキルシュの芳醇な香りと、アニスやシナモンの
スパイシーな香り。
上にのせた飾りなどもなく、見た目はかなりシンプル。
むしろ、地味〜かも知れない。
食べてみると、ほどよくセミドライで、ぎゅっと濃縮感があります。

パークハイアットは、今年、ベラベッカデビュー・・のはず。
さすが、ア・ポワン岡田氏の系譜をお持ちの川内シェフ万歳!
と、心の中で拍手喝采でした。

洋梨、無花果、胡桃、アプリコット、アーモンド、レーズンなどを使い、
上に赤胡椒と八角、バニラスティックを飾った
豪華な雰囲気でプレゼントにもよさそう!
食べるまでしばらく飾っておきたくなりますね〜。

今年、パークハイアットは、シナモンに似たスパイス、
カシアを使ったカシアシュトーレンなどの新作も出され、
意欲に富んでいらっしゃって、嬉しい限り。
マロン入りシュトーレンもあります。
これからも頑張ってください〜。
パネットーネは、イタリアではなくてはならないクリスマス菓子。
上の写真を見ると、かなり大きい感じでしょう?
なんと1kgあるんですよ〜。

ムッツィ MUZZIは、イタリア中部のウンブリア州で
1795年に創業した老舗パティスリー。
限定生産の「ミラノ風」は、DOCワイン「モスカート」に
漬け込んだレーズン入り。
パネットーネ菌を秘伝の方法で長時間発酵させることで、
もっちりとした、ほのかな発酵香のある上品な風味の
生地となるのが特徴です。

おぉ!食べ方説明書の紙が付いています。
モスカートワインと一緒に、がオススメだそう。
チョコレートソースをかけたり、ワインに生地を
浸して食べるのもありらしいです〜。

パネットーネって、もっとパサっとした生地だと
思っていたけれど、こんなにしっとりなんですか?
と、驚かれた方が複数いらっしゃいました。

その気持ちはよくわかります!
私も、最初の頃、輸入食品店とかにあるパネットーネを
色々と試したけれど、なかなか、美味しい!というものに
会えなかったのです・・。
しっとり、もっちりした生地のものにようやく会えた時は、
うわっ、何これ?とセンセーショナルでした。

ムッツィ以外では、トレマリエのも好きでした。
フェルミエさんが直輸入で入れていらしたことのある
ビッフィのも、ものすごく美味しかった!

こんなに黄色いのはなぜ?という質問も。
たしかに、バターリッチで卵も入るブリオッシュっぽい
生地なので、それだけでも黄色っぽくなるのですが・・。

これまでいただいた限り、日本製で、パネットーネ菌は
使っていないというものでは、ここまで
黄色いものに会ったことはありませんでした。

ソル・レヴァンテの藤田シェフに伺ったところによると、
パネットーネ菌を入れると、より黄色が濃くなる感じだそうです。
ちなみに、藤田シェフは、パネットーネ菌にエールを送りながら
(しかも関西弁で。これ重要)育てられるそう。
そのおかげでしょうか。こちらのお店のものは、
ふんわりしっとり、かなり美味しいパネットーネで、
私もお気に入りです。

そして実は、自分、気が付くと食べ損ねていた・・(^_^;)
コンフィチュール・ノエル群たちは、改めて購入したのでした。
パティスリー・タダシヤナギのは、実は、昨年までのと
バージョンが異なります。

講座準備中、あれ?去年と違う・・と気づき、
八雲店にお電話を。仕込み方変えました?と
早速、加藤店長に突っ込みを入れる私でした。

ヤナギのコンフィチュール・ノエルは、フランスから帰国して
八雲店長となられた加藤シェフ提案で、
2006年クリスマスに登場。
フルーツがゴロゴロと大ぶりで、特に、フレッシュの
紅玉入りなのが特徴で、歯ざわりがあり、
一般的なコンフィチュール・ノエルよりもさわやかで、
フレッシュ感に富むなーと思っていました。

ちなみに、私のコンフィチュール・ノエルとの
初邂逅は、伊勢丹、マ・パティスリーに出ていらした、
パリ・セヴェイユのそれでした。
衝撃だった・・しかも、パッケージがとてもかわいかった・・。

