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2007年12月31日(月曜日)
   
2007年、まもなく終わろうとしています。

クリスマス焼き菓子の会’07を、今年も、
開催することができました。
皆さんと一緒にいただいたお菓子は・・
気づけば、なんと43種類にもなりました。
(あれ、結局、昨年の会より多いぞ?!)

ヘクセンハウス デフェール
アドベントトアー コンディトライ・ノイエス
シュトーレン トランブルー
マイスター安藤のプレミアムシュトーレン ユーハイム
シュトーレン 16区
シュトーレン(ヴィンテージ版) 16区
モーンシュトーレン オークウッド
マジパンシュトーレン(1.5kg) stollen.jp(シュトーレン・ドット・ジェイピー)
クリストシュトーレン ラ・ヴィエイユ・フランス
シュトーレン パティスリー・タダシヤナギ
シュトーレン パティスリー・バビヤージュ
シュトーレン クロッシュ
シュトーレン テオブロマ
シュトーレン ノリエット
シュトーレン こぬれ広尾
シュトーレン コンディトライ・ノイエス
シュトーレン ナッシュカッツェ
キャラメルシュトーレン アテスウェイ
シュトーレン ラ・ピエール・ブランシュ
アルザス風シュトーレン ビゴの店
シュトーレン シニフィアン・シニフィエ
シュトーレン シュクレクール
シュトーレン 金麦(おとりよせネット)
シュトーレン ホテル西洋銀座(今回は大丸東京店)
シュトーレン(くつ下入りSサイズ) ペニンシュラ東京
シュトーレン マリオット・アソシアホテル
ストール・アルザシエン ブーランジェリー・レスト
シュトーレン アルカイク
パネットーネ ソル・レヴァンテ
パンドーロ ソル・レヴァンテ&クラブハリエコラボレーション
パンドーロ・クラシコ Loison
パネットーネ パスティッチェリア・イソオ
パネトーネ・ミラネーゼ トレ・マリエ
ソシソンリース イデミスギノ
ベラベッカ ラ・ヴィエイユ・フランス
ベラベッカ ドゥー・パティスリー・カフェ
ベラベッカ パリ・セヴェイユ
ベラベッカ シュクレクール
ベラベッカ モンプリュ
コンフィチュール・ド・ノエル パティスリー・タダシヤナギ
アルザス ドゥー・パティスリー・カフェ
コンフィチュール・ド・ノエル パリ・セヴェイユ
コンフィチュール・ド・ノエル モンプリュ

パッケージもそれぞれ個性的な・・
このあたり、シュトーレン達を中心に、
背後にイタリア系菓子を控えて。

青いサーカステントのような箱は、
ソル・レヴァンテ&クラブハリエコラボの
スペシャルバージョン・パンドーロ。

去年、イタリアから輸入されたものが、こんなふうに、
巾着を箱にしたような形で、藤田シェフが、
「これ、いいですよねぇ!すぐに会社に送って、
研究してくれーってゆうときました!」
とおっしゃっていたのが・・一年後に、こうして、
ちゃんと形になられたのですね。

その左は、背が低い箱入りの、
ミラノ・トレマリエのパネットーネ。

超ゴージャスな木箱入りシュトーレンは、
奥が博多の16区、手前がユーハイムの
インターネット限定、マイスター安藤のプレミアムシュトーレン。

奥左、グリーンの箱は高山のトランブルー。
水色のは、アテスウェイのキャラメルシュトーレン。

なるべく、地球にやさしい試食会を目指して、(^_^;)
箱を省略していただいたお店も多かったのですが・・。
こちらは、ベラベッカ&コンフィチュール・ノエル。
コンフィチュール・ノエルは、まぁ、焼き菓子では
ないですが・・。(^_^;)

アルザス〜!!という感じがして、私は大好き。
ここ数年で、ずいぶんと増えてきたような感じで、
とても嬉しいのです。

一番初めに出会ったのは、パリ・セヴェイユの
コンフィチュール・ノエルだった。
カリンやドライフルーツ、ナッツをたっぷり入れ、
スパイスの効いたコンフィチュール。
写真の瓶の中で、右から2番目。
アースカラーの和紙でポインセチアを表現したような、
ノエルらしいパッケージも、相変わらず素適。

