記事
[ 総記事数:1946件 ] [ RSS2.0 ]
前のページ | B食LOGトップ | 次のページ
2009年7月29日(水曜日)
[ 16:34 ] [ 人夢の料理 ]
   
母は本日入院しました。
ぜんぶ自分で入院の準備して、
手術前の説明書も何度も読み返して、
同意書にも自分でサインして。

病院の受付で昔の知り合いに会い、
待っている間に長話。
その人も大きな病気をしたけど、
いまは元気に過ごしている。
母も勇気づけられたようだ。


前の日の夜、食べたいものがあるかと聞いたら
「煮しめ」がたべたいと。
もちろん、煮しめも作ったけれど、
もう一品。
「煮大根・海老そぼろあんかけ」を作った。
大根が少し固かったようだけど、
一言「うみゃ!」と言ってくれた。
2009年7月28日(火曜日)
[ 08:00 ] [ ノンジャンル ]
   
六瓢箪

秋田に帰ると、昼食をあわただしく茶漬けで済ませ、母を伴って神社へお参りに。手術の無事成功を祈願しにいきたいと言い出したので、二人で車にのって近くの神社へ。「三十番神」という、野原にぽつんと立つ小さな神社であるが、この場所は小さい時の思い出がたくさんある。

神社の横には野球グランドがあり、母に連れられてサーカスを見に来たことがある。サーカス小屋の大きなテントと、その中に象がいたことを覚えている。生まれて初めて見る象は恐ろしく大きかった。幼稚園に入って、この場所で運動会があった時のことを思い出した。運動会があることを家族に伝えるのを忘れてしまい、お昼にお友達の家族が応援にきて、みんな一緒にお弁当を食べているのに、自分だけひとりぽつんと取り残されて、とても悲しい思いをしたことを記憶している。今思うとなんてアホな子なの?と思ってしまう。

いつの日だったか、無くなった祖母と二人でおにぎりを持って、この神社の脇で食べたことを思い出した。おにぎりは2個。黒塩胡麻と焼き味噌にぎり。慌てて食べて喉を詰まらせてしまった。水筒の水を飲んで、背中をぽんぽん叩いてもらって「もっと、ゆっくりけー」と言われた。もう一度しっかり噛んで食べたおにぎりはとてもおいしかった。あの味は一生忘れないだろう。母も同じ味で育っているので、時々あの味が懐かしいと言い合っている。

お参りが済むと、もう一軒行こうと母が言う。おいおいハシゴかよ!飲み屋に行くような勢いで2軒目に。お次は、祖母の家の近くの「佐々木神社」へ。「佐々木」なんて普通の人の苗字がついた神社なんて変わっている。ここは幼稚園の裏にあった神社なので、よく遊んだ記憶がある。母も昭和22年の雄物川の大洪水の時に、船でこの神社に避難したと話していた。庚申様にもお祈りすると言い出したので、母の手をひいて、佐々木神社の脇の道の悪いところを降りていく。空は黒雲で覆われ小雨が降っていたのだが、庚申塚の前で手を合わせると、突然雷が鳴り出し、激しい雨が降り出した。傘は1本しかなかったので、母の体を濡らさないように覆う。おかげでひとむは背中がびしょびしょ。傘で覆いながら倒れないように押さえた母の肩が妙に小さかった。昔はよくおんぶしてもらった大きな肩だったのに。

家に帰るか?と聞くと、もう一軒いいか?と尋ねる母。「友達に会いてえ!」と言う。少し離れた山の麓の村に向かう。村の入口の道を右に曲がった大きな建物だ!という母。ハンドルを右に切って曲がるとギョッ!とした。そこには大きなお寺があった。神社の次はお寺かい?母の友達というのは、そこのお寺の住職の奥さんらしく、懇意にしてもらっているので挨拶がしたいと。出がけに母の友達から電話があって渡したいものがあると聞いていた。その渡された物とは、「六瓢箪」。六つ連なった瓢箪は六瓢(むびょう)箪と呼ばれ、 無病息災の縁起物とされている。住職の奥さんは、ひとむの母のためにこの六瓢箪を作ってくれたのだ。3人はお寺の脇にある観音堂に向かい、住職の奥さんは自分の作った六瓢箪を観音像の体にしっかり擦りつけてから手を合わせて祈った。「これで大丈夫だ!がんばれよ!」そしてそれを母に渡す。住職も同じ病気を患い入院したことがあるらしいが、今はピンピンして大好きなビールを飲んでいるとか?そんなこととは知らず、ひとむは、母がお世話になっているお礼にと、ビールの詰め合わせのお中元を買って置いてきた。

