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2012年5月9日(水曜日)
   
 

B星赤 B星赤……….(かなりおすすめ)


竹芝にあるホテルインターコンチネンタル東京ベイのレストラン「シェフズ・ライブ・キッチン」のランチバイキングです。お世話になったブルーベランダのビュッフェ機能を受け継いで3月にオープンしたばかりのビュッフェ専門レストラン。「フレッシュ・ヘルシー・ビューティー」がコンセプトとのことですが、「品数いっぱい・おなかいっぱい・制限時間いっぱい」がモットーの私たちにはあまり関係のない話です。でも最新のホテルビュッフェということで、他店との差別化の試みも随所にみられます。
王冠蛇姫様のお言葉 「がんばれ佃シェフ!」

 

料金 3,800円(平日)、4,300円(土日祝) ※訪問日は平日。


アクセス 最寄駅はゆりかもめの竹芝で、直結しています。浜松町や大門からも徒歩圏です。

ロケーション お店はホテルの3階です。ホテルに入って右側のエスカレーターを上がってすぐ右手にお店の入口があります。以前のレポにも書いたとおり、このホテルには2階というものが存在しないのですが、実際の感覚としてはエスカレーターで2階へ上がるということになります。

お店に入ってすぐ左手にフルオープンキッチンのビュッフェカウンターがあり、料理がずらりと並びます。手前から、デザート、サラダ&前菜、パン、麺料理、お肉&お魚料理、スープ、カレー、ドリンクの順です。「ライブ」というわりには、いわゆる実演メニューはそれほど多くありません。オープンキッチンで調理しているところが丸見えですので、できたてを提供しているという部分も「ライブ」の意味に含まれているようです。 ビュッフェボードの奥がダイニングスペースで、一面が海の見える窓なので採光もよく、なにしろ新調されたインテリアですので気持ちよく食事できます。

初来店の場合、着席するとテーブル担当者から料理コンセプトなどの説明があります。そのこと自体は決して悪くないのですが、お話が少々長いような気がします。平日は時間制限がないのでさほど気にならないでしょうが、90分の時間制限が設けられる週末の場合はいかがなものかと。これからご紹介する料理の数々をご覧いただければ、1分たりとも無駄にできないことはご納得いただけるでしょう。

 

2012年3月2日にオープンしたばかりのお店です。 

佃シェフは同ホテル内のエイジアンテーブル、ブルーベランダなどで腕をふるってこられました。

   

写真だとちょっとわかりにくいのですが、

入口横の壁に埋め込み式モニターが三つ並んでいて、お店の情報などが流れています。

中央のモニターはキッチンの様子をライブ中継してます(写真右)。まさに「ライブキッチン」。 

 

入口を入ったらその奥がほんとの入口だった、という感じの造り。

(手前の通路はエレベーターホールも兼ねています)

 

席からの眺め。もちろん予約して伺いました。

海が見えるといっても東京湾ですので大海原が目の前に広がるわけではありません。

窓際席からはレインボーブリッジがよく見えます。訪問日は快晴でしたのでなおのことです。

 

開店祝いという勝手な名目で乾杯!


 

料理 

 

ファーストディッシュとして、胃を整えて食欲を増進させる

「コラーゲンたっぷりの美肌&健康スープ」が出されます。

佃シェフがわざわざサーブしてくださいます。これはなかなか粋な演出ですね。

ただしあえて注文をつけさせていただきますと、

飲む飲まないの選択権を与えない(※)という、いわばバイキングにおける禁じ手を使ったのですから、

もうちょっと少なめポーションでよいと思います(高カロリーのパイ包みですし)。

(※)「残す」という選択権はありますが、それは失礼というものです。

それと、パイ包み焼きの場合は開けたときのインパクトが何より重要ですが、

中は何の変哲もないクリームスープで、具もコーンとグリーンピースがちょろっとだけ。

対案を出せるほどの知識は持ち合わせていませんが、もうひと工夫ほしかったです。

 

さらに、ビュッフェボードに出ているスープが「桜風味の春色クリームスープ」というもので、

これ自体が個性的だしおいしかったわけで、ファーストディッシュが霞んでしまいました。

クリームスープがかぶるのって、やっぱりどうなんでしょ。 

 

と、のっけから難癖をつけてしまいましたが、

ご覧くださいこの前菜群、ホテルビュッフェの前菜はこうでなくっちゃという良い見本です。

便利な四分割皿に盛り付けたので、各パートごとにご紹介していきましょう。

(名称は実際の表記どおりではないのでご了承ください)

 

左:エビとキノコのマリネ、ローストビーフ入りシャキシャキ野菜サラダ、ポテトサラダ。

右:桜を散らしたエビと野菜サラダ、厚揚げ入り和風サラダ、おからと豆のサラダ。

 

左:鴨肉とレンズ豆のパテ、菜の花のブラマンジェ・ずわい蟹のせ、エスカベッシュ。

右:カプレーゼ、アボカドカクテル、サーモンタルタルのグラスサラダ。

一部の前菜を小皿で提供するというのは、ブルーベランダでもみられたスタイルです。

菜の花ブラマンジェが絶品でした。たとえ蟹がのってなくても絶品です。

 

拡大版の写真でピックアップするのはこの二品。

左:ローストビーフサラダ。ブルーベリードレッシング(スタッフおすすめ)の色合いに注目。

ドレッシングは全6種、トッピングもいろいろあります。

右:鴨肉とレンズ豆のパテ。いい仕事してます。

 

パンはヘルシーとは縁遠いデニッシュ系が中心。

クロワッサン、マフィン、アップルパイ、デニッシュロールなど。

余力があればどうぞ、といったところ。あ、余力ありすぎの私たち。

 

