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2005年7月8日(金曜日)
[ 09:50 ] [ THE板橋区 ]
   
たまには早く帰れる日は、きゅっと一杯やってから帰りたくなるわね。
焼鳥でも食べつつ、一杯ってステキじゃなくて?乙女のたしなみね。

そう言うわけで行きつけのここ!「駒八」へ。
んー、いつもと変わらぬショーウィンドウ。
もうすでに集っているイタバシーズ・ビジネスマン達が、わいわいと焼鳥を頼みつつ、談笑してるわ。
「楽天弱いなぁ。」
「小泉内閣ももうダメだよ。」
「奈良の布団叩くおばはんこえーな。」
「貴乃花、激ヤセって元が太りすぎだよ。」
・・・ああオヤヂ達の縮図ここに極まれり!

私もそんな会話をつまみに焼鳥をつまむわ。
この手前のつくねがね(もちろん手作り)、ごまが効いてて、ぷちぷちしてて、超まいうーなの!

ふと見上げると、馬刺しのポスター。

「山のようにおおらかで
雪のように繊細。」


このコピー惚れたわ!
頼むしかない!食べるしかない!
おお!
まさしく「山のようにおおらかで、雪のように繊細。」だわ!
しかも、安くて量も多いの。貧血の私の鉄分補給にピッタリね。誉めて遣わすわ。

ふと隣を見ると、和光市から通ってる御歳80+α歳のおねえ様。「おねえ様」と呼ばないとマジギレするの。女学校時代、もんぺはいて竹やりで訓練してたという話をよく聞かせて頂くわ。

「でもおねえ様、なぜ和光におうちがあって、家族もいらっしゃるのに、わざわざ板橋までおいでになるのかしら?」
「私はねー、結婚してずーっとここに住んでたのよ。ここには死んだ旦那との思い出がいっぱいあって、皆優しくて私に良くしてくれてたのよ。私はこの町が大好きなのよ。そうだよね、大将。」
表情を変えず、もくもくと焼鳥を焼きつづける大将、渋いわ。
「私はねー、あんたがこの世に出てくる前からここが大好きだったのよ。私は思い出に生きる未亡人なのよ!」
ああ、元気なおねえ様。

私もこの店に来るようになって20年近く経つわ。20年近く、この店の光景は変わらないわ。時間の止まった町、それが板橋の駅前の飲み屋なのかもしれないわね。自分の何かが変わっても板橋の飲み屋の中はそのまま。だからここには、タイムスリップにオヤヂ達が集うのかもしれない。
B食店情報
・店名 : 駒八(こまはち)
・ジャンル : 和食-郷土料理
・住所 : 東京都板橋区板橋一丁目北海前
・TEL : 03-3963-5593
・営業時間 : 17:00?23:00くらい?
・定休日 : 日祝
・最寄り駅 : 板橋
・キーワード : 焼鳥/レバー/馬刺し/レバ刺し/ベーコン巻き/サザエ
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