帰り道の車の中で、母は六瓢箪を握りしめながら、
吹っ切れたような笑顔で言った。
「ああ!すっきりした」
2009年7月27日(月曜日)
[ 02:28 ] [ MEMO ]
   
人夢の料理情報

過去の記事が見やすいように、ブログ一覧をご用意いたしました。
詳しくは、こちらをご覧くださいませ。

深夜ですが、これから秋田に出発です。
2009年7月25日(土曜日)
[ 07:42 ] [ ノンジャンル ]
   
ここのところの秋田←→東京の往復は、実は母が病気で何度も実家に帰っている状態である。検査も終わり、来週入院してすぐに手術することになった。予定が一か月早まり、心の準備もせずに告げられたので、ばたばたと時間が過ぎていく。

高齢なうえに、胃を全摘出というので、不安が多い。
胃を取るということで母も覚悟を決めたようだが、
「取る前にくいてえものはねえか?」と聞いたら、
「和菓子がくいてえ!」という。

町中いろいろ店を探して、季節の和菓子を買ってきた。
普段あまり食べることもなかったようだが、
母は色とりどりの和菓子を、子供のように喜んで食べていた。
(写真を撮れなかったので、ひとむ手作り和菓子で写真は代用)

食べたいものが食べられなくなるのも悲しい。
元気になるまで食事をいろいろ考えてやらなきゃね。

「あんまりくよくよ悩んでもしかたねーべ」
「んだなー、おらもがんばるべ!」
力無い笑顔で母はひとむに言った。

当分、大変な日が続きそうだけど、がんばるしかない。
ああ、それから、晩ごはん倶楽部ですが、
今月は中止にさせていただきます。
当分、お休みさせていただくと思いますが、
お申し込みいただいた皆様、申し訳ありません。
2009年7月22日(水曜日)
[ 20:29 ] [ おいしい食べ物 ]
   
本日は皆既日食のある日であったが、車に乗って秋田に向かう。しかし、なんだかそのまま進むのに気が引けて、途中のPAで休憩。しばらくして出発したのだが、途中で発煙筒の煙と赤い炎を発見。何事が起きたか?白石ICの出口で、「通行止め」の案内が出ていた。事故は二か所で発生したらしく、ちょうど皆既日食が始まったころだろうか?もう少し先を走っていたら巻き込まれていたかもしれない。ひとむは度々このようなことに遭遇するが、気が付くとタッチの差で難を逃れている。いつも神様の御加護には感謝している。

