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2010年2月14日(日曜日)
[ 09:23 ] [ 料理人 ]
   
博多の小野シェフが糸島の漁師さんのところに買い出しにいって、アンコウを送ってくださることになった。あいにく東京にいなかったので、秋田に送っていただくことに。しかし、アンコウはさばいたことがない。ぬるぬるしてさばきにくい魚で、通常は「吊るし切り」という方法でさばく。そこで、今回は知り合いのホテルの料理長にお願いすることに。さばいた身(アンコウの七つ道具)をよこて発酵厨房「蔵ら」に持ち込んでくいしんぼう仲間を集めて食べることに。この日は横手のかまくらの前夜祭があるということで、氷点下の街にくりだす人影も多く活気付いていた。
先付けに、「アンコウの供和え」。肝が小さめだったので、鍋に入れず、刻んだ身といっしょに味噌を加えて和える。これは絶品。現代の名工たちも唸るうまさだった(笑)。
お次は、ひとむ初体験の「アンコウのお造り」。昆布締めにしてある。見た目はタコのようで身も柔らかそうにみえるが、プリプリとした弾力がある。もみじおろしと、貴醸醤でいただいた。いやーーーああ!日本酒をくれーーーーーって叫びたくなりました。酒瓶が目の前にあるのですが、本日は車なので断念!(泣)。

「アンコウのから揚げ」。コラーゲンたっぷりの身に衣をつけてサクッとあげる。程よい塩味がきいてうまい。骨にへばりついた身をはがしながら、口の中でよく噛んで味わう。思わず酒瓶に手が動きそうになるのを必死で食い止める(笑)。
ラストは本日のメインディッシュの「アンコウ鍋」。身や内臓をたっぷり盛り合わせる。キラキラと輝く身に心が吸い込まれそうになる(笑)。身もプリプリ、部位の名を忘れましたが、コリコリ骨の周りについた身、内臓?の食感が最高でした。小野シェフ、漁師さん、萩原料理長、山本料理長、多賀糸社長、小川シェフ、多くの人たちのご協力を得て冬の豪快な鍋を楽しませていただきました。この場をお借りして、お礼申し上げます。ありがとうございました。