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2015年5月31日(日曜日)
[ 22:16 ] [ 日々雑記 ]
   

 

今日は昨日に引き続き暑かったですねぇ。  晴れ  

梅雨を飛び越えて夏本番が来てしまったみたいな・・・、 

来月を待たずに「衣替え」で半袖ポロシャツで出歩きました。 ひらめき
 


 

最近読んだ本。 

  

辰巳芳子さんの「食に生きて 私が大切に思うこと」、新潮社刊。 

こしまきに「料理とは生命に向き合うこと、そして愛すること 

慈しむこと。 波乱万丈の人生90歳を迎えて辿りついた、 

「食に就いて」の結論―。 次の世代に渡したい食べることの 

本義」と書かれておりますが・・・、 

「いのちのスープ」だけではないいろいろな食に関する事の 

ひとつひとつに考えされられてしまいます。 

芳子さんの母、辰巳浜子さんが父、辰巳芳雄氏の介護の最後に 

「私は身体を使い切ってしまった・・・・・・」と言うくだりが 

胸に迫る言葉だと思う。 

私はこのくだりを読んでいる内に伊丹十三監督作品の 

タンポポ」のあるシーンを思い出しておりました。 

未亡人の経営するラーメン屋を立て直すメインのストーリーの 

他に食に関する独立したエピソードがちりぱめられた映画でしたが 

三田和代さんが演ずるお母さんが危篤で井川比佐氏演ずる夫が 

医者も妻の枕元にいる自宅に走って帰って来る。 

もう臨終も近いと告げられた夫は「そうだ、かあさん、飯だ」と叫ぶ。 

それを聞いた妻はよろよろと立ちあがり具材を刻み、焼き飯を作る。 

「出来たよ」と夫と子供たちに取り分け、皆が食べるのを見て 

微笑む妻はそのまま倒れ、医者が臨終を告げる。 

夫は泣きながら「母さんの最後の飯だ、みんな食えっ!!」と叫ぶ。 

私はこの映画のこのシーンを観て、そうだなぁ、昭和の母は 

なにかしらこんな感じだったなぁ〜っと思って涙が出た。 

明治の母や妻はもっとそうだったのかも・・・。