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2009年8月31日(月曜日)
[ 09:43 ] [ 発酵食品 ]
   
「なしじげ」???
秋田県南部では、ナスの漬物をこう呼ぶ。
夏の風物詩のようなもので、
これを食べないと、なんだか夏らしくない。
畑からとってきたばかりの小ナスを早速つけてみることに。

用意するものは、残りごはん、塩、砂糖、みょうばん
ご飯でつけもの作っちゃうなんて?とお思いでしょうが、
これまた簡単でおいしいのです。
ご飯に水を足して、お粥を作ります。
お米の粒がドロドロとした硬さで残るくらいが目安です。
1合のご飯に、塩40g、砂糖60gです。
これをおかゆに入れてよくかき混ぜて冷まします。
この分量で、1kgのナスを漬け込むことができます。

ナスはへたを取って洗い水気を切ってから、
みょうばんを全体的に振りかけます。
量が多いと渋みが出てしまうので、
表面にさらっとなじむぐらいで大丈夫です。
少しおいてから塩を少々振りかけ、
全体をもう一度かき混ぜます。
両手つきの鍋に入れて振ると簡単です。
この状態で5分待ちます。
そこへ、先ほどのさましたおかゆを混ぜて手でこねます。
みょうばんがいい感じの色合いを出してきます。

これを木桶に移して、重石をかけて二日間待ってできあがり。
乳酸菌発酵の「ちから」で、ナスはおいしい「なしじげ」になります(笑)。
ポリ容器やビニール袋でも試しましたが、やはり木桶が良いようです。
密閉されず、乳酸菌の繁殖も旺盛なのでしょうね。
ぬか床を作って作るより断然簡単でおいしいです。

お粥の中に、ミニトマトも入れてみました。
こちらは、重石をせず、ビニールの袋に入れて。
一口食べたら、ブドウのような味がしました。
乳酸菌の力って不思議ですね。
塩と砂糖の割合はお好みですので、
皆様も、ぜひお試しを。

2009年8月28日(金曜日)
[ 19:44 ] [ 人夢の料理 ]
   
母もだいぶ元気になり、食欲も出てきた。
運動不足解消に、散歩したいと言い出したのだが、
まだ心配なので、庭歩きだけにしてと。
お花がきれいだったので摘んできたと、
自分で一輪ざしに飾る。
朝早く親戚のおばさんが採れたての枝豆を持ってきてくれた。
すぐに洗って、塩をもみこんでから1時間おいてゆでた。
実にうまい!しかし、母にはこれは無理だ!
なんとか、このおいしさを味わうことができないだろうか?
そこで、ミキサーに入れて粉砕することにした。
そのままだと、うまく回転しないので牛乳を入れる。
粉砕した枝豆を布巾で絞って漉す。
結構な力仕事だが、おいしいものを作るのに手間を惜しまず。
丁寧に越して、枝豆のエキスを凝縮させる(笑)。
絞った液体の分量を計量し、1/10の吉野本葛を水溶きして加える。
鍋に入れて弱火で10分ぐらい練り込む。
ここで焦ってはいけない。
ゆっくり、心を静めて丁寧に練り上げる。
そうするとなめらかな触感が得られるのだ。

器に入れて粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やす。
この器1杯分を作るのに、枝豆を100g以上使う。
結構贅沢な食べ物だ。
窓辺に秋風を思わせる涼風がそよぐ。
濃厚な枝豆の味に母の口元も微笑む。
2009年8月25日(火曜日)
[ 19:40 ] [ 人夢の料理 ]
   
カニの次はイカです。
ゲソと肝をはずしてさっと水洗いしたら、
切り込みを入れて七輪に。


足のほうからいい香りがしてきます。
おいしい湯気がほんわりと出てきたら食べごろです。
ナイフでザクザクと切って、オリーブオイルとレモン汁をかけていただきます。これは、さっぱりとしていて、白ワインとかあったら最高ですね(笑)。

ゲソや肝はどこに行ったの?というご質問にも、
きちんとご期待通りおいしいものに仕上げました(笑)。
酒&みりんに醤油を少し混ぜ、ゲソと肝を和えます。
こちらはフライパンでじっくり加熱して柔らかいうちに食べます。

茶碗が小さいのでは?というご指摘も受けましたが(笑)、
カニもイカもホタテも、いろいろ食べ比べるのには、
小さい茶碗が都合が良いのです(笑)。
皆様もおためしを。
2009年8月23日(日曜日)
[ 20:08 ] [ ノンジャンル ]
   