自由が丘から都立大学に移動すると、
タダシヤナギにもコンフィチュール・ノエルが。
ヤナギのコンフィチュールは、普通、茶色い
ロゴ入り布リボンがかけてあるのですが、この、
コンフィチュール・ノエルだけ、赤に金色ロゴ入りの
リボンがかけてあって、華やかなクリスマスカラーでした♪

そして12月1日にオープンした
ドゥー・パティスリー・カフェも、菅又シェフが
アルザスのティエリー・ミュロップにいらしただけあって、
アルザス色のお菓子が続々と登場。

右から二番目、赤いリボンをかけているのが、
アルザスのお菓子で一番思いいれが
あるとおっしゃるほどの、ベラベッカ。

一番左、イデミスギノのソシソン・リースも、やっぱり、
パッケージも見た目も美しくて、毎年、大好評ですね〜。

関西でも、モンプリュさんでは、ベラベッカを通年で
出していらっしゃる。
他のお店と違って、アーモンド形の、ちょっと
ずんぐりした形なのも、個性的。

今回は、大阪で、やっとお店にも行くことの
できた、シュクレクールさんのものも、関西から
お持ちいただけて・・大感謝!
写真の一番右、ちょっと長さがあるものですね。
パッケージを開けた様子も、壮観〜〜。

今年は、皆さん総動員で、とにかくカットするカットする・・
予想よりもスムーズに準備でき、とっても助かりました。

シュトーレンは、物によって、適する厚さが違うと思いますが、
ビゴの藤森シェフ曰く、分厚すぎるのは粋じゃない、と・・。
薄く切って、たとえば、アルザスの甘口白ワインと
一緒にいただくのがカッコイイ、と、以前に
教えていただきました。

パンドーロは、粉糖をふりかけていただくのがお約束。
専用のバニラシュガー付です。

さぁ、いよいよ、いただきます!
デフェールのヘクセンハウス!
超かわいい〜〜!!!と、皆さん、大喜び。

受取してくださった方曰く、この日は、
6つのハウスが並んでいて、その中でも、
特にかわいいものを選んできました!と。(^_^)

あぁ、お客様が、そんなふうに、選ぶ時から
楽しむことのできる、夢のあるお菓子ですよね。

基本的に、お店で出していらっしゃるコンフィズリー、
クッキー類を飾っていて、でも、1つ1つ、微妙に
飾りつけや、人形達が違う。
パート・ド・フリュイは今年からのデコレーション。

しかもこのおうち、後でえいっと思い切って解体して、
皆で食べてみると・・土台の部分が、
日持ちする硬いレープクーヘンだろうと思っていて、
正直、お味は、それほど期待していなかったのですが、
もっとやわらかくて、普通に食べて美味しくて、びっくり。

後に、安食シェフから、このヘクセンハウスの
エピソードをお伺いすることがありました。

最初の年、50台限定で、本当にスタッフ総動員で、
入社一年目の方にも、自由に飾りつけをしてもらった
というヘクセンハウスは、お客様に大好評だったそう。

そこで、思い切って100台に増やし、それに
対応できるよう、ラインにのせて、
効率よく作れるようにされたところ・・

お客様から、去年のと違ってがっかりした・・
というお声があったそうなのです。

それで、安食シェフ、はっとされたそうです。
効率を優先して、ラインにのせてしまったことで、
お客様が本当に喜んでくださることを、
忘れてしまったのではないか・・と。

そこで、それまで作っていたものもすべて壊して、
作り直しをされたのだそう。
きっと、大変だったことでしょう・・。
それでも、初心に戻って、また、スタッフの方たちが
自由に飾ったヘクセンハウスを作られたのですね。
おかげで、こんなにかわいらしい作品に
出会うことができて・・皆さんも大喜びでした!

しかも、シェフがレシピを研究され、さらに
美味しくなった焼き菓子、コンフィズリーが
加わって、バージョンアップ!