温菜も充実してます。でも前菜と比べると、ヘルシー色は薄まってます。 

 

左:ポークフィレ肉のフルーツソース、温野菜&パスタ、小海老フライ、マカロニグラタン。

右:白身魚のヴァプール、キングサーモンのトマトケッパーソース、ラタトゥユ、ニョッキのそら豆ソース。

 

実演で焼いてくださるお肉が二種。

左:パリパリチキン。四種の塩(ローズマリー、チリ、レモン、炭)でいただきます。

右:国産牛ステーキ。ソースは和風おろしで、マッシュポテトが添えられます。

ステーキはおいしいです。でもこのメニューは最近になって追加されたもの。

裏を返せば、ランチとはいえ3,800円もするのにステーキすらなかったということ。

コスパ的にはあって当然の品でしょう。

 

左:唯一の中華、小龍包と海老餃子。 右:蒸し野菜。

蒸し野菜のソースはバーニャカウダとハニーマスタード(写真)の2種。 

 

実演の麺料理。

普通のうどん(写真)ときし麺があり、だしもしょうゆと味噌(写真)があります。

トッピングもいろいろで、水菜、油揚げ、あさつき、蒸し鶏、挽肉、てんかす、七味など。 

 

締めはやはりカレーで。

エキゾチックな感じの、とてもおいしいカレーです。

定番のらっきょう以外に野菜ピクルスも置いてありました。

佃シェフはエイジアンテーブルにもいらしたのでエスニックはお手のもののはずですが、

そのてのお料理はこのカレーのみというのはなんともさみしい限り。

(ブルーベランダのときは洋食レストランにもかかわらずエスニックテイストのものも作られてます)

エスニックの生命線ともいえるハーブ&スパイスはこの店のコンセプトにつながるものですし、

今後はぜひ取り入れてほしいと思います。



未食の品:ハンバーグ・デミグラスソース、チョコデニッシュ。


デザート 

 

さて、食後のお楽しみですが・・・

そのほとんどが野菜スイーツです。コンセプトに忠実です。

お店に入ってまず目に飛び込んでくるのが、ビュッフェボードのデザートコーナーなのですが、

これがあのウェスティンのテラスのデザートアトリエ風な感じで、期待値も俄然急上昇!

で、肝心のお味なのですが、正直申しあげて好き嫌いがはっきり分かれる味。

およそ万人向けとはいえません。

コンセプトからして、この店のメインターゲットは女性です。

その女性を喜ばせるためであるなら、定番系のデザートを中心とすべきです。

その中に季節感のある野菜スイーツが何品か組み込まれているといった構成のほうが、

それらはより引き立つでしょう。

 ヘルシーデザートを思考錯誤の末に編み出し、一生懸命手作りしてくださったパテシィエの方には

失礼であることは重々承知のうえ、あえて提言させていただきます。

 

左:ブロッコリーシュークリーム。右:生姜とライムのチョコタルト。

ブロッコリーシューはどうしても青臭さが気になってしまいます。

シュークリームが食べたかった蛇姫様にとっては残念な結果となりました。

せめてノーマルタイプと二種類揃えていてくれればと思わずいられませんでした。

一方、チョコタルトは生姜がよいアクセントになっていて、おいしくいただけました。

 

左:人参とオレンジのムース。 右:豆腐ティラミス、ガトーフランボワーズ。

フランボワーズは唯一の「普通のケーキ」。でも業務用っぽい感じです。

 

まあ、なんやかんや言いつつ、全部食べとるわけです。 

 

左:和三盆パンナコッタ。 右:桜と抹茶のロールケーキ。

パンナコッタは和風な感じですが無難においしくいただけます。

ロールケーキは季節物とのこと(※GW前の訪問です)。

 

左:紫芋のブリュレ。 右:トマトゼリーと桜プリン。

ブリュレはブリュレと思って食べない方がよいかも、おいしいんですけど。

トマトゼリーは色からして謎な感じ。

桜プリンも季節もののようですが、これが一番おいしかったのでまさかのリピート。

リピートしたんだから終わりだろうと思ったら大間違い。

 

実演デザートはコールドストーンアイス。

アイス4種、トッピングやソースもいろいろ用意されていて、お好みの組み合わせでオーダーできます。

ストロベリーとバニラのミックスをドライフルーツ入りで作っていただきました。結構なボリュームです。 

 

ヘルシー系のアイスも数種類あります。こちらは実演ではなく、ミニグラス入り。

写真のわさび菜シャーベット、ゆずシャーベット、人参シャーベット、桜アイスなど。

一番食べにくそうなのを試してみましたが、やっぱり食べにくいです。

抹茶は別格として、緑色のものといいますか、葉っぱ系をスイーツと合わせるのは難しいのかと。



ドリンク 

 

 

コーヒー、紅茶、烏龍茶、ハーブティー、ジュースなどをフリーで。

コーヒーマシーンで泡立てエスプレッソも飲めます。

 

食後イメージ



訪問時期 2012年度・春


地図
B食店情報
・店名 : シェフズ・ライブ・キッチン(しぇふず・らいぶ・きっちん)
・ジャンル : その他
・住所 : 東京都港区海岸1-16-2
・TEL : 03-5404-2246
・URL : http://www.interconti-tokyo.com/second.html
・営業時間 : 6:30(土日祝7:00)〜22:00
・定休日 : 無休
・最寄り駅 : 竹芝、浜松町、大門
・キーワード : ランチバイキング、ディナーバイキング、フレッシュ・ヘルシー・ビューティー
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