朝起きたら、玄関に木箱に入ったスイカが2個。
誰だろう?
ひとむの実家では時々このようなことがある。
誰もメッセージを残さないで置いていく。
母は、その所作でだいたい見当がつくらしい。
しかし、この木箱のスタイルは初めてだとか。
結構つくりのしっかりした箱。
プロの仕業とにらんだ。
案の定、大工さんの親戚の人が持ってきたことが判明した。
早速、半割りにして冷蔵庫で冷やす。
お昼を食べてからデザートにスイカを食べて昼寝をする。
最高に贅沢なシエスタだ!(笑)。
「毎日大変だべから、花火でも見でくるだ!」と母が勧めてくれたので、大曲の花火大会を見物に行った。大曲の花火大会は全国的にも有名で、全国の花火師たちが腕を競う競技会でもある。今回は68万人ぐらい見に来たらしいから、秋田県の3人に2人は見に来たことになる。

ひとむは、人ごみが苦手なので、少し離れた河川敷で見物することにした。到着したころは、人影もまばらで、夕暮れに鱗雲が美しかった。
目の前では、地元のオジサンたちの焼肉パーティが始まった。
花火が上がってから、音が聞こえるまで5秒ぐらいかかる。

近くで見る花火も迫力があるけれど、
遠くから眺める、夏の夜空の花火。
なんとなく、こちらのほうが好きです。

2009年8月22日(土曜日)
[ 11:44 ] [ 人夢の料理 ]
   
八戸で食べた晩ごはん。
蟹の身をほぐし、蟹味噌と一緒に和える。
みりん、酒、刻みねぎとともに。
甲羅が焦げないように、アルミホイルで包み、
七輪にのせる。
ほどなく、良い香りが立ち込め、味噌がフツフツと沸き立ってくる。

それを、温かいご飯にのせていただく。
イカ刺し、ホタテ刺しとともに。
ああ!たまらん。
2009年8月21日(金曜日)
   
昨日、母は退院しました。
くしくも、80歳の誕生日の日に。
久々に家に戻り子供のようにはしゃぐ母。
記念撮影をしようか?とカメラを向けるとVサイン(笑)。
80年間生きていて一番うれしい日になったのではないでしょうか?

お祝いの「泡」を買ってきまきました。秋田県横手市大森町産のぶどうで造るスパークリングワイン。寒い地域での栽培に適しているリースリング種のぶどうを使ったワイン。昨夜はこれを一気に空にしてあげました。もちろん、母は飲めませんでしたが、かわりにひとむがたくさん飲んだのです。ご褒美に(笑)。
ともかく一段落はしましたが、これからの生活も大変です。
当面は、ひとむは病人食を作るシェフに徹します(笑)。
2009年8月20日(木曜日)
[ 08:39 ] [ 市場を楽しむ ]
   
東京でお盆中にたまった仕事を片付け、今度は義父の墓参りのために、青森にトンボ返り。日曜日の夕方に東京を出発。お盆の高速道路料金¥1000の最終日。逆方向なので、たいした渋滞もなかったが、その日の12時までは¥1000ということで、可能な限り遠くまで行こうと車を走らせる。最近高速での往復回数が多いので、少しでも節約と思い、ろくに食事もとらず、ひたすら北に車を走らせる。仙台を通過して古川ICに到着したのは12時10分前。ETCゲート(¥1500)を通過した後、すぐさまETCゲートから高速に戻る。さすがに400kmぶっ通しは疲れる。残り300kmあるので長者原SAで仮眠をとって翌朝八戸に向かう。

八戸自動車道に入ると霧がかかり視界が悪い。そんな中を猛スピードで追い越していくワンボックス。大丈夫なのだろうか?出口に差し掛かったところで事故情報。前方に事故車両があるこの案内表示を発見。交通量が少なかったが、パトカー2台止まっていた。その先に、先ほどのワンボックスが大破して無残な姿に。あな恐ろしや。搭乗者はいなかった。すでに搬送されたのか?しずしずと八戸ICに向かう。ETCゲートを通過すると「料金は1000円です!」のアナウンスが。思わずラッキー!!と声に出てしまった。月曜日の午前0時前にETCを通過しておくと、¥1000円割引は有効だったのね!はたして、月曜日の何時までこれは有効なのだろうか?これを知っていたなら、古川ICで途中下車する必要もなかったということか?

ルンルンとしながら、高速を降りて一般道に向かう。一般道にはいった直後に、警察の検問が待ち受けていた。「止まれ」の旗を持った警察官が近付いてくる。ヤバイ!減速はしていたけど80km/h近くでていたかも。あわててブレーキを踏み停止モードに入ったら、もう一人の警察官が赤色棒(正式名称は?)を振り回し「行け!」と促す。どうやら、「獲物」は一般道を直進してきた後続車のようだった。ほっ!お溜息をついた。短時間の間に天国と地獄を何回も見せられたような気分だ(笑)。

ETC割引が有効だったために、料金が¥10000円以上も得した。こういうときは少々気が大きくなってしまう(笑)。八戸ICから10分ぐらいのところにある「八食センター」に足を運んだ。日本有数の八戸漁港であがる鮮魚が買える市民市場だ。お盆はパニックになるぐらい込む場所だが、車の数が少ない。ここで、義母さんにおいしいものを買って食べさせてあげようと仕入れを開始した。購入したのは、ブドウエビ6尾、殻付きホタテ9枚、スルメイカ5ハイ、つぶ貝1kg、ゆでたて毛ガニ1パイ、そして、お土産にいちご煮3缶。これだけ買っても¥10000円でお釣りがきた。ETC割引は八食センターに大いなる経済効果をもたらした(笑)。