そんな、お客様がデフェールによせていらっしゃる、
たくさんの夢と期待をのせたヘクセンハウス。
それをいただけたこと、とても嬉しいです。
今年初めていただいた・・というか、お店でも
今年初めて作られたという、ノイエス・コンディトライの
アドベント・トアー。

レーズン、クルミ、洋梨コンポート入りの3段重ねデニッシュ。
アドベントトアーは、オーストリア、スイス、ドイツの
国境あたりのもので、基本的に昔から各家庭で
クリスマスに向けて作られるものだそう。
それぞれの家庭によって入っているものも様々なんですって。

クルミのペースト入りのデニッシュも美味しい〜。
3つの味、それぞれ美味しくて、だんだん小さくなって
いくのが、なんだか残念なほど。(^^ゞ

他に、どんなものを入れるのかしら・・
こんな、クリスマスの伝統菓子とも出会えて、興味深い!

その2:果てしなく続くシュトーレン食べ比べ編・・に続きます。
2007年12月27日(木曜日)
   
来年、2008年1月5日(土)に、ガレット・デ・ロワの会’08を
開催したいと思います。
詳細・お申し込みはこちらからどうぞ

———————————————————–
ガレット・デ・ロワの会’08
≪申込締切:1月1日(火)≫

■日時:
 2007年1月5日(土)13時〜16時半(片付含め17時)

■内容:
 お店は、現在、検討中ですが、3回目のイベントとなる2008年は、
 クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワによるコンクール(過去5回開催)
 の歴代受賞者が当時所属されていたお店と、2007年にオープンした
 新店を中心に、ラインナップしたいと思っております。

  パティシエ・シマ(麹町)
  ビゴの店(鷺沼)             第2回・5回コンクール優勝
  ガトー・ド・ボワ(奈良)         第5回コンクール2位
  メゾン・ド・プティフール(南馬込)    第5回コンクール3位
  マリアージュ・ドゥ・ファリーヌ(駒沢)  第4回コンクール優勝
  ルコント(青山一丁目)          第3回コンクール優勝
  パティスリー・パリ・セヴェイユ(自由が丘)第1回コンクール優勝

  ドゥー・パティスリー・カフェ(都立大学)
  ラ・ヴィエイユ・フランス(千歳烏山)
  パティスリー・コリウール(下丸子)※作られるかどうかを今後確認
  カーヴァンソン(神楽坂)
  ラ・スプランドゥール(久が原)  ※作られるかどうかを今後確認
  ペニンシュラ東京(日比谷)    ※作られるかどうかを今後確認

  パティスリー・タダシヤナギ(都立大学)
  パティシエ・イナムラショウゾウ(鶯谷)
  アテスウェイ(吉祥寺)
  サロン・ド・テ・スリジェ(調布) ※作られるかどうかを今後確認
  テオブロマ(富ヶ谷)       ※作られるかどうかを今後確認

 などを検討しています。
 できれば、南仏やスペインに見られる、ブリオッシュタイプの
 ガレット・デ・ロワもご用意したいと考えています。

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ちなみに、昨年の会は、クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワの
会長である島田シェフのお店、パティシエ・シマから始まって、
副会長の藤森シェフや、理事の皆さんのお店を中心に、
全部で19種類(+アルファ)

昨年の、どこまでも続くよ♪なレポート連作は、
こちらからご覧いただけます

本年も、色々とお世話になりまして、どうもありがとうございました。
皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

来年も、色々なスイーツをご一緒できますことを願って!
2007年12月24日(月曜日)
   
その2から続きます。

ベアーがサンタクロース デフェール(フードショー)

焼き菓子の会のヘクセンハウスも、キュートだったけれど・・
フードショー限定のサンタベアー、かわいすぎる!

前にも、ウィンクのベアーケーキは、
クリスマスカタログの表紙になりましたが、
今年は、さらにサンタ帽をかぶってる〜!!

東急でも30台限定で、一番早く売り切れに
なったというのは、よくわかるなぁ。

しかも、今年は、ベアーの耳が、味の違うマカロンだ!