ヤナギのコンフィチュール・ノエル、前年までは、
ドライマンゴー入りだったのですが、今年はそれを
杏に変えられました。なので、色もちょっと変わった・・。
リンゴ、杏、オレンジ、レモン、いちじく、アーモンド、ブドウに、
スパイスはカルダモン、シナモン、アニス入り。

紅玉に、シナモンだけでなく、カルダモンを合わせる
というのが、柳シェフがクレッセント時代に、
キュイジニエの方にヒントをもらったという組み合わせ、
ガトーのシャンボールやカルバドスに通じるものを
思わせ、ヤナギっぽくて好きなのです!

そして、ドゥー・パティスリー・カフェは、そのものズバリ、
菅又シェフが修業され、思い入れ深い「アルザス」の
名前をつけたコンフィチュール。

アーモンド、ピスタチオ、オレンジコンフィ、レモンコンフィ、
セミドライアプリコット、セミドライフィグ、グリーンレーズン、
バニラ、コリアンダー、シナモン、クローブ、キャトルエピス入り。
りんごジュースにスパイスを入れてアンフュゼし、
カットしたドライフルーツとローストしたナッツを入れて煮上げる。
アルザスの名店、ティエリー・ミュロップでの修業時代に
学んだレシピを元にしているそうです。

なんて話をしていたら、講座に、先月アルザスに
行ってました、という方もいらして、びっくり!
パンがお好きで、特にパン屋さんをあちこち巡られたそうです。
アルザス、今の時期はクリスマスマーケットが
賑やかだろうなぁ・・いつか行きたいです・・。

皆さん、クリスマス菓子と言っても、焼き菓子ばかりで、でも、
こんなにバリエーションがあるんだ!と驚かれたようです。

クリスマスの焼き菓子って、飾っておきたくなるような
かわいいものも多くて、自分の家だけではなく、
クリスマスギフトとしてもいいですよね。
お取り寄せできるということは、配送可能ということなので、
遠方にいらっしゃる方へのお歳暮やクリスマスプレゼントにも
ぴったりです!

柏近辺のお店として、松戸のパン屋さん、
ツォップのシュトーレンも美味しいですよ〜なんて
ご紹介もしましたが、これを機に、お店で見かけた
クリスマス菓子にトライしていただき、食べ比べて
いただけたらなと思います。
さて、クリスマス菓子の中で、この講座では
ご用意できなかったものの、ヘクセンハウスも
やっぱりいいなぁと気になっていたのですが・・・

なんと、タダシヤナギに登場したのです!
八雲店では、去年、一昨年と、お店のディスプレイ用のものは
作られて、お店に飾られていました。

毎年、写真を撮らせていただきつつ、
「これ、買えないんですか・・?!」と、毎度、
お伺いしていた気がします・・。
今年はついに、食べられるヘクセンハウスの
販売をしてくださったのです!うわーい、嬉しい!!

八雲店に3台並んだ、ヘクセンハウス達!
手作りなので、1つ1つ、微妙に飾りつけが違う・・。
そのうち1つを、受け取って参りました!

おうちの中には、ショコラのお菓子が
いっぱいに詰まっています。

12月いっぱいの日持ちなので、すぐに食べてしまうのが
勿体ない・・クリスマス当日まで、大事に飾っておきたい気分!

残り2台、どんなおうちに飾られるのでしょう・・。
そして、実は、丸井店には、アトリエで作られたヘクセンハウスが
並んだ・・と伺い、こちらも受取に行って参りました。

・・・・なんたるかわいさ・・・!!