到着したら、早速仏壇にお線香をあげる。義母も元気でなにより。七輪に火をおこして魚介の下準備。新鮮なものは、まずお刺身で。ブドウエビを向いて、イカとホタテを薄く切る。どの素材も「甘い」。ブドウエビは本当に葡萄の色をしているんだね(笑)。
つぶ貝は殻をトンカチで叩き割って身を出す。余分な部分を取り除き、水で下洗いしてからたっぷりの塩で揉んでヌメリをとり串にさし、ブドウエビの頭といっしょに焼く。香ばしさと、磯の風味が、煙といっしょに鼻をくすぐる。待ちきれなくてビールを開けて、香りをつまみに飲む(笑)。
ホタテも貝柱と紐を別々に分けて下処理。紐はみりんと酒に漬けこんでから焼く。貝柱もさっと火をとおしてからバターを加え香ばしく仕上げ、最後に醤油を少々たらす。
さあ!食べて食べて!とホタテが手招きしている。夏休みが始まったような感じだ(笑)。
おいしさは、まだまだ続くよ。お楽しみに。
B食店情報
・店名 : 八食センター(八食センター)
・ジャンル : その他
・住所 : 青森県八戸市川原木字神才22-2
・TEL : 0178-28-9311
・営業時間 : 9:00?18:00(市場)飲食ゾーンは19:30まで
・定休日 : 水休
・最寄り駅 : 八戸駅より100円バスで10分
・キーワード : 食のワンダーランド
・友人・同僚 / デート / 宴会 / 家族・子供 / 一人
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2009年8月19日(水曜日)
[ 07:06 ] [ 料理人 ]
   
お盆は東京に帰っていました(いつもと逆:笑)。
田舎のことは、帰省中の弟たちにまかせ、
東京に戻って、たまった仕事を片付ける。
決算書類の提出もあり、目が回るような忙しさが待っていた。

当然、料理も作る暇もなく、外食に頼る。
三軒茶屋においしそうな店を見つけたので行ってみた。
店の前には、こんな看板があった。
店の「意気込み」が感じられ、
なんだか、とても期待できそうだった。

炙りしめサバを頼んだ。
しめサバを切って、客の目の前でバーナーで炙ってくれる。
大抵の皆さまはデジカメを向けてしまうシーンだ(笑)。
皮目こんがり焼けて、中身レアでおいしそうだ。
これは、早速日本酒を頼まねばね!(笑)

もう一つの名物は、「磯焼き」
北海道や秋田から新鮮素材を取り寄せている店だ。
七輪に昆布を引いて、そこに軽く下味をつけた魚介を乗せて焼く。
昆布のトロトロがでて、フツフツしてきたら食べごろ。
お刺身用なので、レアでもOK!
これまた、日本酒が進む。
たべおわると、昆布を小さく切ってくれるサービス。
これで、また日本酒が進んでしまう。
いったい、どれぐらい飲むの(笑)?
【この店の良いところ】

最初の日本酒に、福井の黒龍を頼んだが、コップ半分ぐらいしかなかったので、追加の酒を探しに行ったら在庫切れ。この分はサービスで飲んでくださいと。ゴックンと一口でいただく(笑)。

次に、秋田の刈穂を頼んだが、こちらも、コップのぎりぎりで、一升ビンがエンプティ!「さっきの分があるから、これでもいいよ!」というと、おねえさん「いやいや!これでは申し訳ない」と、新しい刈穂を封印切りして、皿まで並々とあふれさせてくれた。なかなか気風のいい姉さんだ。すっかり気に入ったぜ(笑)!

締めに焼きうどんを頼み、勘定を済ませ店を出る。お姉さんが見送りに出る。「ありがとうございました!」という軽快な声を背中で聞きながら、店の階段を降りる。降り終って振り返ると、お姉さんはまだお辞儀をしたままだ。
すばらしい!ここまで真剣に仕事をしている人を最近見ていなかったので、久々に感動。

三軒茶屋の駅からは少し離れているけど、お味とサービスは抜群だ!
お近くの皆様、ぜひ、足を運んでみてください。
B食店情報
・店名 : はたけん家(はたけんち)
・ジャンル : 居酒屋
・住所 : 東京都世田谷区上馬1−32−10-2F
・TEL : 0066-9672-2177
・URL : http://gourmet.yahoo.co.jp/0007826778/
・営業時間 : 月〜日 ディナー 17:00〜翌3:00
・定休日 : 無休
・最寄り駅 : 三軒茶屋
・キーワード : 三間茶屋の雑踏を離れひっそりと佇む本格居酒屋
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