今年の安食シェフは、いろんなコンフィズリーや
焼き菓子や、ロールケーキなどなど・・
新しく出されたり、これまでのものをバージョンアップ
させたり・・本当に一生懸命でいらしたなぁ。

クレープイベントも大好評で、二回目にチャレンジされたし。
バレンタインには、ボンボンショコラにトライされるとのこと。
みんなに楽しんでほしい!というお気持ちが伝わってくるよう。
ますます意欲盛んでいらっしゃいますね。

この子の顔は、いつものように、ショートケーキかと
思いきや、なんと、クリームチーズ味ではないですか!
土台はサブレ・・あー、大好きなイヴェールを思わせる・・。

チョコ系が多いクリスマスケーキの中で、
このチーズケーキの酸味が嬉しいと、皆さんからも
好評でした。

ちなみに、このマカロンは、各4等分に。
ヤナギのマカロンを2等分にして、10個分、
召し上がりたい方が自ら名乗り出て、
勝ち取っていただいたのでした。

そういえばこのケーキ、デフェールの
オリジナル保冷バッグがついていたのですが、
お店のファンの方だと、きっと、もう持っている
というケースも多いだろうなぁ・・。

今回は、参加者の中に、ちょうど、ご希望の方が
いらしたので、お持ち帰りいただきました。
美香栞 mi-kan サロン・ド・テ・スリジェ(日本橋三越)

スリジェのケーキは、各百貨店に、何種類か
出していらしたけれど、圧倒的にひかれたのがコレ。

ホワイトチョコレートとオレンジのケーキ。
アクセントにフレーズデボワを散りばめました。
名前は「美しく香るしるし」で「みかん」。

・・・もう、名前からして、やられました。
オランジュとかでなく「みかん」!

デコレーションも、非常に素適。
Noelという文字飾り、よく見ると、
ケーキの表面にも、黄色のピストレがけで、
「Noel」の文字が抜いてあります。
鏡文字にはなっていないということは、
これはこれで、先に形を取ってから、
改めて刺されたのでしょうね。

ちょっと見えにくいですが、窓のあいた
大きな球体の中には、フレッシュの葉付苺が
数個、ごろんと隠れています。

中には、色あざやかなオレンジクリームが
閉じ込められていて、とってもジューシー。
さらに、その中に、フレーズ・デ・ボワの赤が
ちりばめられて・・。

大きなオレンジピールがざくざくと入っていて、
ん〜〜、さわやかで、実に美味しい!

やっぱり、昨年ほどではないけれど、全体には
濃厚なチョコ系がやや多い中で、
特に好評を博したようでした。

ちなみに、本店では、21日からだったかな?
プティガトーサイズの、クラッシックな
ショコラのブッシュ・ド・ノエルが出ていて、お友達が
買いにいらっしゃったのを、分けていただきました。
ちっちゃいけれど、とても美味しかった。
それに、かわいらしかった♪
ボワ・ド・ローズ アンリ・ルルー(新宿伊勢丹)

バラの香りを思わせる高貴な木「ボワ・ド・ローズ」を
モチーフに創作したビュッシュ・ド・ノエル。
バラの中でも最も華やかな香りを持つダマスクローズと
フランボワーズを煮詰めたコンフィチュールは、
ローズウッドの枝を折ったときに広がる香りそのもの。
その甘酸っぱいコンフィチュールをアンリ・ルルーが
得意とするキャラメルとショコラの2層のムースで
ふわりと包みました。

中に入ったキャラメルムースの層は、分量的には、
それほど多くないのに、やっぱり存在感があります。
ややしっかりと煮詰めたコンフィチュールは、
フランボワーズのプチプチ感があり、
ローズは、思ったよりも控えめだったかな?

飾ってあるバラは、さすがに、ダマスクローズでは
ない模様・・。
ジャン=ポール・エヴァン デジール・デザイン(新宿伊勢丹)

20周年を迎えるブランドのアニバーサリーのため
「昨日、今日、明日」というテーマで時をめぐる
3つのビュッシュを創作。
「明日」をイメージしたビュッシュを、エヴァン氏が
ユニークな発想で作り上げた。
目を引く銀色の筒のチョコレートの中には、何が?

3作のうち、一番斬新なビジュアルのこちらをチョイス。
「環境」を想起させる漢字の書かれたチョコプレートが
飾ってある、「今日」も、印象的でしたが・・。

食べ方の説明書付。

これ・・周囲は、まさにチョコレートの筒なんです。
切るのに、熱した包丁を、ゆっくり、じっくり
押し当てるようにして、じわじわと溶かしていく。

う〜ん、切れない・・・切れない・・・切れた!