乾燥焼きしたカラフルなマカロン生地に、
キラキラしたアラザン。
最近、スワロフスキーのアクセサリーがはやっているので、
そんなのを意識して作ったんだよ、と。
柳シェフがそのようにおっしゃっていたと
教えてくださるスタッフの方の表情も、
それはそれはキラキラした笑顔でした。

店員さんが、お店のお菓子を、心から誇りに
思っていらっしゃるお顔って、わかるんですよね。
愛にあふれていて、幸せな気持ちになります。

こちらも、1つ1つ手作りなので、少しずつ
飾りが違っているのです。

近くにいらした女性二人連れのお客様も、
かわいい〜ちょっとこれすごいよ〜!と、
ひそかに噂していらっしゃいます。嬉しいのでもっと褒めて〜。(^_^;)

・・・あまりのかわいらしさに、持ち帰る手が震えました。

今の気分は、世界の中心で叫べるものなら、
みんな、今すぐヤナギの丸井店に行ってヘクセンハウスを見てっ!!
と伝えたいぞという感じ・・。

小田急線を降りたら、新宿エリアの各百貨店の
洋菓子バイヤーさんに見せてまわりたい・・と思う心を
かろうじて抑え、いや、今日中にブログに書く・・と思いつつ、
ひとまずおとなしく帰途についたのでした。

試食会で皆さんにお見せするのが楽しみ!
でも、食べてしまうのが勿体ないくらい・・・。

思えば、いつの間にか、クリスマス焼き菓子が
こんなに大好きになって、食べたり、飾ったり、
プレゼントしたりと、この季節の楽しみが広がりました。

ちなみに、12月22日のJ-WAVE【RENDEZ-VOUS】のテーマは、
24日、25日当日、仕事帰りでも買える、
「アフター6のクリスマススイーツ」。
デパ地下でも、レッケリとかレープクーヘンといった
マニアックなスイーツまで買えてしまう!

皆様も、それぞれに準備をなさって、
どうぞ楽しいクリスマスをお迎えください!
B食店情報
・店名 : パティスリー タダシヤナギ丸井店(ぱてぃすりーただしやなぎまるいてん)
・ジャンル : スイーツ-洋菓子
・住所 : 神奈川県海老名市中央1-6-1 マルイファミリー海老名1F
・TEL : 046-232-0101(代表)
・URL : http://grand-patissier.info/TadashiYanagi/
・営業時間 : 10-20時
・定休日 : マルイファミリーに準じる
・最寄り駅 : 海老名
・キーワード : 日本屈指の名パティシエ、柳正司シェフのケーキ
・友人・同僚 / 家族・子供 / 一人
B食店ページへ

2008年12月6日(土曜日)
[ 18:02 ] [ フルーツランチ ]
   
りんご編その1から続きます。

<メイン> シナノゴールド
豚、ジャガイモ、タマネギ、シナノゴールドの重ねパイ包み焼き

うわぁ、大きなパイ包み!
みんなで取り分けられるよう、大皿に盛ってくださいました。

シナノゴールドは、ゴールデンデリシャスに千秋を交配したりんご。
1999年に長野県で品種登録された、比較的新しい種類です。
昨年うかがった信州りんご三兄弟ツアーでも、
シナノスイート、秋映とともに教えていただきました。

中身はどんななのかしら〜〜。
わぁ、おいしそう!
豚肉は鹿児島豚の肩ロース。
でも、想像以上にやわらかーい!

前日のうちに、40分くらい中身をオーブンで煮込んでから、
一日常温で休ませて、それからパイをかぶせて
オーブンに入れるんですって。

ジャガイモはメークイーン。
お肉の旨味をたっぷり吸い込んだ、ほっこり野菜・・。
んんー美味しいです!!
キャベツとかと重ね焼きしても、相性がよさそうだなぁ。
<チーズ> あいかの香り
フルムダンベールのローストとあいかの香り

フルム・ダンベールは、大きな円筒形のチーズ。
フランスのA.O.C.チーズの1つで、もともとは、
フルム・ド・モンブリゾンというチーズと
一緒に1つのA.O.C.を持っていましたが、
現在はそれぞれ別々になっています。

ブルーチーズがあまり得意ではなかったという方も、
思ったよりもずっとやさしい味で、これなら食べられる!
とおっしゃっていました。

熱が加わることで、より、マイルドになっているのですね。

それに、2001年に長野県で登録された新しい品種の
「あいかの香り」を添えて。
このりんごが生まれた園主のお嬢さんのお名前が
「あいか」ちゃんとおっしゃるので、こういう名前になったそうです。
種子親がふじで、花粉親がつがるということだそう。

りんごとチーズの相性のよさは知られていて、
カマンベールなんかは、もう、超ノルマンディーなマリアージュ!
という感じですが、ブルーチーズともやっぱり合うんだなぁ。
<アヴァンデセール> 紅玉&りんごジュース
りんごのソルベ 紅玉のチップス添え

これは、ちょっとサプライズ。
りんごジュースも入れてくださったので、
古屋シェフが、急遽、プラスで作ってくださったものです。

オーブンで焼いてカリカリになった、
透き通るりんごチップスは、紅玉を使ったもの。
切ってみたら蜜が入っていて、これでチップスを
作ったら美味しいだろうな、と思われたんですって!