とういうわけで、余儀なくルート変更。国道4号線は渋滞することが予想されたので、蔵王方面に向かい、川崎ICから山形道に入ることに。その後は順調に進んだが、途中で腹がすいたので、山形ならば蕎麦を食うべしということで、村山の蕎麦街道に向かう。向かった先は、最上川川下りの船着き場のある「リバーハウスはやぶさ」。ここの「はやぶさそば」なるものを発見。道の駅で入手したパンフレットによると、ここの蕎麦は「寒ざらし」が特徴で、晒しそば特許第3773180号そば加工法と記されている。特許を取るほどのそばとはいかなるものか?興味がわいたのでふらふらと車を走らせてみる。店の前で出迎えてくれたのは、傘をかぶってとても愛嬌のある熊の剥製。ひょうきんな表情がドライブの疲れを和ませてくれる。
メニューに「板そば」「はやぶさそば」と書いてある。「板そば」は箱に入っているが、このスタイルは新潟の「へぎそば」に似ている。茄子と胡瓜の漬物がおまけで付いてきたが、これまたおいしかった。
「板そば」「はやぶさそば」の違いを訪ねると、ベースは一緒だが、「はやぶさそば」は、山菜、鶏肉、なめこ、大根おろし、ネギなどが入った別皿が用意された。これにつけだれをかけていただくのである。そばは太めでしっかりとした感じ。アルカリ水と寒風でアクを抜いているということで、粉のうまさを感じさせるピュアな味わいである。ちょっと、甘い感じがした。
付け合わせには、蕗の煮付け、薇の胡麻和え、隠元の煮付けなど、それぞれ手が込んでいて、やさしい三種の味わいが楽しめる。
芭蕉の句に「五月雨を、あつめてはやし、最上川」という句があるが、平日の午後ということもあり、客もほとんどなく、すぐそばを流れる最上川の流れはゆったりとしていて、それに合わせるように時間もゆっくり過ぎて行った。結構なボリュウムだったので、食べた後には座敷で川風に吹かれながら昼寝をしたい気分だった。皆既日食の日に、ひょんなことから予期せぬ寄り道をして、風流なそばをいただくことができたことに感謝。
B食店情報
・店名 : リバーハウスはやぶさ(りばーはうすはやぶさ)
・ジャンル : 和食-うどん・そば・麺類
・住所 : 山形県村山市富並625
・TEL : 0237-57-2201
・営業時間 : 10:00-18:00
・定休日 : 年中無休
・キーワード : 晒しそば
B食店ページへ

2009年7月21日(火曜日)
   
嫉妬することを「やきもちを焼く」と言いますが、どうしてでしょう?
ぷーっと頬を膨らませて怒っている様子が、焼いた餅に似ているからでしょうか?しかし、嫉妬を顔に出さず怨念としてしまいこみ、五寸釘に藁人形なんて怖いです(笑)。

横手界隈では定番の「やきもち」
中に「あんこ」がはいっています。
皮は薄めでほんのりと焦げ目があるのがおいしいです。
お土産に買っていったオフィスの女性もパクパク
家に買っていいったら、母もパクパク
女の人って「やきもち」が好きなんですね(笑)。
2009年7月19日(日曜日)
[ 11:51 ] [ 人夢の料理 ]
   
朝、市場に行って鯵を仕入れてきた、三枚におろして味噌と薬味でたたいてなめろうを作った。
このままでもおいしいのだが、本日はさらにおいしくなる食べ方を
例の如く、七輪の炭火でさつま揚げとメンゾンカイザーのバケットを焼く
そして、バターを塗るが、ただのバターではない。
北海道赤井川村にある中山牧場のプレミアム発酵バター
牧場で生産されるフレッシュな生乳を使い、手作り少量生産の限定品。
バターが少し溶けたところで、なめろうをのせる。
季節がら、枝豆をトッピング(笑)
香ばしいバケットにバターの味が深みを与え、乗せられたなめろうは口の中にはこばれていく。ご飯にトッピングもおいしいけれど、一口サイズのバケットは食べやすく、程よい硬さが、なめろうとの柔らかさとのコントラストを強調し、口いっぱいにおいしさを広げてくれる。ここで悩むのは、日本酒を飲むべきか?ワインを飲むべきか?迷ってしまったので、結局両方試してみることにした。結果、どちらもあう(笑)
B食店情報
・店名 : 中山牧場(なかやまぼくじょう)
・ジャンル : テイクアウト・お取り寄せ
・住所 : 北海道余市郡赤井川村字落合478
・TEL : 0135-34-6711
・URL : http://www9.ocn.ne.jp/~yamafarm/index.html
・キーワード : プレミアム発酵バター
B食店ページへ

2009年7月18日(土曜日)
[ 06:33 ] [ 発酵食品 ]
   
横手市の飲食店で夕食をいただいたときに、おや!と思うものが出てきた。松前漬けなのだが、中にきざみトマトが入っていた。塩分も程よく緩和され、やわらかな酸味が味に広がりを持たせている。これって面白い組み合わせ!。最近なんでもかんでもトマトを混ぜてたべることをやっていたので、これは面白い発見。皆様も機会がありましたら、お試しを。
前のページ | B食LOGトップ | 次のページ