周囲に皆さんが集まって、中身のチョコレートムースが
見えた断面を、おぉ〜と、言いながらパシャパシャと
写真に撮る光景は・・不思議かも知れません。(^^ゞ

「恵方巻」みたい、なんてコメントも?!

そして、このオレンジ色のソースは、なんと
赤ピーマン!
蓋を開けたら・・「うわっ、ほんとにピーマンだ〜」
と声があがるほど、思い切りダイレクトにピーマンの香り。

たしかに・・バスク地方では、エスペレットと、
チョコレートを組み合わせたものとかが、比較的
メジャーだったり、ありな組み合わせだと思うのですが・・。

中のムースは、やわらかなムースというより、かなり
濃厚な、チョコレートチョコレートした、ほろほろ食感。
甘み控えめ、ビターな味に、ピーマンの苦味が
加わると、また印象が変わる・・斬新・・。

ショコラティエの、「明日」への挑戦なのかな?
フロコンエトワール ピエール・エルメ・パリ(新宿伊勢丹)

天空から舞い降りた星と雪の結晶が輝くケーキ。
やわらかな白いメレンゲの中に、塩キャラメルのムース、
マンゴーピューレ、ライチをちりばめて。
辛口シャンパーニュを合わせるのがシェフのおすすめ。

正直、外観を見た時、ちょっと、これまでの
エルメのイメージと違うかも?と思ったのですが・・

食べてみたら、あ、エルメワールドだ・・と納得。
同じご感想の方もいらしたので、なんとなく、
そんな印象があったケーキでした。

中の塩キャラメルムースのほろ苦さと
甘さのバランスがほどよい。
それに、甘酸っぱいマンゴーと、ライチの
甘い香りとジューシーさ。
一見、ばらばらになりそうな素材を、
見事にまとめ上げているところが、さすが!

各店のクリスマスケーキ、本当に、個性も様々で、
皆さんと一緒に楽しむことができて、よかったです。

今回は、関西、東海、東北エリアからの
遠征ご参加もあり・・皆さんの熱意に、圧倒されました!

クリスマスケーキは、数百台といった、
ものすごい量のケーキを、次々と訪れるお客様に、
滞りなくお渡ししないといけない。
それぞれのおうちやパーティで楽しんでいただく・・
そのために、受取時刻に合わせて調整して・・。

昨年、今年と、クリスマスケーキ受取可能な時期と、
週末がちょうど重なって、百貨店も大混雑、
パティスリー各店も、それはお忙しく・・。

来年は、12月24日が水曜日なんですね。
クリスマスケーキの予約は、いつから可能に
なって、どのあたりに集中するのかしら・・。

ひとまず、24日のイブが山場となったであろう
クリスマスケーキ戦線。
製造、販売、すべての関係者の皆様、
本当に、お疲れさまでした。

25日、各店の皆様が、一段落なさって、
晴れやかなクリスマスをお迎えになられることを
願いつつ・・。
   
その1から続きます。

Tendance テンダンス アテスウェイ(新宿伊勢丹)

角度を変えて、何枚も写真を撮っていらっしゃる
方がいらして、その気持ちはわかります〜。

見る方向ごとに表情を変える、モダンな
オーバル形。

こういう、普通、ケーキに使わないような、
鈍色・・のような渋い金属色を、
上品に採り入れたデザインは、
川村シェフらしい斬新さという気がします。

中には少しビターなムースショコラキャラメルと、
ミルキーなクレームブリュレキャラメルサレ。

川村シェフのケーキは、昨年も伊勢丹のものを
いただいたけれど、また印象が変わって面白い。

それに、各百貨店のカタログを見比べると、
同じシェフのお店でも、やっぱり、百貨店の
カラーに合わせて、ちゃんと作り分けて
くださっている雰囲気が伝わってきて、
それもまた楽しい。

アテスウェイは、クリスマス焼き菓子の会で、
今年から登場の、キャラメルシュトーレンも
いただきました。

こちらもまた、ゲランド海塩入りで、キャラメルを
巻き込んだ、アテスウェイらしいシュトーレン。

ケーキも、焼き菓子も、パンも、ますます
ラインナップ豊富に・・。
来年夏のWPTC、頑張ってください!
ラー・ファイエット パリ・セヴェイユ(新宿伊勢丹)

シュトーレンのような見た目だなぁと思ったのです。
なんとなく・・・巨大ポム・ド・テールのような?!

