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2007年4月16日(月曜日)
   
オーストリア菓子の中でもポピュラーなケーキの1つカーディナルシュニッテン。
カーディナルは枢機卿を意味します。

枢機卿って…?と思いますよね。漢字は難しいし、聞き慣れない言葉ですから。枢機卿(すうききょうと読む)はカトリック教会で教皇に次ぐ高位の教職の方をさします。

シュニッテンは、四角いという意味です。…と思っていたらROZARYさんによると「切る」という意味らしく、四角いお菓子を切った時に、こういう名称がつくのかな?
(丸いケーキを切ったプティガトーに、シュニッテンと名前がついているのは見たことがないので。)

ドイツ語も勉強しなくっちゃね^^
というか第二外国語はドイツ語でしたがほとんど覚えていません。
もったいないですね。

ドイツ、オーストリア菓子を見ていると、丸いケーキをカットしているか、長方形のケーキをカットしているタイプが多いですよね。

丸いケーキはトルテといい、四角いケーキはシュニッテンという言葉がつく場合が多いです。(ケーキに限らないのかな…?)

よく、カーディナルシュニッテンの、カーディナルについての説明で、枢機卿の衣服に模様が似ているから…。と聞いていたのでそう思っていたのですが、いろいろ調べてみると他の説もあったりして
どれが本当なのか?はまだ分かりません。

そもそも枢機卿の衣服は深い赤をしているそうで、「カーディナル」という言葉自体がその赤い色をさす言葉にもなっているそうです。
こちらのページに枢機卿の礼服の写真があります。


現在はコーヒークリームをサンドしているタイプが多いですが、古典的なカーディナルシュニッテンは、赤いジャム(ラズベリージャムかな?)をサンドしていて、その赤が枢機卿の服を表しているともいいます。
ちなみに黄色と白の生地縞模様はカトリックの象徴色「黄と白」を表現しているそうです。

一方生地の色が、枢機卿の帯に似ているという説もあります。

それから、そもそも枢機卿の衣服は決まっていないという説もあり(いろんなタイプがあるらしい)実際キリスト教にも通じていない私にははっきりわかりません。

オーストリアに行く機会があればいろいろと見て来たいなと思います^^(いつの日か…?)

写真はツッカベッカライカヤヌマのカーディナルシュニッテン。
香りのよいコーヒークリームをサンドしています。


こちらは、今年2月にオープンしたばかりのオーストリア菓子店「ナッシュカッツェ」のカーディナルシュニッテン。

季節にあわせて、暖かい時期でもすっと食べられるようなアレンジをしていました。
口当たりの軽い苺のムースと生クリーム、苺をサンド。
全体的にふんわり軽く、甘酸っぱいケーキで、オーストリア版ショートケーキといった感じでしょうか…?

※ナッシュカッツェは、田園都市線の江田駅から徒歩6分のところにできたオーストリア菓子店です。
伝統的なオーストリア菓子はもちろん、シェフがアレンジした(このカーディナルのように)お菓子に出会えます。
そして、こちらはユーハイム・ディー・マイスターのカーディナル。(商品名は不明ですが)

こちらは形が特徴的ですね。トヨ型に生地をしいたタイプ。サンドには生クリームと苺。こちらも春らしいかわいい雰囲気です。

生地は弾力があって口の中でふわふわっと感じる優しい食感です。

そういえばカーディナルシュニッテンはリリエンベルグでも販売していますよね。父の日にはワイシャツをイメージしたアントルメを販売していたと思うのですが、今年も販売するのかな?

実は私も以前カーディナルシュニッテン作ってました。
サンドしたのはカスタード、苺、生クリーム。
素材同士の相性はいいのでおいしかったです。

生地を仕込むのがちょっと難しかったです。
白い部分はメレンゲベースなんですが、このメレンゲがふわっと上がらないことが多くて…。黄色い生地の部分とバランスがとりにくかったです。
なので、このユーハイムのカーディナルを見たときには、綺麗に生地があがってるなぁ!とまじまじと見たものでした^^
仕込みにどんな秘訣があったのかなぁ…?

ちなみにオーストリア試食会には栢沼さんのカーディナルシュニッテンを用意する予定です。