そうそう・・やまさ農園の関さんが、
紅玉が蜜入りになったと、おっしゃっていました。
酸味のある紅玉に蜜が入ったなんて、
甘みと酸味のいいところ取りですよね!

りんごシャーベットは、トリモリンを入れて
糖度を合わせて回しただけ・・とおっしゃっていました。
簡単そうにおっしゃるけれどなぁ・・。

とてもシンプルですが、「すっごいりんごの味がする!!」
と皆さんが感動してくれました。
<デセール> 春紅玉
春紅玉のタルトタタン

春紅玉は、春に採れるという意味ではなく、
収穫後の保存性がよく、春まで酸味や香り、食感が
保たれ、翌年春くらいまで大丈夫・・という意味の品種です。

今回、関さんも、紅玉よりも状態がいいかもと
おっしゃっていましたが、古屋シェフも、
今日のコースの最後を華やかに締めくくるデセールに、
このりんごを選ばれました!

紅玉は、小ぶりということもあり、あまり小さくカットせず、
半割くらいで、オーブンに入れて120℃〜130℃で
8時間もの時間をかけて、じっくり煮ていきます。

「春紅玉の状態がすごくよくて、いい具合に
全体に水分がまわってくれました!」とのこと。

レストランデセールでいただくタタンは、また格別!
というのも、フィユタージュがサクサク!
りんごは、キャラメルの香ばしさとあいまって、
甘酸っぱい果汁とともに、口の中でじゅわん、とろりと
とけていく・・あぁ、まさに「幸せの味」ですね。

生クリーム。やっぱり必須!
そしてバニラアイスクリーム。これまた素適なオプション!
実は、アイスクリームは、多分、もしかしたら、
予定外だったのかも・・?

参加された方から、「別料金でもいいので、バニラアイスを!」
という熱烈なリクエストがあり、お伺いしてみたら、
「大丈夫ですよ!」と、全員のお皿にのってきたのです。
これは・・・お店と古屋シェフからの、超サービスですね?!

でも、おかげさまで、皆さん、
「すごい〜バニラビーンズたっぷり〜!幸せ〜!!」と、大喜び。
こんなに豪勢なデザート、そしてランチコースを
いただくことができて、幸せいっぱいです。

シテの皆さん、古屋シェフ、本当にありがとうございました!
そして、やまさ農園の関さん、今回もどうもありがとうございました!
この美味しいりんごランチを、ぜひ関さんにも
召し上がってほしかった・・。
いつか、そんなことも実現したらいいですね。

農園フルーツランチ講座、おかげさまで、来年2月、3月にも
北千住センターにて募集が出る予定です。
平日木曜ランチなので、お仕事の方は、ちょっと参加しにくい
とは思うのですが・・。

2月は柑橘類。3月は、これまたリクエストをいただき、
苺をテーマとすることに決定です!
苺を使ったお料理って・・・どんなふうになるんでしょう?!

今度は、どんなフルーツやお料理と出会えるのか・・
楽しみにしたいと思います。
B食店情報
・店名 : ビスロト・ド・ラ・シテ(びすろと・ど・ら・して)
・ジャンル : 欧風料理-フレンチ
・住所 : 東京都港区西麻布4-2-10 東城ビル1F
・TEL : 03-3406-5475
・URL : http://www.sixarbres.com/bistrot/
・営業時間 : 12:00-14:00/18:00-22:00
・定休日 : 月曜日
・最寄り駅 : 広尾
・キーワード : ボリュームたっぷり。フランス家庭料理、郷土料理メニューも豊富
・友人・同僚 / デート / 一人
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