ミルクチョコレートムースを口に含むと
ベルガモットティーの香りが広がり、
オレンジクリームとマーマレードの余韻が優美。

金子シェフのオレンジ使いは、とても好き。
なんだか、ミルクチョコと合わせた
やさしい味が想像できるなぁ・・。

飾りの花は、パスティヤージュかな?
飴細工とはまた違って、繊細で、とても美しい・・。

金子シェフも、今年は、軽井沢のスイーツ博はじめ、
あちこちでご活躍。
嬉しいのは、イベントの時だけでなく、
その後、お店のデセールでも、さらに
バージョンアップさせたものを出してくださること。

大好評だった東急フードショーのデセールイベント、
来年も意欲を燃やしてくださっているという噂・・・
嬉しいことですね。
アカリグア・ア・ラ・バニーユ パティスリー・タダシヤナギ(新宿高島屋)

ヴェイス社のチョコレート「アカリグア」と、
濃厚なバニラクリーム、さわやかな木苺の風味がマッチ。

ご覧になった方が、このピストレ仕上げとカラーリングは、
間違いなくヤナギ!とおっしゃいました。

そうかも・・それも、八雲店仕様という感じかな。(^_^)
粉糖でクリスマスツリー形をかたどり、そこに
パールショコラを。シンプルで上品な仕上げ。

マカロンは、ちょうど先日、お店に伺った際、
「今、飾りのマカロンを焼いてます」とおっしゃっていて、
あー、準備されているんだなぁと。
一番好きな、パッション&マンゴー風味がさわやかな
マカロン・エキゾティック。

上のホワイトチョコレートの球体には、Noelの文字が
プリントされているのですね。

まわりは、ココアのビスキュイで、シャルロット風に
囲んであります。
マダガスカル ラ・スプランドゥール(フードショー)

マダガスカル産チョコレートのフルーティーな風味に、
華やかな赤い果実を組み合わせ、シャンパーニュを
アクセントに。

こちらは、夏にお願いした「花火アントルメ」を
ベースに、クリスマスケーキにアレンジしましたと、
藤川シェフから伺っていて、どんな感じになったのだろう?
と気になっていました!

ヴァローナのマンジャリを使い、酸味あるショコラの
ムースに、フリュイ・ルージュの酸味をあわせたインパクト。
土台にまぶしてある、シュトロイゼル?
カリカリした食感も楽しい。

来年1月か2月に、旭屋出版さんの
「スーパーパティシエブック」から、ご本が出る
藤川シェフ。楽しみですね〜!
手前がタダシヤナギのアカリグア。
奥左がアテスウェイ、奥右がパリセヴェイユ。

ヤナギには、お店の定番ケーキで、
ル・ショコラ・グラン・クリュがあり、
構成は、ちょっとそれを思わせます。

去年のアントルメの会で、八雲店でいただいたのは
そちらで、ヴァローナのジヴァラをお使いです。
木苺のジュレとバニラのクリーム入り。

今回のクリスマスケーキは、味や食感も
全体にやさしく、どなたにでも食べやすい感じに
なさっているように思われました。

アテスウェイのケーキは、あまり細かい構成を
確認するより前に、なんとなく渾然一体と
食べてしまった・・そして、塩をところどこに感じる、
キャラメルの風味・・やっぱり美味しかった〜!

パリセヴェイユは、想像したとおりのやさしい味。
オレンジのクリーム、端っこなのでちょっぴりですが、
とてもさわやかで香り豊かで・・もっと欲しいぞ。(^^ゞ

その3に続きます。
   
昨年のレポートはこちら

今年も、開催することができました。
クリスマス焼き菓子の会’07の方は、結果的に、
全43種類ものラインナップ・・大変なことになりました。(^_^;)
こちらは、レポートに相当気合がいりそうなので、
しばしお待ちを。

クリスマスアントルメの会’07の様子を、先にお伝えします。

昨年は、10種類のクリスマスケーキをいただきましたが、
今年はちょっぴり増えて13種類。以下のとおりです。

アメジスト イデミスギノ
ビュッシュ・オ・ショコラ・プラリネ ラ・ヴィエイユ・フランス
Tendance テンダンス アテスウェイ(新宿伊勢丹)
ビッシュ・ショコラ・オー・バニュルス エーグルドゥース(新宿伊勢丹)
ラー・ファイエット パリ・セヴェイユ(新宿伊勢丹)
ボワ・ド・ローズ アンリ・ルルー(新宿伊勢丹)
ジャン=ポール・エヴァン デジール・デザイン(新宿伊勢丹)
フロコンエトワール ピエール・エルメ・パリ(新宿伊勢丹)
アカリグア・ア・ラ・バニーユ パティスリー・タダシヤナギ(新宿高島屋)
マダガスカル ラ・スプランドゥール(フードショー)
ベアーがサンタクロース デフェール(フードショー)
美香栞 mi-kan サロン・ド・テ・スリジェ(日本橋三越)
ポム・アールグレイ エーグルドゥース(日本橋三越)

ということで、まずは、イデミスギノのアメジスト。
今年はもう1種類、シャテーニュという、栗のムース入り
チョコレートのビュッシュ・ド・ノエルもおありでした。

今年の箱は、ずいぶんとファンシーで、知らなければ、
イデミだとは思わないかも・・!

すみれ色の宝石を宝石箱にちりばめたようなイメージ。
ミストグリーンの爽やかな青りんごと甘酸っぱいカシスの
バタークリームのハーモニー。

表面に淡いグリーンのナパージュがかかっていて、
皆さん、かすかにミントの香りがするね、と。

ケーキの名前を聞いた時は、カシス色のイメージ
が強かったですが、どちらかというと、
青リンゴ主体のケーキですね。
色の対比が綺麗な層仕立てになっています。

ただ、これは、なかなか難しいケーキ・・。
最初にフォークを入れた際は、やや、
バタークリームが締まりすぎかも、と思いました。

イデミスギノでは、予約時に、受取時間だけでなく、
食べる時間についても、細かく尋ねられます。

・・と言っても、受けとって、家について、すぐそのまま
召し上がるケースもあれば、いったん冷蔵庫に入れて、
食べる直前に出す方もあれば・・様々ですよね。

お店のイートインで提供される際は、
一番そのケーキに合った、よい状態で出すことに
心を砕いていらっしゃる、それが可能だと思いますが・・。

特に、バタークリーム物は、食べる何分前に
冷蔵庫から出すのがいいといった按配が微妙なので、
おすすめをお伺いできたらよかったかな。

でも、ほんの数分、常温においただけでも、
バタークリームの状態がゆるんで、かなり美味しく、
ちょうどいいなと思える状態になりました。

青リンゴのさわやかな酸味に、カシスの
ドラマティックな酸味。
華やかな幕開けですね〜。
ビュッシュ・オ・ショコラ・プラリネ ラ・ヴィエイユ・フランス

伝統的なピュッシュ・ドゥ・ノエル。
シェフがパリから作り続けているヴィエイユ・フランスの
オリジナル商品。

周囲は、棒状のメレンゲで包まれているのです。
ちょっと珍しい、あまり見ないビジュアルの
ブッシュ・ド・ノエルですね〜。
これは・・手間がかかりそう。

きのこがのっている、クラシカルな雰囲気もキュート。
長さ13cmと、やや小ぶりのため、今回は2本お願いしました。

22日に出た日経新聞土曜版「NIKKEIプラス1」の、
ニッポン適量考というコラムで、クリスマスケーキは、
以前よりも小さいサイズになってきた、というテーマで
若干のコメントをさせていただいたのですが・・。
本当に、丸型5号サイズ、ビュッシュでも15cm程度の
ものが多くなりましたね。

以前、ゴンドラさんを取材させていただいた際、
今でも、7号、8号のクリスマスケーキを、
デフォルトで予約受付している、と伺って、
あー、昔からの老舗だと、そうなんだなぁと思いました。
ビッシュ・ショコラ・オー・バニュルス エーグルドゥース(新宿伊勢丹)

天然甘口赤ワイン「バニュルス」をふんだんに使った
ジュレとガナッシュをチョコレートのムースで包み、
フレーズデボア(森いちご)でアクセントをつけました。
メレンゲのドレスをまとった大人のクリスマスケーキ。

これは伊勢丹オリジナル。
なんて美しく、繊細な姿・・ため息物ですね。

カタログで拝見した際、
「今年一番の味の組み合わせができました。」
という寺井シェフからのメッセージに、
シェフがそこまでおっしゃるとは・・気になる・・
と思ったのでした。

これは・・一番印象に残った、気に入った!
という方が多かったですね〜。

あまりの美しさに、ナイフを入れるのがためらわれるほどで、
誰も、切り手に名乗りがあがらない。(^_^;)

チョコレートのムースが非常に繊細でやわらかく、
中のフレーズデボアやジュレも、切っているそばから
流れ出しそうで、かなり緊張でした。
傍らにお湯がないと、絶対に無理・・。

バニュルスの風味がかなり効いていて、
お酒に弱い方は、敏感に反応されたご様子。
中には、「その後の記憶が薄いかも・・」という方も?!
ポム・アールグレイ エーグルドゥース(日本橋三越)

りんごのコンポートをアールグレイ風味の
ホワイトチョコレートムースで包み、クリスマスらしい
切り株風のデザイン。

エーグルドゥースのケーキは、伊勢丹ですでに予約済みで、
どうしようかと迷いつつ、この味の組み合わせ、
私は絶対に好きだ〜と思って・・・
三越でも追加してしまいました。

それに、この、アイボリーに朱をピストレがけして、
赤いベリー類を飾ったカラーリングのセンス、
姿形のかわいらしさが、なんともいえない!

最近、小ぶりサイズのクリスマスケーキが多い中で、
これは、長さ24cmと、ちょっと長めサイズかも。
エーグルドゥースのケークは、細身で長い形だけれど、
なんとなくそれを思わせる、スタイリッシュな
ブッシュ・ド・ノエルです。

この、編みこみ模様のような木目の流線模様、
どうやって出していらっしゃるのかが、
気になって仕方ありません・・。

普通の三角コームでは、どう考えても無理・・?
こういう模様が描けるペーニュが?
いや、或いは、オリジナルの道具を
作っていらっしゃるかも知れない!

職人さんの相違工夫の素晴らしさには、
頭が下がる思いです。
断面は、このような感じ。
奥がイデミスギノのアメジスト。
手前右がラ・ヴィエイユ・フランスのビュッシュ・オ・ショコラ・プラリネ。
手前左がエーグルドゥースのポム・アールグレイ

ラ・ヴィエイユ・フランスは、切ってみたら、
こんなに細かい層になっているとは!
皆さん、驚きでした。

何層にも重ねたスクエア部分の上に、縦半分に切った
ロールを重ねているような形・・?
しかも、ロール部分がコーヒー風味、
土台部分がチョコレート風味と、味も異なるのです。

これは・・本当に手間がかかっているなぁ。
受取にちょっと調整が必要でしたが、
やっぱり、お願いできてよかったです〜!

メレンゲの、しっかり焼きこんだ、淡いカラメル色が
綺麗。サクサクして香ばしい!

ポム・アールグレイは、やっぱり、好きな味でした。
周囲のアールグレイ風味のムースは、
ホワイトチョコレートがベースで、まったりとして、
さわやかなのですが濃厚なコクがあり、
口の中で紅茶の香りが広がります。

そこに、酸味のあるりんごのジュレ。
まだ、ちょっとサクサクした歯ごたえも残した感じで、
それがまた好き。

その下の真っ白な部分は、ホワイトチョコのバニラクリーム?
ちょっとわかりませんでしたが、まろやかでとろんとしていて。

もう1つのバニュルスのビュッシュに比べると、
お子様含めて、幅広い年齢層の方に
楽しんでいただけそう。

その2に続きます。
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